産後ケアがとても重要な事業だと、実感する場面がありました。
それは、他ならぬ私自身、より正確にすると我が家ということになるでしょうか。
4番目が生まれましたが、その直前に1番目が水ぼうそうにかかったのです。
第一関門として「母子感染は危険」と警告されていました。パートナーに免疫があったからだと思いますが、母子感染することはありませんでした。
第二関門は、水ぼうそうの潜伏期間が2週間という問題です。
通常、産後5日程度で退院となるわけですが、1番目は完治していたものの、2番目と3番目に潜伏している可能性がある中で新生児が退院するというのはリスクが高すぎると医師や助産師との相談の上で判断に至りました。
出産後、様々なみなさまの知恵も借りながら、超緊急的に産後ケアをお願いする運びとなったのです。
町田市保健所の担当者に電話で状況を話すと「それは、大変ですね」と苦笑。利用申請から利用決定を即日行っていただき、パートナーと新生児は7日間の産後ケア入院となりました。
我が家のケースは、隔離しなければならない客観的な状況となったことが産後ケアの利用となりましが、産後ケア病床が空いていなければ利用したくてもできなかったわけです。
その間は、いろんな方々にお力を借りながら、ワンオペ育児でした。
2番目が生まれるときに、パートナーが2ヶ月と少し切迫早産で入院したとき以来でしたが、潜伏している可能性のある2番目と3番目は母にも新生児にも会うことできずに2週間を過ごすことになりました。
色々と不安な気持ちや心配なこともあったと思いますし、ときには涙もありましたが、母と新生児が帰ってくるその日までなんとか過ごすことができました。
幸いにも、2番目と3番目が水ぼうそうを発症することはなく、無事に2週間後にパートナーと新生児は帰って来ることができました。
というわけで、出産に立ち会うことができなかった子どもたちのために、パートナー自作の胎盤とPPロープのへその緒を4番目のおへそ付近に繋げて、2番目がへその緒を切る(3番目のへその緒は1番目が切りました)というセレモニー(?)をやりました。
参考:町田市「産後ケアのご案内」(トップのチラシも)
何か困ったという場合、とにかく相談をしてみるのがいいと思います。
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