日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

つながる鶴川(第116号)

2012-02-29 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 つながる鶴川の第116号ができました。

 今週のニュースは、まちだ青年のつどい、一般質問の内容、全小学校へのエアコン設置が計画より1年前倒し、「すべて知りたい原発のこと」など盛りだくさんです。ぜひ、ご一読ください。

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┏┓池川友一(日本共産党町田市議会議員)
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 【事務所】
 〒195-0061 町田市鶴川5‐10‐4
 電話・FAX/042(734)1116

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いまと未来を語り合う

2012-02-28 | 活動のこと

 26日は、講演会「すべて知りたい原発のこと」のあと、町田日本共産党青年・学生後援会主催の「まちだ青年のつどい」に参加しました。

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 吉良よし子参議院東京選挙区予定候補松村りょうすけ衆議院東京23区予定候補から、自己紹介と「なんで国政に挑戦しようと思ったか」の決意表明(内容は、吉良さんのブログ松村さんのブログでも紹介されています)。

 「日本共産党が政権をとったら『政治とカネ』の問題はどうするのか」「非正規をなくすためにはどうしたらいいのか」など、参加者から質問が出され、それに一つひとつ吉良さん、松村さんが答えていきました。

 その後は、いくつかのグループに分かれてディスカッション。私の参加したグループでは、働き方の問題、学童保育の現場の問題、高学費の問題、就活の問題など、多岐にわたる議論に。私も。保育園の待機児童の問題など、自分の身近な問題から政治をとらえる話をさせてもらいました。

 また、「実態を語り合い、なんでかを話し合い、どうすればいいかの知恵を出す」ことが大事だという議論にも。同じ世代の人たちといっしょに、実態を出し合い、政治を変えるために手をつないでいきたいと思います。

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 吉良さん、松村さんを国会に送るためがんばらねば。

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すべて知りたい原発のこと

2012-02-27 | 学んだこと、政策のこと

 ブログのバナーを変更しました。今回も、妻に協力をしてもらい、息子も登場して新しいさわやかな感じに。ニュースを発行するときにも「イラストがいいんだよね」と声をかけていただくことがありますが、描いてくれる妻に感謝です。

◆すべて知りたい原発のこと

 26日、母校の和光大学でおこなわれた小出裕章さんの講演会「すべて知りたい原発のこと」(主催・原発事故を考える町田市民の会)に参加しました。

 原発問題について、数多くの発言をしてきた小出さんの話を聞きたいと、町田市内外からたくさんの方が会場に足を運んでいました。第一会場からあふれ、私は第二会場に行きましたが、そこも満員でした。

 当日の映像は、コチラからご覧いただくこともできます。内容すべてを紹介することはできませんが、いくつかのポイントを紹介していきたいと思います。

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(1)原子炉は都会にはつくらない

 当たり前のように思われるかもしれませんが、原発は「非居住区」「低人口地帯」「人口密集地帯から離れている」ことが立地審査指針で決められています。事故が起こったら、大変なことになる=原発は危ないということを「政府自身が認識をしているからだ」と小出さん。

 「トイレなきマンション」といわれるような、使用済み核燃料を原発内のプールにためておかなければならず、たとえ核分裂反応を止めても危険な状態にあります。

(2)変わってしまった世界の中でどう生きるか

 人びとが生活する場所が、放射線管理区域以上に汚れてしまったなかで、どうするのか。小出さんは「土地も食べ物も、がれきも下水の汚泥も、すべてが放射性物質になった」と。

 「子どもを被爆から守る」「1次産業を守る」──そのためにどうするのか。

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 子どもは放射線に敏感であり、高齢になるほど鈍感になるという研究・調査結果がここには示されています。胎児や乳幼児ほど、影響を受けるという事実をしっかりと理解をすることが必要です。

(3)自己責任を果たす

 原発事故の責任は、原発を推進してきた電力会社、原発メーカー、材料メーカー、マスメディア、大銀行、官僚、政治家、御用学者など、「原発利益共同体」が過去にさかのぼって第一義的責任を果たすことが必要です。

 小出さんは、原発にかかわってきたひとりとして「自分の責任」ということで、「子どもを被爆から守る」「1次産業を守る」ためにできることをやるといいます。

 同時に、安全神話に「だまされたものの責任」について言及されました。

(4)「推進派の人は、事故が起こったのになんで原発をやめないのか」

 小出さんの話の後、第2部では「小出さんを囲んで」の対話がおこなわれました。ヒナンママネットのお母さん、子どもと未来をつなぐ会の方、和光大学学生や講師の先生などが発言者として登壇。井野博満さんのコーディネートで対談がおこなわれました。

 対談の中で、福島のお母さんが「選択を放棄して、自分も消えてしまいたいと思った」と発言されていましたが、日々の想像を絶する困難ななかで、いま現在も格闘する姿に、この原発事故がもたらした「破壊」の現実を再認識させられました。

 「3・11以後、いろんな矛盾が見えるようになったが、その前から大きな矛盾を抱えていた」「学生や若い人は、なるべく安い生活費の中でやっているから、放射能に汚染されているか、されていないかを選択できるような状況にはない」など、貧困の問題も触れられたところです。

