ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

天高く

2012-10-22 05:00:00 | 大阪にて

今年は雨が多かったと私は思っています。現実にはそんなに多くは無かったとは思うのですが、私が出かける時に限って雨、或いは台風がやって来るのです。九州に行った時然り、夏の帰省時、四国の中津渓谷へ行った時も、先月Y下君が来るというので釣りに帰った時も何時も雨が降り、台風が来たのでした。

先週の木曜日、その土日にY下君が釣りに来る予定なのでハローワークから帰ってすぐに車を走らせましたが、台風が2個もウロウロしていました。来月、伊勢や熊野へN田君夫妻と旅行する予定なのですが、天気が悪いんじゃなかろうかと今からとても不安なのです。

                       

それでも長く滞在する串本では晴れている方が多く、大阪で居ると雨など降ることが滅多にありません。これは10日に四条畷へ行った帰り、ニューミュンヘンで唐揚げ1人前と生ビール大1杯を昼食として食べた後、御堂筋に出て空を見上げてある種の感動を覚えたので撮ってみたものです。

青々をして澄みきった空の何ときれいなことか、私の着る服の色調はブルー系が多いのですが、それは海を意識してのもの、空色と言うより群青色の系統の方を好んでいるのです。

大阪駅の北側には私がリタイアする以前には建ってなかったビルが2つ出来かけていました。右隅に高く聳えるのは阪急百貨店の新しく完成しようとしているビル。

             

こちらは西側、ヒルトンホテルなどが見えています。手前の右は新阪急ビル、左は駅前第4ビルです。

串本での風景を撮ると、遮るものと言えば山しかないので、しかも大阪のように接近してビルがそそり建っている風ではなく、山はなだらかな傾斜なので頂上などはかなり遠くに見えるので、こういう風景とは対照的です。山や野は葉の緑と土や幹の茶色が表現する有機物の世界、歩いていると、虫や鳥、時には獣などを見かけますが、向こうから襲ってくることは無く、都会では聳え立った無機質なビルから吐き出される人の群れ、何時現れるか判らない無差別殺人鬼、そう考えると何故にこんな都会で暮らすのか、より良い生活をと願う人々の知恵とは逆に住み難い環境になってきているのには違いありません。

             

外からの階段があったので駅前第4ビルの3階テラスに登ってみました。昼休みの時間帯だったせいか、多くの人が横になったり、本を読んだりとくつろいでいました。テラスから北東の方角、建設中なのは富国生命ビルだと思います。こちらは未だ高いビルは出来ていません。と言っても一つでも串本であれば、びっくりするほど大きなビルに思えるのでしょうね。

             

こちらは南東側、真ん中のビルはフェニックスタワー、幾つかの保険会社が合併してできた会社の名前が冠むっています。

             

この日久し振りに御堂筋の北詰に出たわけですが、驚いたのはあの有名な足立宝石店の建物が競売に出されていたことでした。私の小さい頃はよくラジオやテレビでコマーシャルを流していたような記憶があります。

             

さてこれは後日、ヨドバシカメラを北側から撮ったものです。大阪駅の裏、しかもヨドバシカメラより北側には殆ど行ったことは無かったのですが、所用有って訪れた時に撮っておいたものです。

“遥か彼方”などと言うと、西の方とか南の方とか水平線や地平線を思い浮かべて使う言葉ですが、こうも狭い地域で空を見上げると“遥か彼方”はずっと上の方、肉眼では見えようもない宇宙を想定してしまいます。この時、私の頭上の遥か彼方にはどのような星が動いていたのでしょう?ある星から私と同じように空を眺め、私と同じことを考えた宇宙人が居ないとも限りません。


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