日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

米倉春奈&池川友一「声をあげれば、政治は変わる」──日本共産党創立100周年

2022-07-29 | YouTube米倉春奈&池川友一「声をあげれば、政治は変わる」

 米倉春奈&池川友一「声をあげれば、政治は変わる」。

 「日本共産党創立100周年」を公開しました。


市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第142号)

2022-07-20 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第142号ができました。

 今週のニュースは、

 について、記事を書いています。

 以下、画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。


#日本共産党100周年 とわたし

2022-07-15 | 日々思うこと、考えたこと

 2022年7月15日。日本共産党が誕生して、100年になりました。

 「希望にはふたりの娘がいる。ひとりは怒りであり、もうひとりは勇気である」──古代ギリシャの哲学者の言葉です。

 怒りを共有し、一人ひとりの勇気の一歩が“希望”をつくりだす力です。

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 私が日本共産党に入党したのは、2003年です。当時は、米同時多発テロとアフガニスタンへの報復戦争があり、まさにイラク戦争がはじまろうとしていたときでした。

 日本共産党の国会論戦に触れ、命懸けで侵略戦争に反対した歴史を知り、同世代でともに声をあげる存在があったことが入党する動機となりました。

 イラク戦争反対の運動をしているその最中に、「日本共産党に入りませんか?」とお誘いを受けた時に「えっ共産党って入れるんですか」と返事をしたことを鮮明に覚えています。

 私の当時の認識は、国会議員や地方議員など、議員がどこかの政党に所属していて、それ以外の人は支援者だという印象でした。議員中心の政党というのもありますが、日本共産党は全国津々浦々に支部があり、その地域や職場の中で活動しています。

 日本共産党規約第38条に「支部は、党の基礎組織であり、それぞれの職場、地域、学園で党を代表して活動する」と明記されていることも、共産党に入らないかとお誘いを受けた時にはじめて知りました。

 「入れるなら、入りたいです」といって入党してから19年が経ちました。いま37歳なので、人生の半分になります。

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 学生時代、党職員時代、市議会議員時代、都議会議員時代とさまざまな場面で活動してきましたが、どの時代も、「あなたの“困った”からはじめる。それは政治」だという立場で努力をしてきました。

 日本共産党は、国民の苦難解決を立党の精神にしています。それは、自分の幸せとあなたの幸せを重ねて生きていくことなのではないかと思います。

 私自身、子育てをしていますが、我が子だけを守りたいと思っても、社会の中で生きていくわけですから社会そのものを良くしていくことが必要だと強く感じています。そのためにも「みんなの子どもをみんなで守る」ためにともに力を合わせていきたいと思っています。

 当時、全国最年少の25歳8日で町田市議会議員に押し上げていただきました。その7年後、都議会議員へと押し上げていただきました。

 最初から議員になることを目指していたわけではありません。もっと言えば、議員になるつもりはまったくありませんでした。きっかけを端的に言えば「めぐりあわせ」です。

 市議に挑戦するに至ったのは、先輩議員のたかしま均さんが勇退されるにあたり、声をかけていただいたのがきっかけです。誕生日があと9日遅ければ、選挙に立候補することができませんでした。これも「めぐりあわせ」の一つです。

 都議に挑戦するに至ったのも、「めぐりあわせ」です。市議会議員として2期目の途中でしたが、都議に挑んでほしいというオファーがありました。

 都議への挑戦はいまふり返っても悩みました。決断した後にはなりましたが、都議選の半年後にある町田市議選に自分の後継者として、田中美穂さん(現在、町田市議2期目)が挑戦を決意してくれたことも「めぐりあわせ」だと感じています。

 お一人ずつお名前を紹介してエピソードを書くことはできませんが、これまでの人生の中でさまざまな人と出会い、生き方から学び、影響を受けてきました。そうした「めぐりあわせ」の中で、いまの自分が形成されているというのが実感です。これからも「めぐりあわせ」を大事にしていきたいと思っています。

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 日本共産党の99年目を追いかけた映画「百年と希望」(西原孝至監督)が公開されています。

 実は、私も出演させていただいています。日本共産党の100年の1ピースかもしれないけれど、こういう人もいるのだと思ってもらえたらという気持ちからオファーを受けました。これも「めぐりあわせ」です。

