ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

マンガのちから

2014-02-12 05:00:00 | 展覧会

退院してから1週間目の金曜日、K川君から退院したら飲みに行こうと約束していたので、朝から電話が有り、「今日は馬場町で待ち合わせしよう」と、また飲みに行くには辺鄙なところへ行くもんやと思いながら、「ええよ」と答えてしまいました。K川君が言うには歴史博物館で催しがあるから、それを見物してから飲もうという訳です。私は歴史博物館で『マンガのちから』と題した手塚治虫と石ノ森章太郎の原画展を催しているのを知っていましたが、K川君がマンガに興味があるとは思ってもいませんでした。

                       

歴史博物館へ来るのは2回目です。6時15分の待ち合わせでしたが、私はヒマなので5時半ごろには到着し、「先に入場したらアカンで」と言われていたので、外周やエントランスをウロウロして時間を潰しました。

             

博物館に行くと言われた瞬間には、先に入場してゆっくり見物をしようと思いついたのですが、K川君が言うには障碍者手帳を持ってるので、付添人も1人含めてタダで入場できるのだそうです。外見からは障碍者には見えませんが、体内に管を入れているからだと言いますが、それなら私も今は管が入ってますが、障碍者手帳など貰っていません。まぁ次に病院へ行った時には取り外すらしいのですが。

               

3年ほど前に来た時とは周囲の様子が少し変わっています。日本最古の官道と言われる竹内街道についての案内板やこの地に建設されていたと言う5世紀後半の高床式倉庫が再現されています。一番右の写真で倉庫の奥に見えているビルは私が勤めていた会社の本社です。

               

北西方向には大坂城を見ることが出来ます。金曜日だけ夜8時まで開館しています。右の写真は博物館側から見たNHKのエントランス。

             

この日はスマホを家に忘れ、K川君と出合えなかったら連絡の取り様がないと思っていましたが、時間通りに発券場所に来てくれました。特別展内では写真を撮ってはいけませんが、2ヵ所だけ撮影許可のあるところが有りました。一つがこのトキワ荘の模型、手塚や石森や赤塚さん達はこのトキワ荘の住人だったのです。反対側は部屋になっていましたが、写真は撮れません。4畳半の部屋にマンガを描くための机が置かれていると、もう他には何も置けないような狭さでした。

             

もう一つの撮影OK場所、『リボンの騎士』のサファイア王子と『サイボーグ009』の003、どちらの作者も亡くなっているので、誰か他の人が描いたのでしょうね。私は中学生頃までマンガを描いていた時期があり、K川君は私の描いたマンガを持っていると言います。そのままマンガの世界へ入って有名になってくれたら良かったのにと言いますが、そうなっておれば彼の持っている絵は高く売れたのかも知れません。

             

K川君が来る前にホールの売店で常設展の参考になる本を買いました。1冊100円ですが、未だ読んでいません。

ところで昨日は建国記念の日でしたが、その前身は紀元節、紀元節は神武天皇が紀元前660年元日に即位したことを意味するのですが、太陽暦に直すと2月11日になるのだそうです。でも何も書いたものが残ってないし(日本書紀に書かれているのですが、それより以前の書物と言う意味)、そのような昔に暦など有ったわけがないので、神武の話は作り話です。休みを増やしてくれるのは有難いのですが、ウソをまことしやかに言うのは如何なものか、私は天皇を政治利用し、主権者とは認めたくありません。


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