ねこ饅頭な日々

タイトルは「ねこ饅頭な日々」ですが猫の話は勿論、日々起こる雑多な出来事、珍事件、身の回りのステキを書いていきます

京都四条辺りブラリ

2006年08月19日 15時05分06秒 | ブラリ京都

昨日の記事のスタバの隣に老舗の豆菓子屋さんがある
本家 船はしや


もうこの店構えを見ただけでワクワクしてくる



スタバでお茶を飲みながら、「ここを出たら、船はしやで五色豆を買おう」と決めていた
ご存知”五色豆”
赤は梅 黄は柚子 緑は海苔 茶はニッキ味(^u^)

私はニッキ味と海苔味が好き
それだけを買うなんてワガママは無理か、お店の人に聞いてみた
快く「いいですよ♪」という返事
そして店の奥で、ニッキ味と海苔味のだけを袋に詰めてくれた


そういうことがすごく嬉しい( ´艸`)

続いてとびきり美味しい”葛きり”が食べられるお店
鍵善良房

ここの葛きりは、京都四条辺りに来たら、是非是非食べていただきたい

吉野葛を短冊に切り、輪島塗のお椀に氷を浮かべ、葛きりが運ばれてきます
店員さんが「この入れ物は輪島塗です」と言う
そして「お椀のふたを逆さにしないで、絵柄を見せるように置いてください」と言う
(。・_・。))) 「はい、いただきます」そう言ってワクワクしながら、丁重に蓋を開ける

黒蜜につけ、お口に運ぶ
ひんやりツルリ、モッチリした食感(*´∀`*)シアワセ~
これを食べるためだけにでも京都に来てもかまわない
おそらく日本中のどこの葛きりにも負けないだろうと思う

最後に氷水で薄まった冷たい黒蜜を飲む 
泣きたい位に美味しい (T△T)おいひぃ

この鍵善はお菓子の老舗なんですよ
季節によって変わるきれいなお菓子が並んでいます
見るだけでも楽しめますね


そんなお菓子を作る時に使われる木型が飾られています


舞妓さん芸子さんが、ごひいきのお客様やお料理屋さん、お茶屋さんに配る団扇も飾られています
片面に名前が書いてあって、もう片面には各それぞれの屋形の紋が入ってます
市販されていないうちわなんですよ 欲しいですね・・・


さて鍵善を出てすぐのところに「花見小路」という通りがあります
花町です( ´艸`)ムププ 



昔は一見さん(いちげん)を入れてくれるお店はなかったのですが
最近は昔の建物そのままに、レストランなどができ気軽に入れるお店もあります


こういう所に慣れているはずもなく、ドキドキしながらお昼を食べるお店を探します
o(・_・= ・_・)o キョロキョロ

気軽に入れそうなお店をみつけましたおいしんぼ
八坂というお昼のセットにしました
出汁巻玉子・胡麻豆腐・おから・ひじきの炊いたん・水菜と揚げさん・海老豆・・・
私の大好きな”ちりめん山椒”がたっぷりのご飯(^u^)♪
薄味がしっかり染み込んだ美味しい京のおばんざいでした


ちょっとお玄関での立ち話も風情がありますねぇ(*´∀`*)


あちこちに「お茶屋」があります
舞妓さんや芸妓さんが生活するのが「置屋」、お座敷で客人に舞を披露したりする酒席の空間のことを「お茶屋」といいます

お茶屋というのは「茶屋」といっても喫茶店ではないよ
祇園甲部、祇園東、上七軒が、つなぎ団子をマークとしているのは、八坂神社、北野神社に参詣の客の為の茶店が発展してできた花街だからだそうだ
お茶屋という名称はその名残らしい
茶店の頃はともかく、現在ではお茶屋は全部「一見(いちげん)さんお断り」なのだ


今回私が一番欲しかった物
↓桐の箱にきれいに猫の絵が描かれてある
「宝箱」と書かれている
欲しい( ̄ω ̄)・・・でも何を入れよう
物を増やすのが嫌で、用途の思いつかないものは買わないことにしている
でも・・・右下のが好きだな 
見えてないけど箱の側面に”にくきう型”が金色で描かれている
次に来る時まで、この箱に恋し続けていたら買うことにしよう
振り返り振り返り、お店を出た (((o(・_・= ・_・)o

次に来るまで右下の猫ちゃん待っていてくれるだろうか・・・
私の、この箱への恋心、続いているだろうか・・・( ´艸`)