 また、和光大学の学生さんが「推進派の人は、事故が起こったのになんで原発をやめないのか」と質問。小出さんは「わからないんですよねー」と遠慮深く発言をされていましたが、私は「もうかるから」だと思います。今回の事故が、人の命や健康よりももうけを上に置いたことで起こったことは明白です。原発をなくし、再稼働を許さないためにみなさんと力を合わせていきたいと思います。

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「地道だが継続することが重要だ」

2012-02-26 | 学んだこと、政策のこと

 さて、報告をしたいことが山積みですが、日程順に報告をさせていただきたいと思います。

◆「いまこそ地方自治!民主主義と地方自治を破壊する橋下市長ら大阪維新の会の狙いとは」

 25日、第6回まちだ市民自治学校の閉校式がおこなわれました。

 今回は、17の分科会がおこなわれ、その中身も多岐にわたるものでした。本当に、地方自治は「ゆりかごから墓場まで」と言われるように、幅広い分野を担っています。

 私の恩師でもあり、自治学校の校長でもある梅原利夫先生が開会のあいさつ。酒井実行委員長が分科会全体の報告をおこない、まちだ子育てネットワークと子ども・教育・教科書を考える町田の会がおこなった2つの分科会の報告。

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 その後は、「いまこそ地方自治!民主主義と地方自治を破壊する橋下市長ら大阪維新の会の狙いとは」と題して、自治体問題研究所副理事長の野村幸裕さん(自治労連中央執行委員長)の講演。

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 野村さんは「自治体ポピュリズムを超えて」という角度から、現地のリアリティのある話をされました。リアリティといったのは、東京にいる私たちにとって、橋下・大阪維新の会の情報といえば、「しんぶん赤旗」以外は、大手メディアを通じた情報が圧倒的であり、その情報からは橋下氏を意図的に持ち上げる内容しかわからないというのが実情だからです。

 講演の全体を報告できないので、いくつかのポイントに絞って書いていきたいと思います。

(1)カジノ政治

 大阪市長選。結果は、橋下氏6(75万票):平松氏4(52万票)でしたが、橋下氏は「1票でも上回れば、絶対的支持」と言わんばかりに政治を進めようとしています。4割に配慮をするのが民主主義です。政治は、「丁か半か」ではありません。

(2)閉塞状況の支配側からの打開=反動的打開

 ナチスドイツでヒトラーは、国民の絶対的支持のもと「絶対的権力者」として政治をすすめました。梅原先生のあいさつのなかでも「なぜ、ヒトラーを支持したのか」と投げかけ、国会のもたつきと失業率の高さが要因だったのではないかと問題提起がありました。

 そして、現在の政治状況について野村さんから「反動的打開」という面が語られ、安倍内閣の失敗、民主党政権と国民との矛盾の激化などをあげ、支配層が反動的に打開をする方法として橋下・大阪維新の会の存在があると実例も示しながら話がありました。

(3)ただすものはただす──民主的自治体建設を

 大阪市行政の行き過ぎた癒着、利権をきちんと排除していくこと。そして、ことの本質はいったい何なのか、生活を困窮させている原因は何なのかを明らかにしていくことの重要性が強調されました。

 そして、「困った人の話をよく聞こう、なぜか話をみんなで考えよう、どうするか話をいろいろ言ってみよう」とその手法についても問題提起があり、抽象的な議論ではなく、具体的で理論的な内容として対置させていくことが語られました。

 そのためにも、語る場、訴える場、外に出る場を通じて、抽象論から具体論へと住民自治を発展させていくことが大事であると話をすすめていきました。

 議員の仕事についても、議会活動を通じて行政を「可視化」することなどがあげられ、私が調査した保育所の面積基準緩和の実態調査について「こういう活動が大事」だと紹介していただきました。そして、住民の力が議会には反映するという話もありました。

 最後に、政治を変えるためには、日常的な学習の場の重要性、「まちだ市民自治学校がその大きな役割を担っている」と激励があり、地道ですが継続することを確認して閉会となりました。

 町田市議会は、明日から3月議会です。今回学んだ内容も生かしながら、住民の福祉の増進、市民要求実現のために、何をなすべきかを思考し、行動していきたいと思います。

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一般質問通告しました

2012-02-25 | 町田市政・市議会のこと

 一般質問の通告をおこないました。

 質問は、3月8日(木)の1番目です。ぜひ、傍聴にお越しください。

1、震災・原発事故から市民のいのちを守る対策を求めて

 (1)耐震診断と耐震化の促進を求めるがどうか
 (2)防災無線を再度聞き直すことができる仕組みを求めるがどうか
 (3)放射能汚染から市民を守るさらなる対策を求めるがどうか
   ①放射線測定の今後の計画を問う
   ②土壌の放射性物質測定を求めるがどうか
   ③食品の放射性物質測定器購入を求めるがどうか

2、貧困の連鎖を生まない対策を求めて

 (1)ひきこもり、ニート、高校中退者への支援のあり方を問う
 (2)生活再建のために、所管を超えた支援を求めるがどうか
 (3)若者サポートステーションの設置、ハローワークとの連携強化を求めるがどうか

3、子育て施策の拡充を求めて

 (1)中学校3年生まで子どもの医療費完全無料化を求めるがどうか
 (2)市民病院の小児初期救急の再開を求めるがどうか
 (3)学童保育育成料の値上げはおこなうべきでないと考えるがどうか
 (4)認可保育所の増設で待機児解消をすすめるべきだがどうか

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