卒業証書

年末年始の予定をガラリと変えて信州にいます



今年は本当に色々なことがありました



でも 色々なことって これまでにもあったのだけれど今年は色々なことを感じきることが やっと出来たんだと想います



これまでは自分なりの経験や知識や気力で乗り越えたり 出来事や感情と闘ったり 何か別のもので紛らわしたりしてたのだと想うのですが



今年 私に訪れたものは私には どうしようもなく 紛らわしようもなく ただただ受けとめる以外にありませんでした



以前このBlogでも この受け切るとか 感じきると自分の中に大きな空間があり それは決してネガティヴなものではなかったと書きましたが 今 想えば あれはヨーガや禅でいうところの「無」が「在る」ことだったのかもしれません



とても静かで喜びもなく恐れもなく ただ 「無」が「在る」
「在る」が「在る」感じでした



9月に怪我をした後にも 色々なことがありました
たくさんの人に助けられ たくさんの人に ご迷惑をお掛けしました



最初の診断で手術が必要で1ヶ月の入院になると聞いた時 不謹慎にも 私は1ヶ月お仕事を やっと休めることが出来るとホッとしてしまいました



気力・体力も限界だったし ヨーガを仕事として続けて行くのは もう限界だと想っていたので そんなこと想ってしまったのだと想います



好きなことをしている自分を支えている もう1人の自分を しばらく そっとしておいて欲しかった



そんな中で参加させて頂いたShreeさんとカネコテツヤさんとNoriさんの北インド古典音楽ドゥルパドのライブ



音楽の素養もなく 楽譜も読めず 引き込まれるようにして飛び込んだ世界
決して覚えのよくない私を受け入れ続けて下さっているShreeさんのステージ
自分でも意外なほど楽しめた事が自分を捉えていた垣根を取り払ってくれて 例えば観客と演者の区別 ヨーガなら生徒と講師の区別がなくなり ただ その場を楽しむことが出来るようになりました



そうすると 今年 怪我をしたこと 大切なものをなくしてしまったこと 素晴らしい出逢いなどの全ての出来事も 辛かったこと 悲しかったこと 嬉しかったこと 楽しかった全ての感情も 良し悪しではなく私に等しく与えられたギフトであることだと体感・理解出来ました



側から見たら厄年？って言われたけれど 良い年でしたし この1年のことは これからに続いて行くものだと想っています



楽しみです



少し 力が抜けました





いつか 私たちが いつか強さとか 何かの義務感とか 優しさですらなく まるで温泉に浸かって フーッとため息が漏れた時のような あの力が抜けて心地よくお湯に溶け合っているように寛ぎながら 自分でいられるように…大切な人や世界とも調和がとれるようになればいいと想っています



私たちが ヨーガの究極の目的である自分に…世界に寛ぐ…そうなれますように




今年も1年ありがとうございました
みなさま 良い お年をお迎えください









病院でのリハビリ終了しました
担当の理学療法士さんには 本当に感謝しています

いただいた卒業証書
今年は自分を守り続けてくれた様々なものからの卒業の1年だったので その象徴のように想えて額に収めました



怪我も他のことも まだまだ不安がありますが これからが本当に大切だと想うので これを励みに頑張ります









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