ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

旧道を歩く

2014-07-30 05:00:00 | 田舎

神水瀑を後にして一枚岩方面へ向かったのでしたが、昼食には少しだけ早く、かと言って薬師堂まで行くと昼食をとるのがかなり遅くなると思ったら、さっさと一枚岩の鹿鳴館で昼食をとりに行けば良いのに、立合トンネルの手前で左に折れて、立合集落の方へ細い道を辿って行ったのでした。行き交う車も無いけど、かなり細い道が続くので、峯口橋の袂で車を降り、橋から歩き出したのですが、橋を渡ると左は古座川町役場、右は一枚岩と書かれた標識があったので、役場はこっちかなぁ?おかしいなぁと思いながらも反対の一枚岩方面に向かって歩き出したのでした。

             

何故一枚岩方面に歩き出したのか、昼食目的なら車に戻って引き返せば良かったのに、きっと古座川町役場方面に行っても仕方ないと思ったに違いありません。橋を渡っていると軽トラが1台追い越して行きました。

             

峯口橋から北方向に見えるのは国道371号線、立合トンネルと相瀬トンネルの間にかかる鳴滝橋、国道371号線は立合トンネルと相瀬トンネルが出来てから一直線で500mほどの距離ですが、実は立合集落と相瀬集落はS字型の上と下、両極端にあたるのです。この時は何も考えられなかったのですが、このまま一枚岩まで行くには、反対側の相瀬まで行き、旧道を通って相瀬橋まで歩かなければなりません。

       

この時歩いていたのは古座川を挟んで旧道とは反対の道、こんな所にも道が有ったんやと思いながら歩き、橋を渡って相瀬の集落に入りました。昔トンネルが無かった頃は一雨橋を渡れば右へと道が続き、そこからは車がすれ違うのが困難な所がふんだんに有る道でした。一枚岩や七川ダムに行くには、この細い道を通ったなぁと思い出しながら、ひところ、相瀬の集落のおとり鮎を売ってた家で、おとり鮎ではなく食用の鮎を買っていたことを思い出したものです。それが真ん中の写真の右側が広くなっている所の家。どうやら鮎はもう売ってないみたいでした。

             

途中でどれだけ歩くのか心配になって来たので、畑に居たおばさんに一枚岩まで遠いかと尋ねたら「遠い」と言われ、戻って相瀬トンネルの手前にあった階段まで戻った方が良いのかと尋ねたら、このまま行った方が良いと言われました。歩き始めて30分、やっと相瀬橋に到着、案外近いやんと思ってのでした。

             

相瀬橋の上流側の下にある牛の爪と呼ばれている岩、確かに牛の蹄に似ていますが、実際に牛の蹄をしげしげと見たことはありません。相瀬橋が架かるまでは馬の爪という岩もあったそうですが、橋を造る際に取り壊したそうです。

             

相瀬橋から観る道の駅『鹿鳴館』、歩けば未だここからかなりあるようです。

             

一枚岩の前でアユ釣りをしている二人連れを見ました。こんな人が大勢寄ってくるところで釣れるのかと思ったのですが、案外、次々に釣れていました。大勢集まってくると言っても知れてますもんね。

             

鹿鳴館で注文したアユソバ、以前一回食べたことがあったのを覚えていて、結構美味しかったような気がしていたので、同じように注文したのですが、ソバの味がイマイチ、以前食べた時の方が美味しいと思ったのは、今の季節が夏だったからなのかも知れません。


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