錦木(ニシキギ) ニシキギ科 ニシキギ属 (落葉低木)
別名:ヤハズ ソバノキ
分布:北海道、本州、四国、九州、中国、アジア東南部
花期:5~6月
葉腋から、葉より短い柄の集散花序を出し、淡緑色の花を数個開く。花弁、雄蕊は4個、萼は4裂する。
葉は対生し、葉身は倒卵形または長楕円形、表裏面ともに無毛。縁には鈍い鋸歯がある。
朔果は狭倒卵形で、熟して裂けると、橙赤色の仮種皮につつまれた種子が1個現われる。
紅葉の美しさを錦(ニシキ)に例えた名。紅葉は天候により変わりますが、赤から黄色まで織り交ざりとてもきれいです。別名のヤハズとは、枝の翼を矢筈(ヤハズ)にたとえたもの。またソバノキは、実の形が蕎麦の実に似るので。
や‐はず【矢筈】
矢の末端の弓の弦(つる)を受ける部分。矢柄を直接筈形に削ったものと、竹・木・金属などで作って差したものとがある。
大辞泉
この小さな花に見覚えはありませんか?先日(5/23)掲載したオオツリバナと同じです。ニシキギ科、ニシキギ属で、同じ仲間なのです。
したっけ。