上高地から帰って日常に戻った。
心は徳澤に飛んでいく。
あの梓川も、小川も、湧水も、大木も、河原のあの小さな石も、みんなあそこにいるままなのに、私は帰ってきちゃったなぁ。
そびえる雪の峰々も、可愛いお花も、風に揺れる柔らかい生まれたての葉っぱもみんなあそこにいるままで
今日もザクザクと歩く人を見ているんだなぁ。
そんなことを考える。
フランクフルトの街に行ったハイジの様に心は山に飛んでいくんだ。
( ̄∀ ̄)こんなおばさんだけど
今日はコワモテさんと奥池でウォーキング。
黄しょうぶが咲いていた。
オオベニウツギ
近所でもこんなに可愛い山のお花が見られる。
そのまま帰るのが勿体なくて
コワモテさんに登山口まで送ってもらってそこでバイバイ、私は歩いて山道を下ることにした。
あの溝蓋から先が山道
心の中で「ここが結界」と思う。
今日はランニングシューズ、さぁこの川をどう渡ろうか。
ヒョイヒョイヒョイ
コアジサイが咲いている。
ウツギ
ニーム 咲き方がとても可愛い
蕾が花火みたいだ。
変わった葉っぱを見つけた。
さっそく調べた「ハンゴンソウ」
葉が幽霊の手に似てお出でお出でをするように見えることから
死者の魂を蘇らせる「反魂」の手招きに例えたという説がある、らしい。
ザー(∩.∩)
コアジサイの咲く道。
ポケットに入れていた小さな桜餅を食べながら歩く。
これは柿の木。あ、もう柿の実が生り始めているね。
いい香りがして足元に白い花が・・・
見上げたら、エゴノキ
山が近くて良かった。
山に触れないと呼吸困難になってしまうわ。
( ̄∀ ̄)
こうしているこの瞬間も梓川は青く美しく流れている。
そんなん思う。
あ、買ってきた雷鳥に毛糸で編んだ紐を付けリュックに下げた。
さぁ!生きるよ!