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北京情報 141 - 春節休暇 DAY3 -

2010年02月27日 13時47分32秒 | 北海道 / Hokkaido
3日目の朝、普通のホテルの朝食バイキングではまず見かけない甘エビ、いくら、ホッケ、シシャモ、ジャガバター、
蟹汁などを堪能し、朝風呂で温泉にも入り、市内観光へ。

  

ここで衝撃の光景に! 小樽の運河、北一硝子を訪れている観光客のほとんどが中国人なんです!

                     

何だか人が多くてうるさいなぁ~と思っていたら、聞き慣れた中国語が右から左から聞こえてくるではありませんか(笑)! 
中国観光客の皆さんは、元気一杯!皆で集合写真を撮り、沢山お土産を買い、楽しそうに観光していました。 
小樽の運河にいるのに、北京の亮馬橋の川辺にいるんじゃないかと錯覚に陥りました(笑)
やはり中国人が動く期間は凄いですね!

              

                         『LeTAO le chocolat』
                         小樽市堺町4-19
                         0134-31-4511

そんな小樽の街をふらふら散歩しているとセンスの良いチョコレート屋を発見!店内も明るく清潔感があり、
東京などにあっても全く遜色ないお店でした。 店内で試食してみると、小さなあられにチョコレートをコーティングしたお菓子が
とっても美味しかったので、北京のご近所さん&職場へのお土産として即購入!

 

                           『さかい屋』
                           小樽市堺町4-4
                           0134-29-0105

続いて、昔の保険会社を改造して20数年前からカフェを営んでいるという『さかい屋』で休憩。
昔から使っているカウンターや家具が良い色あいになっていて、センスの良い店内は、居心地がとてもいいんです! 

  

昔の金庫には雛人形が飾られていました。 店内ではコーヒーやケーキだけでなく「ぜんざい」などもいただけます。 
小樽の街を散歩して一休みするなら、このカフェは最適だと思います!

    

さて、小樽散策後、札幌に向かい、札幌到着後、『二条市場』へ!
市場で働いている人からは、『最近、日本人は財布の紐がかたいんだよねぇ~、高額の物を買ってくれるのは中国の人ばかりだよ!
言葉はわかんないけど凄いよぉ~!』と言う発言が連発!こんな所でも中国の勢いを実感しました!

    

せっかく市場に来たのでお昼ご飯は市場内の寿司屋で頂きました!こちらのお寿司屋ではランチセットが充実!
イクラ丼、ウニ丼、ホテタ丼の3つの丼と寿司、蟹汁が付いてきて何と2,310円!このお店でも中国語のメニューがあり驚きました。
恐るべし、中国観光客!

                     

二条市場からは散歩がてら地下街や時計台などをフラフラ散策してホテルへ戻り、少々休憩!
 
夜は、大学時代の親友が昨年10月から札幌転勤になったので、夕食を一緒に食べに行きました。
どうしても北海道のジビエが食べたくてお店を探したところ、残念ながら1/31で鴨やキジなどは禁猟との事!
でもエゾ鹿だけは大丈夫との事で、シェフが狩猟もやると言う『LePourquoi Pas』と言うレストランを選びました。

                   

                         『LePourquoi Pas』
                         札幌市東区北19条東16丁目4-27
                         011-785-5455

札幌の市内から20分程度北に行っただけなのに、凄く郊外に来た雰囲気(笑)! ひっそりとした住宅街の
裏通りにこのお店はありました。 店内は暖かい雰囲気で小さいカウンター席とテーブル席があり、こじんまりとしていて
中々居心地が良いお店でした。

  

料理は、北海道の食材を使用したものをアラカルトで選んでみました。
まず最初に『フォアグラの軽い前菜』が出てきて、その後、『カスベと新牛蒡のテリーヌ トマトジュレ 菜の花のクーリー』、
『真タチのフリット カブのピュレ』が出てきましたが、ヴォリュームもあり、これで一皿1000円台はリーズナブルですね。
北海道の素材をうまく使ったお料理でした。 

                     

続いて出てきた『すね肉と札幌黄の煮込み』は、ナイフを入れると崩れる位すね肉がトロトロで、ワインによく合いました。

             

そして、お目当ての『エゾ鹿とフォアグラのパイ包み』登場! 以前、ワイン会でもパイ包みをトライしましたが、
やはりプロが作ると綺麗ですね(笑)!焼き加減もバッチリでした。

                        

ワインの方は、残念ながらジビエを楽しむ様なワインは少なくで残念でしたが、かなり格安で
『Brougogne Hautes-Cotes de Nuit -Francois Lamarche-2006 』がリストに載っていたので今回はこのワインを注文しました。 
ラマルシェは、ロマネコンティとラターシュの隣合わせのグランリュの単独所有者で有名な造り手ですね。
明るいルビー色、チェリー、木苺、コケモモ、シナモンなどの香りで、まだ若い感じがしましたが、さすがはラマルシェ!バランスの良いワインでした。

              
            
昔話も盛り上がり、もう一軒行こうとなり、一度行ってみたかったススキノ附近のワインバー『Cantinetta Salus』へ!

              

                          『Cantinetta Salus』
                          札幌市中央区南3条西3丁目2-2
                          011-222-9003

壁一面に飾られたイタリアワインのセレクションといい、300~800円中心の気合の入ったつまみと言い、このお店は
想像していた以上に素晴らしいお店でした! カウンターに座り、ソムリエールの福島真理子さんにワインのセレクトを依頼。 

                     

彼女の選んでくれたワインは、『Nero D'Avola Passo Delle Mule -Duca de Salaparuta』。
『ラバの通り道』と言う変わった名前のシチリアワイン。ブドウはネロダヴォラ。 2004年から変更された新しいエチケットは格好が良いと評判です。

テイスティングした際、少し閉じ気味だったので『デキャンタしてみては?』と聞くと『デキャンティングするとこのワインは壊れてしまうので、
大き目のグラスに変えてみましょう!』と的確なアドヴァイス!このソムリエールは何者?と思って調べてみると、凄い方でした。
福島さんはイタリアで星付きレストラン、ワイン醸造所、ワイン販売などを20州全てで経験してきたと言う凄い方らしいのです!
非常に知性的で、サービスも押し付けがましい所は全く無く、笑顔が素敵で非常に心地良いサービスをしてくれました。

 

彼女にお勧めのつまみを尋ねた所、「レンコンとゴボウの揚げ物」『サバの自家製燻製』と言われたので素直に注文!
ゴボウの揚げ物は私も北京で作った事があり、土っぽい感じがワインにとても合いますよね。このお店のも
カラッと揚っていてとても美味しかったです!サバの燻製具合も良かったです。 しかもゴボウが300円サバが500円!激安ですよね。

                 

サバに合わす為に、再度、お勧めの白をグラスで頼んだところ、『Monteriva Bianco -Falesco- 2008』と『Capitel Croce -Anselmi- 2006』
が出てきました。 リーズナブルで良いワインでした。 

東京ワイン会メンバーでよく行く恵比寿の『インプリチト』も変態イタリアワインバーだと思っていましたが、
このお店もかなり凄いワインバーでした...もちろん、2店とも良い意味ですよ(笑)! 超お勧めのお店です!

札幌へ行った際はぜひ!
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