キリンの長い首は、高い所にある木の葉を食べるのに適しています。大昔のキリンは、現在のキリンより首が短かった事が化石よりわかっています。キリンは高い所にある木の葉を食べているうちに、首が少しずつ長くなったと考えられてきました。
しかし、首の長さが中間のキリンの化石が見つかっていないので上記の進化論は説明がつかないそうです。
では、どうして首が長くなったのでしょう。突然変異で首が長い遺伝子情報を持つキリンが誕生し、そのキリンが、生きていく上で有利だったので、生存競争に生き残れたと考えると説明がうまくつきます。
遠くを見渡せことが出来るため、肉食獣の接近をいち早く発見できたり、他の動物が食べ残した高いところの気の葉が食べられるようになったり出来るようになったことが有利になったとする説です。
しかし、ただ首が長いだけでは、全体のバランスが悪くなるので、足の長さや、体型までも同時に変化していないといけません。それらのすべてがうまく組み合わさっていないと、逃げ足が遅くなるので、成獣になる前に補食されてしまうからです。
今のキリンが誕生するまでには、色が白いものや足がもっと長いものなども突然変異で誕生したかもしれません。しかし、それらが現存していないのは、環境に適しなかった突然変異だったのでしょう。まさに今いるキリンは天文学的回数の中で起こった奇跡とも言えるごくわずかな成功例の突然変異で進化した生物と言えるのだそうです。
キリンは心臓と頭が2メートル近く離れていて、そこに血液を巡らせるには強烈な血圧をもつ必要があります。キリンの最高血圧は平均260mmHg、最低血圧が平均160mmHgだそうです。ちなみに人間では最高血圧は平均120mmHg、最低血圧が平均80mmHgです。
キリンの首の血管には弁が ついており、血液が逆流することを防いでいるそうです。
余談ですが、キリンの首の骨は他の哺乳類と同じ7個だそうです。首の骨が多いわけではないのです。
したっけ。
キリンの首が長いのは敵から身を守るために
確かによく見えて納得できますね。
でも足の細すぎが気になりますね。
よかった!風邪ひかれたのかと心配してました^^
首の長いキリンの姿って
壮大な草原に沈む夕陽が似合いますね!
素敵なカットに
【沈まぬ太陽】のワンシーンを思い出しました^^
キリンの脚の長さは首の長さと釣り合いが取れています。あれ以上太くなると早く走れないそうです。ちょうどよい個体が生き残ったということですね。
したっけ。
風邪は引いていませんよ。
カットですか。シルエットは便利ですね。見る人が勝手に想像してくれます(^^;
したっけ。