地上デジタル放送では、
受信障害に強いとは言われているが、
当然限界がある。
地デジでは一定のレベルまではエラー訂正が効き
放送を視聴できるが、
一定のレベルから下がると急激にブロックノイズが出て
画面が出なくなる(受信できなくなる)
これを崖効果と呼ぶ。
先日ネットで情報を集めていると
地デジ受信障害に関する研究のPDFを見つけた。
http://www.hbf.or.jp/grants/pdf/g/18-g-miyazawa.pdf
ガードインターバル(GI)という仕組みがあり
この設定値を超えない反射波・マルチパスならば
エラー訂正ができるというものだ。
このGIは現在126マイクロ秒となっており、
電波速度(光速)で計算すると約38kmである。
つまり、直接波と反射波の経路差が38km以上で
受信障害が発生するということになる。
このPDFを参考に、当地・川越で受信した場合を
作図してみた。
地図はMAPIONを利用しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/59/e4d988bd2cde1ae0809f27aa52bf2c2e_s.jpg)
この楕円は経路差が40kmとしたものである。
すると楕円の外側は青梅や八王子の山に
かかりつつあることがわかる。
つまりこのあたりの反射波が到達すると
地デジの受信品質が下がる可能性が十分にある。
遅延の測定には専門の測定器を使う必要が
あるため、これ以上の考察はできない。
下記に楕円ついて触れておく。
参考 楕円の性質
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/00/7a995d0bf96a0e4c740a184b89aaa538_s.jpg)
2点が同一の場所になると
いわゆる普通の円(正円)になる。
当地川越は東京タワーから35kmなので
経路差が40kmとすると総経路75kmの
楕円(焦点は送信点と受信点とする)
を書けばよい。
糸を利用して楕円を書く方法があり
わたしもこの方法を利用した作図です。
受信障害に強いとは言われているが、
当然限界がある。
地デジでは一定のレベルまではエラー訂正が効き
放送を視聴できるが、
一定のレベルから下がると急激にブロックノイズが出て
画面が出なくなる(受信できなくなる)
これを崖効果と呼ぶ。
先日ネットで情報を集めていると
地デジ受信障害に関する研究のPDFを見つけた。
http://www.hbf.or.jp/grants/pdf/g/18-g-miyazawa.pdf
ガードインターバル(GI)という仕組みがあり
この設定値を超えない反射波・マルチパスならば
エラー訂正ができるというものだ。
このGIは現在126マイクロ秒となっており、
電波速度(光速)で計算すると約38kmである。
つまり、直接波と反射波の経路差が38km以上で
受信障害が発生するということになる。
このPDFを参考に、当地・川越で受信した場合を
作図してみた。
地図はMAPIONを利用しました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/7c/59/e4d988bd2cde1ae0809f27aa52bf2c2e_s.jpg)
この楕円は経路差が40kmとしたものである。
すると楕円の外側は青梅や八王子の山に
かかりつつあることがわかる。
つまりこのあたりの反射波が到達すると
地デジの受信品質が下がる可能性が十分にある。
遅延の測定には専門の測定器を使う必要が
あるため、これ以上の考察はできない。
下記に楕円ついて触れておく。
参考 楕円の性質
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/50/00/7a995d0bf96a0e4c740a184b89aaa538_s.jpg)
2点が同一の場所になると
いわゆる普通の円(正円)になる。
当地川越は東京タワーから35kmなので
経路差が40kmとすると総経路75kmの
楕円(焦点は送信点と受信点とする)
を書けばよい。
糸を利用して楕円を書く方法があり
わたしもこの方法を利用した作図です。