日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

公私間較差をなくしていく──東京では、高校の進学割合は私立60%、公立40%です。中学校でも私立に25%の子どももたちが通っています

2019-09-30 | 東京都政・都議会のこと

 都内各地で、私学振興拡充支部大会が開催されています。

 町田市は、第8支部と第11支部の2つに関係しています。

 28日に、成城学園中学高等学校を会場にして、第8支部の大会が行われました。

 本当に学ぶことが多かった集まりでした。

 私学振興助成法に基づき、公私間較差をなくすための取り組みが政治に求められています。

 東京では、高校の進学割合は私立60%、公立40%です。中学校でも私立に25%の子どももたちが通っています。

 私立高校の授業料実質無償化について、現行の760万円の基準を910万円まで引き上げるよう、先日の都議会で質問しました。

 これに対して、東京都は「現在、国において行われております私立高校授業料の実質無償化の検討状況を注視しながら、都としての今後の対応を検討してまいります」と答弁しました。(詳細→https://blog.goo.ne.jp/u1_ikegawa/e/c82ce7bb00b42bbbfb39f05a755a0c8b

 以前、この第8支部の研修会で「国公立学校と私立学校の両立は、民主主義の国の発展にとって不可欠」という講演を伺いました。

 公私ともに、切磋琢磨して子どもたちに豊かな教育を保障できるよう都政の場から環境整備に力をつくしていきます。

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「町田に米軍機が落ちたという史実を風化させたくない、二度とくり返させない」──平和祈念母子像の仮設置除幕式へ

2019-09-29 | 町田市政・市議会のこと

 町田の米軍機墜落事件・平和像建立実行委員会主催の仮設置の除幕式に参加しました。

 仮設置の場所は町田市立芹ヶ谷公園のすぐ脇の私宅です。

 1964年4月に町田市原町田に米軍機が墜落。4人が死亡、32人が重軽傷をおった重大な事故です。地中には、いまなお墜落した戦闘機の部品が埋まっています。

 実行委員長からは、「今回の仮設置は、本設置に向けて運動を進めていく第一歩。我が物顔で、自由に米軍機が飛ぶのは異常」と。


 町田に米軍機が落ちたという史実を風化させたくない、二度とくり返させないというのが、参加されている人たちの共通の思いだったと思います。

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ラグビーワールドカップで、日本がアイルランドに歴史的勝利──パブリックビューイングも盛り上がりました

2019-09-28 | その他もろもろ

 ラグビーワールドカップ2019。

 日本対アイルランドの一戦が行われ、現在世界ランキング2位のアイルランドに日本が勝利する歴史的な瞬間でした。

 私は、町田駅で行われたパブリックビューイングで観戦しましたが、そこに集っていた人たちが一つひとつのプレーに一喜一憂していました。

 都議会では、オリンピック・パラリンピック及びラグビーワールドカップ推進対策特別委員会という長い名前の委員会に所属しています。

 都民生活との調和という視点からいくつか質疑をしてきましたが、ラグビーのおもしろさが広く伝わり、裾野が広がることを願うばかりです。

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東大生から矢継ぎ早に質問を受けた

2019-09-27 | 日々思うこと、考えたこと

 先日、東京大学の1年生から「聞きたいことがある」と、矢継ぎ早に質問を受けました。

 一方的に質問を受けたというよりは、ディスカッションをしたという感じです。頭をフル回転させながら、キャッチボールをさせていただき、私としてはとても勉強させていただいた思いです。

 以下、Aさんと池川のキャッチボールの内容について、その一端を紹介します。

 1時間以上の対話で、メモや記録をしているわけではないので、あくまでもこんな感じだったということで読んでもらえると幸いです。

Aさん 都議会議員をしていて、「やっても意味がない」と絶望する瞬間はないのか。

池川 政治を動かすのは一人ひとりの市民の人たち。悔しい思いや力不足を感じることは多々ある。でも、「意味がない」という風に思うことはない。最初は動かなくても、一歩ずつ変えていくことができると思っている。Aさんは、「やっても意味ないな」と思ったりするの。

Aさん 学校の授業でも政治などについて学ぶことがあるけど、結論が最後は利権でしょみたいな感じ。いろんなことをやっても、最初から決まっているというニュアンスが強い。すごい暗い気持ちになる。やっても意味ないかなと言われるが、本当にそうなのかなと思っている。

池川 子どもの頃から自分の意見を言ったり、みんなといっしょに何かに取り組んで改善したという「成功体験」が本当に乏しいと思う。ある都立高校では、髪染め禁止や制服の導入という校則改訂を見直してほしいと生徒総会で決議したのに、校長が一顧だにせず。「生徒の意見を聞く必要はない」と言われたという話もある。「やっても意味ない」という蓄積がある。小さくても成功体験を積み重ねていくことが大切だと思う。

