岐阜県の「阜(ふ)」の字は、漢和辞典の部首表に画数が8画の部首の一つとして載っています。ちなみに部首名は「ぎふのふ」だそうです。通称は「阜部(ふぶ)」といわれることが多いそうです。
意味;丸くふくれる。丘。
《解字》もと上の部分だけで、ずんぐりと土を積み重ねたさまを描いた象形文字。
阜はそれと十(あつめる)を合わせた字で、まるくふくれるの意を含む。阜(盛り土)。
例;防、阿(阜<おか>+音符可<かぎ形に曲がる>=かぎ形の台地)、阻、限 等。
部首詳細より
辞書によっては、「こざと・こざとへん」と説明してある場合もあります。「阝(こざと)」は「阜」の略字とする説です。
こざと‐へん【阜偏】
漢字の偏の一。「防」「隊」などの「阝」の称。◆ 漢字の右側にある「阝」は「おおざと」という。
大辞泉
つかさ【丘/阜】
小高くなっている所。おか。 「佐保川の岸の―の柴な刈りそねありつつも春し来たらば立ち隠るがね」〈万・五二九〉
大辞泉
「阜」は「おか」という字で、ずんぐりと土を積み重ねた様子を描いた象形文字です。
他説では「神が上り下りする「梯子(はしご)」の象形とも言われています。
「隆」や「陸」、「防」、「階」などのように漢字の偏として、つまり左の方に用いられ、そうした土の盛り上がりに関する字に使われます。
「降る」も本来は「降りる」ことで、高い所から低い所への移動することだそうです。
「邑」の上部の「口」は、領地であり、国を表します。そして下の「巴」はひざまずいている人の形だそうです。この、領地とひざまずく人の形から、「領地の中に人々をふさぎ込める」意味になり、それは大きくは国の意味だそうです。
「都」とか「郡」、「郷」のように漢字の旁(つくり)、つまり右の方に用いられ、そのような場所に関する字に使われます。
ちなみに岐阜の県名は、「岐」を古代中国の「周の文王が岐山より起こり、天下を定む」という中国の故事にちなんでおり、「阜」は学問の祖である孔子が生まれた土地『曲阜』の「城の東に阜(おか)有り、委曲して長さは七八里」にあやかっているそうです。
『岐山』はその昔、鳳凰(ほうおう)が舞い降りたとされる山だそうです。
岐阜の県名は、かの「織田信長」が命名しており、元々は「稲葉山城」と呼ばれていた城を「岐阜城」と改めた。47都道府県のうち、このように中国から由来しているのは岐阜県のみだそうです。
したっけ。
岐阜県、こうして見ると難しくない字なのに
これまですんなりと書けたことがないような(~_~;)
北海道や他の県はけっこう書けるのですけど^^
知らないことがいっぱいです^^
そうですね。いろんな事情があるんですよ。
岐阜という字は、他であんまり使いませんから、あれっと思いますね^^
したっけ。
ぎふのふ、です。
他にはこんなのはありませんね^^
したっけ。
漢字は難しいから面白い^^
したっけ。
いつもありがとうございます♪
岐阜は織田信長が名付けたんですね。
今まで考えたことがなく岐阜は知らない
人が多かったです。
東京に住んだ時岐阜は名前も知らない人が
多く面倒で名古屋の近くと説明していました。
今は岐阜は知っていてもどこにあるか知らない
人が多いです。
中国に由来している名前なら、納得です。
見慣れないので、書けないです。
そうですね。岐阜って存在感が薄いかもしれませんね^^
したっけ。
そうですね。万葉集に「野阜(のづかさ)」と出てきますが、他では見ませんね^^
したっけ。