浪速高校の木村智彦校長先生のBLOGには常日頃からおおいに興味を持って読ませていただいている。拙ブログから、リンクもさせていただいている。
現役時代から注目させていただいていた校長先生である。
学校改革ということで、ちょっとした論文に書きたいくらいである。
事実、資料は集めてある。
ところがである。かの木村智彦先生でも、定年が近いらしい。どうも普段の記事を読ませていただくと、65歳のようである。
いつかの先生の記事で、なんでフルタイムで働かないのだ!という文章があって、オロカナル愚生などは、はっとなったのだ。
朝の散歩とか、植木がどうしたこうしたなんて言っていないで、健康なら働けっていうことだと愚生は解釈した。
ほんとうにそれはそうである。愚生もそう思う。健康なら働いていったほうがよろしい。
隠居はしないほうがいい。経済状況が許すならばそれはそれでいいだろうが。
NHK大河ドラマ「太平記」で、足利尊氏が出家する場面が出てくる。後醍醐天皇との関係で、尊氏が失望をするのだが、あれはあれでわかるような気がする。しかし、周囲は慌てる。尊氏に出家されたら困るヒトがいくらでも出てくるからである。進軍すればするほど、諸国の武士たちが結集してくる。NHKの台本は、おそらく尊氏が万やむを得ず出兵したという構図を示してくれているが、ちょっと違和感があるにしてもそうだったのだろうなぁとは思う。
尊氏が京都で敗退して、九州に落ちのびた時も実は深慮遠謀があって、全国平定の布陣であったのではないかという論文も一昨日見たが、ふ~んこういう見方もあったのかと思った。「日本の合戦 2」(新人物往来社)である。
それでも、尊氏でも終わりはきたのである。室町幕府を作ったということはたいしたものである。しかし、室町幕府も未来永劫であったわけではない。知ってのとおりである。
組織も、システムも、命も、勤務年数も未来永劫続くわけではないのである。
そういうことである。
そういうこと。