日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

日本共産党東京都議会議員の池川友一のオフィシャルブログです。地方政治の現場からいろいろと発信していきます。

市民とつながる、都政につなぐ──池川友一活動報告ニュース「都政への架け橋」(第49号)

2018-10-31 | 活動報告ニュース「都政への架け橋」

 「池川友一活動報告ニュース 都政への架け橋」の第49号ができました。

 今週のニュースは、

  • 共産党町田市議団と学校体育館エアコン設置の申し入れ
  • 沖縄に学ぶ
  • NOオスプレイ──爆音、無灯火、スポット照射

 について記事を書いています。

 以下、画像をクリックしていただくと、PDFファイルが開きます。

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都民の声で急速に──学校体育館にエアコンを

2018-10-30 | 東京都政・都議会のこと

 共産党都議団報告。ニュース版とポスター版。(画像をクリックするとPDFファイルが開きます)

 各都議ごとに違うバージョンです。

 ポスターについては、掲示させていただく方を大募集しております。ご協力よろしくお願いします。

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学校体育館へのエアコン設置をめぐる一連の経過について

2018-10-29 | 東京都政・都議会のこと

 「学校の体育館にエアコンがつく」というキャッチフレーズの、共産党都議団の都議会報告ニュースをみなさまのところへお届けしています。

 第3回定例会での共産党都議団の代表質問に、小池知事は公立小中学校の体育館についても、「補正予算を編成するなど緊急的な対応を」し、「区市町村を支援して」いくと答弁しました。他の会派の質問に対しても、都として支援していくという旨を答弁しました。

 共産党都議団は、学校体育館へのエアコン設置は、都民の切実な願いであり党派の違いや立場の違いを越えて、いいものは一緒にやろうと呼びかけてきました。

 ところが、都議会でも、また都議会の外でも誤解や事実ではないことが散見されますので(条例を読んでいただけたのだろうかと思う内容もあり)、ここで議論の経過および共産党が提案した条例案などについてもう一度紹介しておきます。

■知事に最も早く緊急申し入れ

 今夏の猛暑を受け、共産党都議団が「熱中症対策に関する緊急申し入れ」を行ったのは、7月27日のことです。今夏の猛暑を受けて、都議会の会派として知事と教育長に最も早く申し入れたため、「知事に最も早く緊急申し入れ」ということをニュースでも報告しています。

 同時に、これまでも都議会では各会派の議員から、学校体育館へのエアコン整備について質問がありました。共産党都議団としても、子どもたちの教育環境の充実のためにはエアコンは必須であることをくり返し求めてきましたが、今回の学校体育館のエアコン設置に向けた動きはこうした積み重ねの中にあるものです。

■条例提案で論戦リード

 共産党都議団は、普通教室や特別教室へのエアコン整備が、東京都の補助を一つの契機として進み始めたように、学校の体育館へのエアコン設置も東京都の補助が重要だと考えてきました。

 そのため、第2回定例会終了後から、学校体育館のエアコン設置をはじめ、子どもや先生が使うすべての部屋にエアコンを設置すること、新設だけでなく更新についても補助することなどを内容とする条例提案を検討してきました。

 各会派に条例案の説明と賛同のお願いを行うとともに、9月12日に議会運営委員会理事会で説明し、記者会見を行い条例案を内外に発表しました。

 条例については、「小中学校の体育館等の冷房化を補助する条例を提案します」をご覧ください。

 基本的には条例案を読めばわかる問題ですが、いくつか記しておきます。

(1)知事「補正予算で検討する」と表明しているから条例は不要というのはミスリード

 「今から条例をつくっているようでは、来年の夏には間に合わない」ということ言われる方がいますが、そんなことはありません。

 私たちの条例案は、条例の施行日を「公布の日」としています。通常、条例が可決されれば5日程度で公布されることから考えても、来夏には十分間に合います補正予算での対応も視野に、条例提案をしたということです。

 都議会文教委員会で私が行った趣旨説明では「条例の施行日は公布の日とし、来年の夏に向け補正予算も組んですぐに取りかかれるようにしています」と説明しました。もし条例に不備があると考えるのであれば、委員会の質疑等によって議論する機会がありましたが、他党の委員から質問はありませんでした。

(2)条例名称は「東京都公立学校施設における冷房機器の整備促進に関する条例(案)」だが、エアコンの設置を想定している

 共産党都議団として条例名称を検討するときに参考にしたのは、東京都が行ってきた普通教室や特別教室へのエアコン設置の補助要綱です。

 現在都として特別教室へのエアコン設置を進めていますが、その要綱の正式名称は「東京都公立学校施設冷房化支援特別事業実施要綱」です。

 この要綱に基づく補助によって、実際に学校現場に整備されているのはエアコン(冷暖房)であり、名称が「冷房機器の整備促進」だから、冷房しか対象にしていないというのはまったく見当違いの批判です。

 ちなみに、条例提案の趣旨説明でも、「都内の区市町村立小中学校の体育館等にエアコンの設置を促進する内容」であること、実際に設置した自治体から話を聞いた内容として「猛暑で校庭、プールが使えなくても体育館で体育や部活が行えること、学童や地域の利用もできること、また災害時の避難所の環境も改善すること、真冬の学校式典で寒さのあまり倒れる子どもが生まれなくなった」ということを紹介しています。

