18日、日本共産党都議団は、独自に調査した待機児童数等の調査結果について公表しました。(上の記事は、6月19日「産経」)
私も改めてびっくりしたのは、そのギャップ数です。
港区は、89人と公表していますが、いわゆる「隠れ待機児童」は2227人。
杉並区は、ゼロ人と公表していますが、いわゆる「隠れ待機児童」は1518人。
小池知事は記者会見で、「各市町村が認可保育所をはじめとする保育サービスの拡大を進めてきていることがこの大幅な減少に、待機児童の減少につながったものですけれども、平成29年度、都内でできました認可保育所でありますけども、約250か所の増加となっています」と述べています。
共産党都議団は、認可保育園の増設を柱に待機児童を解消することを求めていますが、実際には認可保育園の増設が待機児童の減少に大きく貢献していることを知事としても認識を示したことになります。
#日本共産党都議団 の調査で、回答のあった50区市町村合わせて20224人の待機児童がいるとこがわかりました。
— 藤田りょうこ (@ryokofujitajcp) 2018年6月18日
そのうち、いわゆる「#隠れ待機児童数」は15441人でした。
昨年に比べ3784人減ったとはいえ、いまだ2万人を越える待機児童がいることは重大です。#認可保育園の増設https://t.co/HVXOsMLj2t pic.twitter.com/fj9mBVsH06
本日、日本共産党都議団は今年4月1日時点の待機児童数を発表しました!20区30市町村からの回答で、国の認可保育施設等に入れていない待機児童の数(国定義の待機児童と隠れ待機児童を合わせた数)は20,224人!質と量を両立させた抜本的な対策が必要です!詳細はこちら➡️https://t.co/HGx5P1fJXm pic.twitter.com/XmTOOZfmj3
— 斉藤まりこ (@tsukuttenet) 2018年6月18日
以下、発表した文章です。
待機児童数等の調査結果について
2018年6月18日
日本共産党東京都議会議員団
日本共産党都議団は、東京都の区部と多摩の自治体(23区26市3町1村)での今年4月1日時点の待機児童数等の調査を行いました。その結果についてお知らせします。
- 20区30市町村から回答を得ました。
- 国定義の待機児童数は4,783人で、うち区部が20区で2,609人、多摩が30市町村で2,174人でした。
- 区市町村に保育の利用を申し込み、認可保育園、認定こども園、地域型保育事業(小規模保育など)を利用できなかったが、国定義の待機児童数に含まれない子ども、いわゆる「隠れ待機児童」の理由別の人数についても、昨年に続き調査をしました。その結果は、50区市町村のうち区部が20区で12,797人、多摩が30市町村で2,644人。合計は、15,441人でした。
- 国定義の待機児童数と「隠れ待機児童数」の人数を合わせると、現在把握できているだけで20,224人、うち区部が20区で15,406人、多摩が30市町村で4,818人でした。
- 区市町村別の結果は別紙のとおりです。
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