 率直に言えば、私なんかよりもこの映画に出てもらいたかった日本共産党員の人はたくさんいます。魅力的で、しなやかで、あたたかい。そういう人たちが多い人間集団が日本共産党です。

 今の社会を一歩でも前に動かしたいと、市民のみなさんと共同しながら各地で奮闘している人たちの活動に接するたびに、自分ももっと学び、成長していきたいという思いになります。

 先輩たちが、自らの生き方と社会進歩を重ねて生きてきた足跡によってできた道を私たちは歩いています。自分の前に道がなくても、自らが草を分け、地面を踏み固め、道をつくってきたパイオニアのみなさんの活動によって、今があるということを深く自覚したいと思います。

 このブログでは何度も書いていますが、故・三上満さんの「現在とは、過去と未来の闘争の場である」という言葉を胸に、歩みをすすめていきたいと思います。

 THE BLUE HEARTSの「未来は僕らの手の中」という歌の中に「それならば今ここで僕等何かを始めよう」という歌詞がありますが、「僕等何かを始めよう」というパイオニア精神で、自分の持ち場で、学びながらとりくんでいく決意です。

 映画「百年と希望」を観た方が「共産党に入ろうと思います」と声をかけてくださる嬉しいできごともありました。日本共産党の百年を機に、新しく日本共産党に入党し、ともに社会を変えていく仲間に。

 入党のよびかけ:https://www.jcp.or.jp/web_jcp/toin.html
 日本共産党綱領:https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Koryo/
 日本共産党規約:https://www.jcp.or.jp/web_jcp/html/Kiyaku/index.html

 参考:「日本共産党の歴史は、今に生きる力を発揮している──党創立100周年にあたって」


山添拓さんが2期目の当選! ──参議院選挙がおわりました

2022-07-11 | 国政のこと

 参議院選挙が、終わりました。

 東京では、激推しの山添拓さんが2期目の議席を勝ち取ることができました。

 同時に、比例で現有5議席から3議席へと後退する結果となりました。現職の大門さん、たけださんの議席を失ったことは、悔しさと申し訳なさでいっぱいです。また、すぐお隣の神奈川選挙区であさか由香さんを当選させることができなかったことは、本当に悔しさしかありません。

 選挙前の6議席から4議席に後退する結果となり、期待を寄せていただいたみなさまに率直にお詫びを申し上げたいと思います。

 1人区で野党共闘でたたかった、青森、長野、沖縄での勝利は、共闘にこそ未来があるという結果を示すものになったと思います。

 国会が、憲法改正手続きの「発議」に必要な3分の2の議席を、憲法を変えたいと主張する勢力が占める結果となったことにとても危機感を持っています。

 岸田総理が「できるだけ早く発議し、国民投票に結びつけていく」などと発言していますが、憲法というのは国民が権力をしばるものであり、しばられている側がそのしばりを解こうとすることほど危険なことはないと思います。

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 参議院選挙は、選挙の中ではもっとも長い17日間です(今回は特例的に18日とさらに1日長かった)。

 選挙がはじまってただちに、「山添さんは当落線上」だという情勢判断(さまざまな要因を分析して判断したもの)を行い、「当落線上」という言葉がわかりにくいのではという意見が寄せられる中で「最後の一議席を僅差で争う」と表現も改め、それを広く有権者のみなさんに知ってもらう努力をしました。

 そのことが、選挙の後半戦にかけて、「山添さんには国会にいてもらわないといけない」「最後の一議席を争っていると知って、いてもたってもいられず知り合いに声をかけた」という強い期待の声が次々と寄せられました。

 その一方で「比例はまだ迷っている」「共産党箱推しではない」という声もあり、東京選挙区と比例のギャップを感じていました。

 結果、東京でいえば、山添さんの得票が68万5千票に対して、比例は58万9千票と約10万票の差となりました。

 山添さんを押し上げていただいた市民のみなさんから学ぶことがとても多い選挙でした。

 一方でたくさんのエールを受け取りながら、結果として議席を減らしたという事実はとても重く、政党間の力関係を示す比例代表で総選挙の416万票から361万票に減っていることも、目標としていた650万票とのギャップの大きさも、厳しい現実として受け止めなければなりません。

 選挙で議席をふやすために何が必要なのか。選挙のときも、そうでないときも、どういうことにとりくんでいく必要があるのか。反省し、思考し、変わっていくことが必要だと感じています。