と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

内館牧子センセの「養老院より大学院」(講談社)である。

2016年01月23日 16時49分57秒 | やさしい本の話

オイラは、「大学院」より「養老院」だったなぁ~、その準備もしているし・・・トホホ

 

 

昨日は千葉市に宿泊した。今日の第三のバイトのためにである。万一、鉄道がエンコして(?)動かなかったら、しょうが無いからだった。

実にオイラは、慎重な性格である(自分でいうか)。あるところに行っていた。内容は言えない。

犯罪ではない。バイトである。バイト。学校関係。時期が時期であるから、いろいろオファーがあって、商売繁盛しているのだよん。ありがてぇなぁと思う。

泊まったホテルは、じゃらんで予約したんだけど、相変わらずボロボロであった。もっとも千葉市で一番安いホテルだったからしょうがないか。一泊4010円であった。

現役時代に、一度泊まった記憶がある。その時以来だから、ボロボロにもなるわけだ。

食事はつかないから、夕方、線路沿いにあるガート下の食堂に行った。なんだか新宿のハモニカ横丁みたいで、うれしくなっちまった。

長崎ちゃんぽんの野菜バージョンというのを喰った。美味かった。実にこういうの久しぶりに喰った。6年ぶりだな。長崎に友人と行ったときに喰ったっけ。食い足りなくて、さらに屋台みたいな店でアルコールをがぶ飲みしていたけど。

で、ここだけの話、古女房ドノには絶対言えないけど、ビールを少しだけ飲んじまったのである。これもまた美味かった。でも、ビールを少しだけと言っても、ちょうど一合だけである。たった一合のビールが、こんなに美味いとは・・・・・いけない、いけない、また病気になっちまう。いけないことはしちゃいけないんですな。

(_ _ )/ハンセイ

それから、千葉市にある古書店チェーンで、買ったのである。「養老院より大学院」という珍書を。最初、逆だと思っていたから始末に負えない。つまり、「大学院より養老院」だと思っていたからである。それならわかる。大学院なんか行っても、趣味であるから、利益を生み出さないではないか。ましてや、ジジババになってからそんなところに行ってもしょうがねぇだろう、このバカと叱られているような気がしていたからである。

しかし、それは完全に間違いであった。

そんな程度なんだなぁ、オレの大学院理解なんていうのは。だから中退せざるを得なくなってしまったのだよん。バカは、バカである。どこまでいっても。

タイトルのことをこれから始める。

内館牧子センセの「養老院より大学院」(講談社)である。

快著である。実に気持ちのいい本である。

知ってのとおり、センセは、相撲基地外である。オナゴには珍しいタイプである。

一流の脚本家であるのに、54歳で、東北大学大学院修士課程に学びなおしのために入学したのである。そして、3年かかって修士をとったのである。

凄い!

なんてたって、東北人には憧れの東北帝国大学である。

東大、京大、東北大というのは、日本の御三家である。エリート校である。スーパーがつくくらいの。我が母校(高校)からも。私の時で27人しか合格していないのである。母校は山形にあったから、仙台の東北帝国大学に進むことは、憧れの的であり、まさに受験カーストをひっくり返したという伝説の対象にもなるからだ。

それにセンセは受かったのである。

たいしたもんである。

社会人受験生と言っても、語学のレベルが半端ではない。

「養老院より大学院」には、その超一流の東北帝国大学大学院での講義や、ゼミのレベルがこれでもか、これでもかと紹介されている。

しかも、一次資料をどれだけ読みこなせるかということが書いてあって、時には、寝袋持参で外国文献を読み漁る様が紹介してあった。

うなるしかなかった。

我が身のことを比較してしまったからである。

こんなオレじゃぁ、所詮無理だったんだよんと思った。一次資料も、古典の古文書から読まなくちゃならなんし、英語はまだしも、中国語となるとチンプンカンプンであった。

あああああああああああああああ。

無理無理。

ホテルで慨嘆していたんである。

アルコールのせいではない。

Kindleを持っていったので、シングルルームで坂本冬美を聞きながら、ナミダを流していたんである(どーも嘘っぽいなぁ)。

それがいつのまにか、Kindleちゃん、モーツアルトに変わっていたから、電源を落としてしまったけど。それに、モーツアルトを聴き始めると、寝てしまうからでもある。

まだシャワーもあびていなかったし。

そういうわけである。

今日は、おとなしく寝ましょう。

古女房ドノもいないし。

でかけるって行っていたから。

たまには一人でぽつねんと過ごすのである。坂本冬美を聞きながら。

まちがってもモーツアルトなんか聴かない。

あっと言う間に「養老院」送りになっちまうので。

 

ぎゃははっはははっははっはははは。

 

じゃぁ~~~~~ねぇ~~~~~~

 

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