Pranava. Yoga+Ayurveda.

ゆるりヨーガとアーユルヴェーダな暮らし

署名ありがとうございました。

2012-06-28 | いつものこととか
京都がれき受け入れ反対の署名にご協力して下さいました方々、改めてお礼を申し上げます。


ありがとうございました。


がれき受け入れに関しては、未だ賛否両論あります。拒否を表明することで自分だけが良ければ良いのかと言うお声もあります。


がれきの放射能汚染に関しては事実です。


残念ですが、個人の心情的に考えても世界の法律に照らし合わせても放射能で汚染されたものを、無防備にばら撒く事はどう考えてもおかしい。


がれきを受け入れる事が被災された方々の支援になるという考えも私には納得がいきません。


もし、私たちが反対の立場だったらどうだろう?


これ以上汚染を拡大させて、助け合う事も出来なくなってしまってはどうなってしまうのだろう?


また、瓦礫を現地で処分せずにわざわざお金を使って各地にばらまくことがどのようなお金の流れを生んでいるのか、にも注目して欲しい。


被災地での総瓦礫は2045万トン。


これを現存の現地焼却炉で処理すると2.2年で処理が完了するといわれています。


また建設予定の焼却炉で17基でともに処理をすると更に早く処理がされるのです。


そして、この施設では現地雇用も生まれる。


わたしは、受け入れ拒否も復興支援のひとつだと考えています。



もうひとつ、最近テレビで小さな女の子が被災地からの瓦礫を受け入れて欲しいという


コマーシャルが流れているそうですが、瓦礫は既に被災者の生活区域からは運び出されているそうです。


でも、私が一番憤りを感じるのは、小さな子供に自分の目の前にこんなに恐ろしいものがあるのに、なぜ皆は助けてくれないのだろうと思わせてしまっていることです。


非常に残酷で卑劣なやり方だとおもいます。


もっともっと、一人ひとりが薄っぺらいコマーシャリズムに感情を振り回される事なくこの問題の本質を見つめて正しい行動をとっていけてらと願います。


思い込みも無知も正しい行動から離れていってしまいます。
いろんな角度から、いろんな人とこのことについて話し合うのも復興支援に繋がると思います。


原発再稼動反対のデモのニュースもろくに報道しないテレビや新聞からの情報を鵜呑みにするのでなく、瓦礫の広域処理の代替え案やクリーンエネルギーが原発に替わって主流となる社会作りに意識を向けていきませんか?


少しづつでも、でも決して諦めずにずっと...。