低山地の半日陰の斜面草地でヒメキマダラセセリがテリを張っていました。本年の初見です。
ヒメキマダラセセリ♂ 6月2日
同一個体
16時頃、地元の雑木林を覗くと、キアシドクガの食害でミズキの葉がなくなり明るくなった林内の直径30mほどの空間を3頭のチョウがかなりのスピードで飛び回っていました。
ウラゴマダラシジミ 16:40 フラッシュ撮影
Panasonic Lumix DMC-FZ1000, 1/3200秒-f/3.7
まったく止まらないので、日陰の樹木を背景に日を受けて飛ぶウラゴマダラシジミにレンズを向けてフラッシュ撮影。写真よりウラゴマダラシジミと思われます。
これが↓3頭が飛び回っていた環境です。
飛翔環境
17時まで観察していると、どこからともなく雌がやってきて草の葉上に止まりました。
ウラゴマダラシジミ♀ 17:01撮影
すると、♂1頭が比較的穏やかに接近しましたが、♀はそれを振り切って飛び去りました。そのあと、林内の飛翔は途絶えたようでした。
♀が現れても3頭が殺到することもなかったのは何故なのでしょうか?
♂のハイスピードの飛翔はスポーツなのか、遊びなのでしょうか?
そんなことを考えながら帰路につきました。
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これは、5月31日に歩道を横切り植え込みの枝に止まった雌です。
ウラゴマダラシジミ♀
ウラゴマダラシジミは何故か近場のフィールドでは見かけません。
色々観察出来るのが羨ましいですよ。
ウラゴマダラシジミは河川敷のイボタノキに多いようですが、家の近くの雑木林で見られるのは嬉しいことです。
していなかったのでしょうか?
ということは雄は性成熟をしもう交尾完了、昨日は16時に雄の飛翔姿はありませんでした。