ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

土用の丑の日

2014-07-31 05:00:00 | 大阪にて

一昨日は土用の丑の日、日本では何故か夏の土用の丑の日には鰻を食べる習慣が有ったようですが、そのような習慣に惑わされることなく生きてきた私は、鰻が食べたくなったら食べ、土用の丑だからと言って鰻を食べていたような記憶はありません。食べたくなったら食べていたと言っても、鰻を頻繁に食べていた訳でもないのですが、去年からはウナギの漁獲量が極端に減り、鰻自体が高騰したので鰻を食べた覚えはありません。ニホンウナギは絶滅危惧種に指定され、じゃ今皆さんが食べているウナギはニホンウナギではないのかと思ってしまうのですが、一昨日は三男が黒門市場の鰻屋で蒲焼を2枚貰って来たのでした。

             

丑の日というのは旧暦で数えるところの十二支のうちの丑の日であるという意味は解るのですが、土用とはいったい何なのか、土曜日が丑の日にあたるのではないことは明らかですが、12進法と7進法が一致するのは84日に一度のこと、そんなことになれば約三ヶ月に1回ということになってしまいます。土用と言うのは四立(立春・立夏・立秋・立冬)の直前約18日間のことを指すそうです。約18日と書いたのは、地球が楕円軌道を描いて太陽の周りを回っているので、四季によって若干期間が異なるのです。春夏秋冬の順に期間を書けば18、49・18、82・18、02・17、71となり、実際の生活では17~19日間になるようです。当然夏に19日間ある年が多く、17日間しかないのは冬だけです。

       

土用の丑の日に何故鰻を食べるようになったのか、諸説あるようですが、商売が上手くいかない鰻屋が、夏に売れない鰻をどうしたら良いものかと平賀源内に相談に行ったら「本日丑の日」と書いて貼っておくよう勧められ、その鰻屋は繁昌したそうで、他の店もそれを真似し始めたというのが私にしては面白い。でもウナギの旬は夏ではないんですよね、冬眠に備えて養分を蓄える晩秋から初冬にかけてが一番、久し振りに食べた今年の鰻ですが、泥臭さを感じました。日本産でなく、お隣の大国のものなら、少し身震いがします。まぁ戴き物ですから、文句は言えませんがね。

             

三男は最初から鰻丼で食べていて、泥臭さは「こんなもんやろ」と言っていました。私は最初蒲焼だけで頂きましたが、最後チョットだけ鰻丼にしてみました。


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