Aさん たしかに。同級生と話していても、最初からあきらめているというか、言ってもどうせ無駄みたいな雰囲気がある。本音でそう思っているかはわからないけど。話は変わるけど、共産党はどうやって今の政治を変えようと思っているのか。

池川 端的に言えば、市民と野党の共闘。市民連合と13項目の政策協定を結んだ。これまでは政党と政党の関係だったけど、市民と政党との間でしっかりと政策協定を結んだことは重要。これを本気で実現するための政権をつくるために力を合わせれば、必ず政治は変わる。

Aさん 市民連合っていうのがすごい。実際にはどんな政策を掲げ、選挙ではどうやっているのか。

池川 安保法制の廃止をはじめ、憲法、原発、税制、沖縄など重要な国政の問題で政策協定を結んでいる。参院選では一人しか当選できない1人区の10選挙区で野党が勝利した。野党の側でどんなことが必要だと思う。

Aさん 本当にこれができるのかと思うところがある。この政策は実現できるという説得力が必要。そういう裏付けを紹介してほしい。

池川 どこに問題があり、何を変えれば良くなるのかということを説得力を持って訴えるのは大切だと思う。大学の中では、こういう政治や社会の話って話題になるの。

Aさん みんな空気を読んでいるのか、話題になることはほとんどない。でも、友だちが誤解や偏見、間違った情報に基づいて嘲笑していることに対して、感覚的におかしいと思っても、論理的にわかっていないところが多くその場で言えないというのはもどかしい。

池川 誤解や偏見に基づいて嘲笑していることに、ちゃんとおかしいと思える感覚は素晴らしいこと。学生生活の中で、いろんなことを学び、ディスカッションできたらいいなと。

Aさん 話をして、話す前よりも少し希望が持てた。

 中間部分をかなりすっ飛ばしていますが、この他にも多岐にわたるディスカッションをしました。

 最後に「話す前より少し希望が持てた」と言ってくれ、やっぱり対話は大事だと思ったところです。

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地道に、大胆に、しなやかに──都議の任期も折り返し。都政報告会を行いました。

2019-09-26 | 活動のこと

 22日に都政報告会を行いました。

 都議選から2年間の活動報告でしたが、会場いっぱいの参加者にこちらが元気をもらいました。

 開会のあいさつで、座間後援会長が「市民とつながる、都政につなぐ。池川さんが都政に行ったことで、市民と都政の間に橋が架かった。この橋を使って、都政に私たちの声を届けていこう」と。

 私自身、町田から初めての日本共産党の都議として、「暮らしに役立つ都政に変える」「市民と都政の架け橋に」と活動してきました。

 報告では、

  • 初当選から心がけてきたこと
  • 都政と都議会の基本
  • 都民が動かす──都議会での取り組み
  • 小池都政への対応──共産党都議団の取り組み
  • 新たな地平へ──暮らしに役立つ都政に変える

 という柱でお話ししました。

 準備する過程で調べてみると、2年間で質問34回(うち本会議の一般質問2回)、討論7回、条例提案4回。共産党都議団として、共同提案も含めて12の条例提案、58回の各種申し入れを行ってきました。

 心がけてきたことでは、大切にしている井上ひさしさんの言葉、共産党市議団との連携、都政への架け橋としての役割、都政や都議会の情報発信などをあげました。

 そして、都民運動と結んだ18人の共産党都議団と事務局の個性とチームワークを発揮し、一歩でも、二歩でも都民とともに都政を動かすための努力を重ねてきたことが、様々な都民要求実現に道をひらいたと思います。

 2年間という単位で 自らの活動を振り返る大事な機会でした。まだまだ不十分なことばかりですが、任期後半の2年間も全力を尽くしていきます。

 都政報告会では、共産党市議団のとのむら市議団長から市政報告も。都政と市政の連携プレーで、要求実現に取り組んでいきます。

 最後に、都議選の時に寄せてもらった大切な言葉を2つ紹介します。

 一つは「私が、私たちが池川さんを都議会に連れていく」です。これは、都議選に向けた事務所びらきの際に、Uarethe1勝手連のメンバーが発してくれた言葉です。(参考:「私が、私たちが池川さんを都政に連れて行く」──山添議員も駆けつけ事務所びらきを開催しました

 もう一つは、「やりきれなかったことは二期目に!」です。これも、Uarethe1勝手連のメンバーが発してくれた言葉。都議選直後に、2期目のことを考えてすでに動き出してくれているメンバーがいることがこんなにも心強いのかと思いました。

 引用してもらった、地道に、大胆に、しなやかに。引き続き、暮らしに役立つ都政に変えるために奮闘します。

 (写真は、長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)

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