昨日述べた国粋主義者だと言われる内閣総理大臣が推進しようとしているデフレ脱却の政策は、大企業にこそ恩恵が与えられ、庶民にとっては何の利益もないという考えを述べたものなのですが、私は我が日本国がデフレから脱却するには彼の国粋主義者とは逆に、庶民の懐を豊かにして、国民の大多数である庶民こそが消費拡大の中心に据えられる政策が必要だと思っているからなのです。そのことを実現するには今始まったと言われる‘13春闘に於いて、労働組合が果たさねばならない役割こそが、日本国の経済動向を左右すると言ってもいいほど大きな期待を背負っているのだということを認識してほしいのです。
3団体の民謡が終わって、東の空には満月が上がり、写真的にはいい雰囲気、でも寒い、じっとしていられないので、ちょっと会場が見渡せるところまで歩いてみることにしました。
山を盛ったようなステージ、遠くから見ると古墳のように見えます。私はステージには登れないと思っていましたが、上には人がいっぱい登っています。地元の物産展は仕舞いかけています。もう暗いですから、これ以上店をやっていると片付けられなくなるという配慮かも知れません。
この頃には芝の外周は消防隊によって散水が始まっていました。
もっと遠くへ・・・私と同じような考えだったのか、女性のカメラマンが一人離れたところから写真を撮っていました。私のようにコンパクトデジカメではなく、一眼レフの堂々としたもののようですが、近づいてないのでよくは分かりません。素人なのかプロなのか判断が出来ませんが、高価そうなカメラを持った人を何人か見かけましたが、私はそういう大型の一眼レフカメラを自慢たらしく持ちたくないのです。今のデジカメに変えてどれ位経つのか、一度壊れて修理してからでも3年ぐらい経ちますから、今の機種にして5年ぐらいは使っているのだろうと思います。レンズを見てもパッケージを見ても随分年季が入ってます、そろそろ買い替え時かと思いますが、なかなか気に入った機種が気に入った値段で売られていることがありません。
6時前に急にポン!ポン!という音、花火の始まりです。東の空に上がる花火、急だったので私は観光タワーの前からしか見ていません。もしステージの上からだったら月は花火の中に見えたかも知れません。
出遅れたのに花火が打ち上げられたのはほんの3分間ぐらい、最初に勢いよく上がった時デジカメは起動できていませんでした。
花火の写真は15枚ぐらい撮りましたが、載せることに堪えれる写真はこれぐらいのもの、花火を撮るのは難しいと思います。
6時になってようやく串本古座高校の生徒による火矢の登場です。もう真っ暗になっていて、何処で何をやってるのかも分かりません。ただ真っ暗だったところにポッと5つに火が点されたので、矢に火が点いたなと思ったのでした。
暫し時を置いて発射、「いち・にの・さん」とか「放て!」とか言う合図が無いのでシャッターを押すタイミングがよく分かりません。
一組目の発射で点いた火、先に周りの芝には火が点いていて、その中央に矢は放たれたのです。
続いて2組目の5人が発射、その時は写真の全くタイミングを失っていました。2組目の発射で火は更に大きく広がり、折からの風に煽られ恐ろしいほどの火の勢い、危ないのと寒いのと遅くまで居ると道が混むと思ったことで早急に退散、それでも潮岬入り口の信号ではかなりの時間待たされてしまいました。