四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

川崎市黒川の雪山を歩く

2013-01-19 10:33:00 | 南多摩
大雪の3日後の17日、川崎市麻生区黒川の雪の里山を訪ねました。黒川地区は、南西側が東京都町田市小野路、北西側が神奈川県多摩市と接する、川崎市北西端の地域で、豊かな森林と農作地が残されています。
2010年12月の冬晴れの日にも黒川地区に来ています。
最寄り駅は、小田急多摩線黒川駅です。


雪の谷戸(1)

今回は、初めての分岐谷戸を遡りました。雪に覆われていますが、小川が流れていて春には色々な花が咲き乱れるのではと思わせます。


雪の谷戸(2)

さらに遡るこの当たりは、湿原になっているようで、「生態系保護のため、動植物の持ち込み・持ち出しを禁じます」との看板が設置されていました。
谷戸の本流に斜面の雪が落ちかかり、氷河の合流地点のようです。


谷戸の最上部

谷戸の最上部では、竹が雪の重みで倒され、荒々しい光景に成っていました。


多摩 よこやまの道

分岐谷戸を上り詰めると、多摩丘陵の一番標高の高い尾根道に当たる多摩よこやまの道に突き当たりました。左側(北側)には、多摩市の多摩ニュータウンが広がっています。


尾根からの下り

多摩よこやまの道をしばらく南西方向に歩き、別の谷戸に向かって雪の斜面を下りてゆきました。


谷戸のバードウォッチャー

坂の斜面には、僕の足跡が付いています。
バードウォッチャーたちが双眼鏡を覗いて、遠方のアカゲラを観察していました。別の大砲望遠レンズを3脚に載せた二人と。鳥や蝶について語る。谷戸の積雪は11cm。


汁守神社

最後に神社にお参りして黒川駅に向かいました。
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小山田緑地の雪景色

2013-01-18 09:09:00 | 南多摩
雪の翌日、バス、電車、バスを乗り継いで、小山田緑地の雪景色を見に行きました(1月15日)。







積雪は10cm程で、踏み跡もない雪道をサクサク歩き、爽快な気分でした。



大泉寺バス停には、待合いの小屋があります。帰りのバスを待ちながら、小屋の壁の広告を見ると、電話 渕野辺六二番 などとあり、昭和20年代のような懐かしさを覚えました。
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雪の木もれびの森

2013-01-14 20:28:00 | 相模原・県央
雨に変わった雪道を歩いて、徒歩30分の木もれびの森まで散歩しました。


木もれびの森(1月14日)

木もれびの森に到着。畑の中の道は、風が吹抜けていましたが、身体は暖か。靴に雪解け水が入り冷たい。手袋を取っての撮影もしびれを感じました。



木もれびの森内には犬の散歩する人も。



少し暗くなった林内には照明が点灯していました。

今日も1万歩を達成。温度計を持参したところ、1.3度でした(15:30)。
温度計:Thermo Recorder おんどとりJr. TR-52i (株式会社ティアンドアイ)
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正月明けの相模原公園

2013-01-10 20:41:00 | 相模原公園・北公園
新年を迎えて初めて相模原公園へ。


相模原公園にて(1月9日)

雑木林もメタセコイア並木もほとんど葉を落としていました。冬には冬の美しさがあります。


クロガネモチ

隣接する麻溝公園の緩やかな傾斜の歩道付近に植えられたクロガネモチ。バックはグリーンタワー相模原です。


メジロ

「水無月園」近くの斜面には落ち葉が重なっており、そこにメジロが下りて、葉っぱをかき分け木の実を探し当てていました。


ジョウビタキ

ジョウビタキもこのあと同じ赤い実をついばんで飛び去りました。


ツグミ

「きらめきの流れ」付近に植えられたトウネズミモチには、ヒヨドリが集団で実を食していました。ヒヨドリがすべて去ったのち現れたのはツグミ。トウネズミモチの実は、食べやすいのか失くなりかけています。

真冬には、鳥たちの枯れた枝から枝へ飛ぶ姿や木の実を食べる姿がとても目につきます。蝶の姿のほとんど見られないこの季節、鳥たちの撮影も楽しいものですね。

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冬晴れの多摩丘陵へ

2013-01-05 09:51:00 | 南多摩
4日は最高気温が6度の予報でしたが、キレイな冬晴れとなったので多摩丘陵に出かけました。


10:37撮影

真っ先に富士山の見える尾根へ。正月三が日明け、しかも朝方よく冷えたので空が澄みわたり、今までここで見た中ではもっとも美しい富士でした。北風が吹き歩道には霜柱が立っていましたが、陽が当たるとそんなに寒くは感じませんでした。



多摩丘陵の向こうは丹沢連峰。自宅のある相模大野では丹沢の後ろに富士が隠れて見えませんが、多摩丘陵まで来ると辛うじて頂上が頭を出します。



昨年から越冬中のウラギンシジミ。



12月初めに紅葉が綺麗だった辺り。すっかり冬枯れています。



真冬の谷戸の風景。田んぼの水には薄氷が張っていました。春になれば畦道には色とりどりの花が咲きます。



尾根へ登っていく山道の脇の斜面には、カーブした霜柱がたくさんありました。どういして曲がるのかちょっと調べたけれど成因は分かりません。
カーブした霜柱の出来た場所は一日中日影で、この寒さでは常に地面が凍っていると思われること、霜柱が斜面にできていること。この辺にヒントが隠されている気がするのですが。

1月4日の天気 : 快晴。最高気温6℃、最低気温-5℃(八王子)


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