日本共産党都議会議員(町田市選出)池川友一「市民とつくる都政への架け橋」

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町田市議会で「島田療育センターのショートステイ復活を求める意見書」が全会一致で可決

2017-12-23 | 町田市政・市議会のこと

 私も、都議会決算特別委員会でも取り上げ視察にも伺わせていただいた島田療育センターのショートステイ問題。

 この間、共産党市議団と連携しながら、利用者している方からも直接おはなしを伺いながらなんとか改善したいと取り組んできました。

 都議会の質問に対して、担当部長が「ご指摘のとおり、このショートステイ、短期入所は、在宅で障害児者を介護、療育されているご家族にとりましては、ご病気のとき、あるいはご都合があって、法事等で用事があって出かけなきゃいけないとき、あるいは本人の急用、あるいは体調の管理等のために極めて重要な事業でございまして、そういった意味では、東京都は、今もおっしゃられたとおり、計画的にその目標値を掲げた上で、施設整備に対する助成はもとよりのこと、さまざまな確保事業等によりまして、このショートステイについては、積極的にこれからも整備を進めてまいりたいと、確保を進めてまいりたいと、そのように考えておるところでございます」と答弁したことも最大限に生かして、量と質の両面をしっかりと確保して進めていきたいと思います。

 町田市議会では、日本共産党市議団が提出した「島田療育センターのショートステイ復活を求める意見書」が全会一致で可決されました。

 以下、その全文です。

 医療的ケアの必要な重症心身障がい児・者を支える家族は、痰の吸引や酸素吸入、経管栄養、体位交換など昼夜を分かたぬ見守りや看護が必要であり、心も体も休まるときがない。兄弟の学校行事、親類や知人の冠婚葬祭、自らの病気治療、入院など預けられる場所がなければ、行くこともできない。

 このような場合に安心して預けられる場所が、島田療育センターである。重症心身障がい児・者を専門とする医療機関であり、入所施設でもあり、デイサービスなどの居宅支援も行っている。なかでも一時的な短期入所(ショートステイ)は、医療的ケアの必要な重症心身障がい児・者の家族の生活を支える命綱となってきた。

 ところが、深刻な看護師不足によって、ショートステイの事業が縮小し、現在東京都枠で行っていたショートステイ3床が休止に追い込まれている。

 重症心身障がい児・者の町田周辺の都内施設としては唯一の島田療育センターのショートステイの休止は、医療的ケアの必要な重症心身障がい児・者と家族にとって深刻な問題であり、一日も早い復活が求められている。

 よって、町田市議会は、東京都に対し、島田療育センターの看護師不足解消の支援を行うとともに、早急に東京都のショートステイ3床分を復活するよう求めるものである。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

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