四季おりおり

自然散策そして音楽のことなど・・・ 
2010年秋より里山・谷戸歩きで見た風景や蝶・花の紹介が増えてきました。

阿蘇山へ(1)

2015-09-25 12:46:00 | 
9月15,16日、福岡に住む息子宅を訪問。17日に阿蘇定期観光バスで草千里ー阿蘇神社・水基(ミズキ)巡りー大観峰のコースを回りました。


阿蘇山中岳

旅行に出かける前日の14日に中岳が噴火し、噴火警戒レベルがレベル2から3に引き上げられ火口から半径2km以内が立ち入り禁止になりました。14日の草千里には降灰があり観光客を下山させたと報じられていましたが、15日からは定期観光バスも草千里までは運行となりました。火口間近の阿蘇山西には規制区域内で行かれないままでした。


中岳第一火口の噴煙

火口からは時々白煙が立ち上る程度でした。観光客は少なめでしたが、外国人のグループが何組か来ており、オランダから来た若夫婦と1歳のお嬢さんと知り合いになりました。



そのうち雨が降り始め、次のコースに移動。


田舎いなりとそばの店「はなびし」

阿蘇神社の門前町に到着。昭和の雰囲気のお店で昼食。


水基

門前町には水基(ミズキ)と呼ばれる水飲み場があちこちに点在していました。


大雨の阿蘇神社

阿蘇神社では雷の鳴る大雨に。阿蘇山一帯に大雨洪水警報が出されました。


阿蘇神社


楼門

雨宿りをしていた、2層の楼門。
その後、大観峰にも行きましたが、雨のため何も見えませんでした。

                              (続く)                   


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京都へ(6) 大覚寺

2012-11-30 14:56:00 | 
大原を歩いた翌日は、嵯峨野を散策しました。朝一番で大覚寺を訪れると、まだ人影が少なく、静かに回ることができました。


式台玄関

式台玄関の前には、嵯峨菊が並んで飾られていました。


嵯峨菊

嵯峨菊は大沢池の菊ケ島に群生しており、嵯峨天皇がその可憐さに惹かれ手折られたと伝えられています。観賞用には、1鉢3本仕立てで、花は先端に3輪、中程に5輪、下手に7輪とし、育成されます。御所の雪(白)、御所の秋(黄)、御所錦(朱)、御所の春(ピンク)などの色があります。大覚寺では毎年11月に一般公開されます。


五大堂


御影堂

各所に嵯峨菊が彩りを添えていました。


大沢池と心経宝塔

大覚寺の正式名称は、「旧嵯峨御所大覚寺門跡」といい、真言宗大覚寺派の本山です。嵯峨天皇の孫の恒寂入道親王が初代の住職に就かれました。

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京都へ(5) 寂光院

2012-11-28 15:05:00 | 
三千院から大原バス停を過ぎて寂光院へと歩みを進めると、店舗だった建物が軒並みシャッターを下ろしていました。2000年に寂光院本堂が焼失し2005年に再建されるまでの間、参拝者が減ったことが響いたのでしょうか。


寂光院の山門

寂光院は、594年に聖徳太子が創建したと伝えられ、平清盛の息女である建礼門院徳子が、壇ノ浦で滅亡した平家一門とわが子安徳天皇の菩提を弔い、終生この地で過ごしました。平家物語のゆかりの地として有名です(寂光院資料より)。


本堂

山門をくぐり、本堂に近付くと、急に雹が降ってきました。


スギゴケと雹

本堂で案内の女性(写真の右端)が「これから説明を始めるので集まってください」とアナウンスしているので急いで撮影。雹は大きいもので5,6mm位でした。


池の様子

落葉が池に沈み、その上を鯉が泳いでいるところに雹が落下しています。


鐘楼と千年姫小松

11月14日の天気: 晴れときどき曇り、午後から曇り時々雨(大原)
最高気温14℃、最低気温9℃(京都)
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京都へ(4) 実光院・勝林院・宝泉院

2012-11-25 21:12:00 | 
三千院からぐるりと紅葉の実光院・勝林院・宝泉院を巡りました。


実光院の庭園

実光院は、1,013年に慈覚大師円仁の9代目の弟子寂源が、天台声明を伝承するために建立した寺です。
※声明(ショウミョウ):仏教儀式の音楽





勝林院の本堂

勝林院は、1,013年、大原魚山流声明の根本道場として建立された寺です。


宝泉院の額縁庭園


竹林を眺める

宝泉院は、勝林院住職の坊として建てられました。
宝泉院でも静かに額縁庭園を眺めながら抹茶をいただきました(11月14日)。
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京都へ(3) 三千院

2012-11-22 20:44:00 | 
三千院に着きました。
三千院は、最澄上人が比叡山延暦寺を建立した際に、結ばれた草庵を起源とし、何度か移転して大原に落ち着いた天台宗門跡のひとつです。明治に至り、三千院と称されるようになりました。


御殿門


客殿より聚碧園

客殿では心静かに庭園を眺める。


往生極楽院

元々三千院とは別の寺院でしたが、同じ境内にあります。


紅葉

紅葉が明るく光り、コケの絨毯には落ち葉が広がっていました。


スギゴケとカエデ


宸殿

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