ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

ヘタレ双子登山② 燕岳頂上にて

2019年09月13日 22時47分59秒 | 

一晩中雨と風の音が聞こえていた。
天気予報通りに晴れるなんて信じられなかった。

4時半に起き、身支度を整えて外に出る。
ヘッドライトを点けて燕岳頂上を目指す。
私達の他に誰も登っていない。
二人で息を切らして登る。
お日様が昇る前に登るんだ。
息があがって休憩したいけれど、お日様は待ってくれない。
歯を食いしばって登る。

ヽ(*´∀`*)人(*´∀`*)ノ 間に合った!!



あの辺りから昇るね (^-^)(^-^)


素晴らしいお天気、槍穂高も見えている。


もうすぐだ。



あ・・・ヽ(*´∀`*)人(*´∀`*)ノ 万歳万歳!!



雲の上に居る




私達、燕岳頂上にいるね、ご来光見れたね


お日様と一緒に自撮り



富士山も見えるよ!!こんなにいいお天気になるなんてウソみたいやね。


長い間頂上の景色を二人占めした。



私達雲の上!!


めがね岩



二人でこれて良かった。
晴れて良かった。



姉と離れて自由に歩く。
キョロキョロ遊びながら下る。




2年前にここから大天井岳、常念岳、蝶が岳を経て上高地に下った。
その峰々が全部見えている。



かわいいイルカ岩



燕山荘に戻ってきた。雲海が美しい。



ただいまぁ(∩.∩)(∩.∩)
お腹ペコペコだ。ティルームで朝ごはん弁当を食べよう♪

                ③につづく(。・ω・。)ノ


ヘタレ双子登山① 燕岳1日目

2019年09月13日 17時32分08秒 | 

9/10夜、大阪から高速バスに乗り、9/11朝6:20に松本駅に到着。
JR大糸線に乗り穂高駅に向かう。
のどかな田園風景、天気予報はころころ変わってよくわからないけれど
どうやら雨になりそうだ。
電車の中から姉と二人で空を見上げた。高い峰々を見上げた。


いい駅名だなここからは時短の為にタクシーで登山口へ。


中房温泉登山口に到着。ここから登るのはもう三回目。
飲料水を汲み、さぁ出発
二人のTシャツには「山なめんなよ」と書いてある

大好きな山!やっと来られた!ワクワクする!


テント泊の荷物は重い。約15キロ
北アルプス三大急登と言われている道を進む。

歩き始めて自分の調子がイマイチなのに気づく。


しっとり水を含んだ苔に触れる


きのこ、秋の花、木の実を探して歩く。






いつもより汗を大量にかく 異常な汗
荷物が重いからなのか体調がイマイチなのか考える。
こまめに小休止をとり水分補給する。

合戦小屋のスイカが楽しみ



ヽ(*´∀`*)ノ と~ちゃ~くっっっ3時間半かかった。


スイカ二つくださぁい!
たくさん塩をかけてシャクシャク食べる。

ハァ~おいしいねぇ甘いねぇ(๑´ڡ`๑)シャクシャク
そんな私を姉はニコニコ眺めている、姉の目だ


かわいいリンドウ
高山植物園で娘が「山で自然に咲いてるのを見たいなぁ」って言ったのを思い出す。



細かい雨が降ったりやんだりし始めた。
ザックカバーをし、カッパを着た。


シラタマノキ



こういう景色もいい



前はこの道をさほどしんどいと思わなかった。
この日はきつかった。
でも時間に余裕があったしゆっくり楽しく歩いた。

オオヒョウタンボク


本当ならここで槍ヶ岳が見えるだろう。
ここから燕山荘が見えるはず、
でも何も見えない霧雨の中を歩いた

雨に濡れて生き生きしている植物


13時半ころ燕山荘に到着。
そのころには雨は本降りになっていた。
受付に行き「テント泊二名」申込書を書いていると
女性が「テントのつもりで来たのですが小屋に泊まらせてもらえませんか?」とスタッフに聞いている。

( ̄∀ ̄)それいいなぁ

姉に提案した
私「雨がきついし今晩は降り続くって予報、小屋に泊まらへん?」

姉(。-∀-)「大賛成!」

ヘタレな双子はあっさり小屋泊に変更。
( ̄∀ ̄)ヘタレついでに個室を申し込んだ



お部屋は畳敷で窓が二ヵ所にある。
私達だけのスペースでのんびりできる


お部屋でほっこり乾いたものに着替え、乾燥室に濡れた衣類を掛けた。



自炊するつもりで来たけれど、個室泊には二食が付いている。
自炊材料が無駄になる
お昼ご飯に自炊室を使わせてもらうことにした




これが一般の宿泊施設。


私は大量の汗で髪が濡れて寒かった。
あぁストーブがついてる


自炊室は他に誰も居なかった。
二人ですき焼きを始めた。



クツクツ煮えて甘く美味しいスキヤキをお腹いっぱい食べた。
一度さっと湯通ししたお肉を凍らて持ってきた。
白菜、青ネギ、人参、椎茸、マロニー、麩、お餅・・・美味しかった。



自炊室の隣には夏の間だけの診療所があった。


それから売店に行ったり、部屋で写真を見て過ごした。

テント泊の雨の時はどうして過ごしたらいいのだろう。
テントの出入りにいちいちカッパを着なくてはならない

ヘタレ双子は小屋泊にして良かったねと笑った。
ガッカリの気持ちを打ち消すように。

夕食は、チーズの入ったハンバーグ、筑前煮もあった。
杏仁豆腐まであった



部屋に戻り、翌日の予定を考えた。
翌日は晴れの予報、早起きをし燕岳山頂からご来光を見ることに。
朝ごはんの時間に戻って来られないのでお弁当の朝ごはんにしてもらった。
二人で母にハガキを書いて荷物の整理をして横になった。

外はビュービューザーザーと音がしている。
こんな日にテント張ってる人いるのかな・・・。
窓から外を見たけれど大荒れで何も見えなかった。

                      ②につづく