 少なくとも、当時の都議会文教委員はこの内容について聞いているのです。

(3)条例は、区市町村に設置を義務付けするものではない

 条例として定めることによって、公立学校の設置主体である区市町村には空調整備の設置が義務付けられることになるという批判がありますが、条例のどこにも「義務付ける」ということは書かれていません

 あくまでも、都として財政支援を行うことにより、整備促進を行うことが目的です。

(4)条例は、学校体育館以外で子どもや先生が使う部屋へのエアコン整備を促進するもの

 学校体育館等へのエアコン設置とともに、条例提案では普通教室、特別教室、教育相談室、学校職員の部屋をはじめ、児童・生徒、教職員等が使用するすべての部屋へのエアコン設置としています。

 しかも新規だけでなく、国庫補助の対象となっている更新についても対象にすること、国庫補助の対象外となっている400万円未満の工事リースについても対象とし、設置が進むよう支援する内容となっています。

 これまでは要綱で対応してきましたが、条例を制定することによって区市町村からの要望に確実に答えることができます。

■都立高校はただちに、区市町村の設置が進むよう全力投球

 都立高校については、東京都の責任でただちに設置することを求めていきます。また、区市町村への補助についても、国の「臨時交付金」と合わせて、都として必要な支援を行い、区市町村にとって使いやすい補助となるよう引き続き求めていきます。

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『ボローニャ紀行』のメモ書き(16)

2018-10-28 | 学んだこと、政策のこと

 この話は、現在の日本ともよく通じる話ではないでしょうか。

 「洪水よ、我亡き後に来たれ」という資本の論理と人間がどう対峙していくか。

 「景気回復」がいいことだということは、多くの人が肯定するわけですが、その奥底をしっかりみようではないかという問題提起をしているのです。

 大切な視座を与えてくれていると思います。

 右派市長のもとで街がどう変わったか。左派市長時代よりよくなったことはなにか、そしてどんなところが悪くなったか。彼らは一年がかりで調査していたのです。もちろん彼らの報告は、いちいち画家のおじさんの手でマンガにされ、重要な数字なども描き出されていきました。この関係を音楽にたとえればこうなるでしょうか。報告者や演説者が歌手とすれば、画家のおじさんは伴奏か。話の中身が主旋律とすれば、スクリーンは軽快で愉快な助奏。

 通訳さんの働きで大筋は理解できました。

 よくなったところは一つ、とにかくわずかだが街の景気がよくなった。しかし悪くなったところがたくさんある。例えば、バスやタクシーや個人車はこれまで旧市街に入れなかったのに、現政権による規制緩和によって通りは車の洪水になった。スモッグに悩む患者が急増している。「街の散策」というボローニャ人最大の楽しみが損なわれた。車が気になってのんびり歩いていられない。交通事故も頻発している。どこへでも歩いて行ける旧市街に車はほんとうに必要だろうか。景気か、街の散策の楽しみと命の安全か、われわれはどちらを選ぶのか。

 現政権になってからしない四十の劇場への助成金が減っている。また現市長はボローニャの宝石ともいうべき公共歌劇場を大企業に売却しようとしているらしい。オペラや演劇は日々の糧ではないか、それなしでは生活の質がガタンと落ちるに決まっている。音楽や演劇はパンやチーズと同じように日常必需品なのだ。景気か、生活の質か、われわれはどちらを選ぶのか。

 未来を育てるとは、子どもを育てることである。ところが現市長は、未来養成機関の保育所から高校までの、すべての公立校(ちなみにイタリアでは私立校はまれ)の予算を削っている。景気か、未来か、われわれはどちらを選ぶのか。(173〜174ページ)

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日本のどこにもオスプレイいらない!

2018-10-27 | 活動のこと

 横田基地へのオスプレイ配備に反対する「横田基地に、日本にもオスプレイはいらない10・27東京大集会」が福生市多摩川中央公園で開かれました。

 オスプレイをめぐる横田基地周辺の状況については、先日の視察で住民のみなさんから生々しい話を伺いました。(参考:「ヘリモードは日常茶飯事」「住民にスポットライト照射」──米軍横田基地について調査しました

 この日も、住民の方からの切実な訴えがあり、その内容に会場が騒然とする場面が何度かありました。

 日本共産党からは宮本徹衆議院議員が国会報告、尾崎あや子都議会議員が都議会報告を行いましたが、他党の国会議員からも連帯のメッセージが寄せられました。

 また、稲嶺進前名護市長からの沖縄県知事選挙とそれに続く首長選挙に勝利したことの意義と現地の息吹を伝えてくれるメッセージが全文紹介されました。

 横田基地へのオスプレイ配備によって、オスプレイそのものの傍若無人な飛行とともに、C130Jなど他の米軍機の飛行についても動きが変化しているという報告も寄せられています。

 共産党都議団としては、横田基地問題について徹底調査を行い、東京都に迫って行きます。

 全国知事会の「米軍基地負担軽減に関する提言」など、これまでにない変化もあります。(参考:「翁長雄志さん。あなたは本当に、この木のように大きな、大きな存在でした。」

 オスプレイの配備撤回とともに、米軍基地の縮小撤去を求めて行くときです。

 (写真は、長島可純さん撮影。写真の無断転載、二次利用はご遠慮ください)

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