ジュリエットオスカー634受信ブログ

ラ・テ受信雑記他・私の得意ジャンルでの情報を発信します。このサイトは個人的な趣味により制作されています。

STL・TTL・反射板

2008年09月25日 22時25分32秒 | テレビ・ラジオ受信関係
テレビの放送電波というものは放送局舎から
直接発射されているわけではない(一部例外局もあるが)

送信所とか放送所と呼ばれる施設から電波が発射される。
関東では東京タワーであったり湘南平であったり
宇都宮タワーだったり榛名山だったりするわけだ。

放送局舎から送信所まで放送するプログラムを送る無線施設
がSTL。
送信所から子や孫の送信所にプログラムを送る無線施設が
TTLとなる。

これらにはマイクロ波が使われているため、
放送局舎から送信所を見通せない場合使われるのが反射板
(無給電アンテナ)である。

私が知っている限りでは、山梨県のほかに福島県でも
使われているようだ。

山梨県で話を進めると、富士吉田へは途中の
御坂山塊で甲府盆地内からは見通しがきかない。
そこで、三つ峠にマイクロ波を発射し、
三つ峠で反射させ富士桜高原の送信所へ送っている。

山梨のテレビライフにおいて三つ峠はさらに重要で
甲府市内のCATV局はここに在京局の受信点を設置して
CATV加入者に電波を届けている。

登山やハイキングの書籍や関連サイトへ行くと、
鉄塔や電波塔は興ざめである・・というような
記述を見かけるが、
三つ峠についてはここがないと
甲府盆地で在京が見られないだけでなく、
富士吉田にも県内波を送れないということになる。

必要があるからその施設があるのだということを
登山愛好家やら高山植物愛好家やらに知ってもらいたいのである。
ちょっと長い文になってしまいました。
すいません。

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