コロナが千葉県内を攻めてきている。昨日、県内の某施設を直撃した。一気に86人感染した。九十九里浜から数十キロ離れた場所である。ボキの居住地から近いというわけではなかったが、遠くもない。だんだんと締め付けられるような不気味な感覚である。感染した方々にはこころからお見舞い申し上げる。
しかし、(*_*) マイッタなぁ。こんなウイルスがはびこるとは。医療関係者はもっと心配しているに違いない。院内感染というのもあり得るだろうし。
そういえば、亡父はシベリアでソビエトの捕虜になった時に、寒いシベリアの土地で飢えと寒さで戦友達が亡くなっていったことを酔っ払うと言っていたっけ。結核も多かったと言っていた。それで、結核を極端に怖れていた。戦友達の亡くなり方が尋常ではなかったと言っていた。だから亡父は身体を鍛えていた。それで助かったと言っていた。布団の上げ下ろしにも気を遣っていた。ホコリが肺をやっちまうと山形の寒い冬でも、窓を開けてしばらくしてから寝ていたっけ。寒いのにご苦労なことだと、幼いボキは妙なものを見ているような感覚であったが。
そんなに用心していても、亡くなったのは59歳であった。癌だった。酒の飲み過ぎによるものであった。あれだけ用心していても、何で亡くなるのかはまったくわからない。だからこそ、死生学というものをやってみたいと思った。一つ目の修士課程でそれを教えていただいた。今でも、かなり役だっている。さらに4月からは仏教学を教えていただく。タノシミにしている。
つまり、誰だって死から逃れられないということなのである。コメディアンの志村けん氏の死をからかっている暴言をYouTubeにあげている動画を見たが、こりゃアカン。そんなことを言っていたら、天罰が下る。
誰だって死からは逃れられないからだ。志村けん氏への暴言は、オレは死なないという認識から来ているからだ。そんなことはあり得ない話である。誰だって、そう誰だって死ぬことからは逃れられないからだ。つまらん世間のシガラミで悩んでいる必要も無い。
なぜなら、誰だってジエンドはあるからだよ。
うううううううううううううううううううううううううううううむ。
はかなさだけが残るですなぁ。
BYE-BYE!