『君たちはどう生きるか』でしょ。
オススメの一冊はと聞かれたら間違いなくそう答えます。
それまで本を読むことが皆無だった私が、学生時代に読んだ岩波文庫の『君たちはどう生きるか』。
唯一、小説で線を引きながら読んだ一冊で、後にも先にも小説に線を引きながら読んだものはありません。
その『君たちはどう生きるか』が初のマンガ化。
発売されると知り、発売日直後に本屋さんに走ったわけです。
時代を越えてこのメッセージが生きていることは、本当にすごいことだと思う一方、ここで発せられるメッセージは普遍的なものなのだと感じます。
「君はある大きなものを日々生み出している」
「……僕が? ふっ何もないよそんなの……浦川くんみたいに豆腐を作れるわけじゃないし……」
「でも、ちゃんと生み出しているんだ」
「……?」
「それはなんだと思う?」
おじさんが唯一、答えを出していない問い。この答えはなんだろうと、学生時代に友人たちと議論した記憶があります。
久しぶりに、マンガという形で読み直した『君たちはどう生きるか』は、やっぱり生き方を問われました。
町田初の日本共産党都議会議員となったことをはじめ、本当にたくさんのトピックがあった2017年。自分自身が問われる一年でした。そして、しなやかな成長が必要だと強く実感した一年でした。
都民のみなさんとともに、地道に、大胆に、しなやかに歩んでいきます。
(写真は、長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)
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