ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

1月25日の釣り

2013-02-01 05:00:00 | 田舎

早いもので2013年がスタートし、ついこの間まで正月気分に浮かれていたのも束の間、もう2月です。寒いのももう少しの辛抱です。まぁこれからが一番寒い時期ですが、グレ釣りは2月いっぱいまでは何とか竿を出せるでしょうが、3~4月になるともうダメです。

今回の滞在は1週間と短め、姫の家はとにかく夜が寒いのが難点です。大阪でのマンション暮らしが1/4世紀を越え、密閉された空間ではエアコンなど点けなくても暖かく、夜でも冷たい飲み物を飲めますが、姫の家では水割りなど飲みたくなく、最初の1杯は水割りにしても次は湯割りにと思ったら、なかなか氷が溶けません。昼はずっと比較的暖かかったので、何処へ行くにも億劫にはなりませんでした。

             

どっちみち大きなグレは釣れんやろうと、この日は軽い仕掛けでタナも一ヒロ、撒き餌に群がる見えているグレを釣ろうと言う寸法です。30cmぐらいのグレは居るような気がしているのですが、まぁ運が良ければコッパの中で喰ってくるやろうという甘い期待を抱いて10時ごろに大島港に到着です。

             

30分も釣っていると、前のイカダにカモメが群がっています。船が着いて、養殖の魚に生のエサをやっているのを見て、飛んできたのでしょう。これだけ集まってくると壮観です。

             

この日は2Bの環付の円錐ウキ、遠投用の棒ウキよりずっと軽いので魚も抵抗を感じないのか、ヒョコヒョコしたアタリでは無く、2~30cmほどウキが沈みますが、そこから底へ持っていくようなアタリは出ません。要するに居食いしているのです。このアタリに合わせても魚がかかることがありません。

             

1時間ほどして、やっとウキが底へと沈んでいくので合わせると、待望のコッパ・・・今年第1号です。この日はあいにくサギもネコも居なかったので、海へと返してあげました。大きくなったら私に釣られて下さい。

             

何のアタリも無く、エサが無くなったのかと思って仕掛けを上げてみたら、エサは残っていました。左のが海に投入したもの、右はペレットを丸めただけのもの、比べると少し齧られているのが分かります。こんな調子で突かれていたのでは、魚は釣れませんよね。ガブッと飲み込んでくれなくてはハリに掛かりません。

     

コッパグレはちょこちょこ釣れますが、キープサイズは皆無です。この日は波止場には誰も居なかったのですが、私の釣り座の横に血の跡が残っていました。何故わざわざ人が座るようなところで魚を絞めるかと思いませんか、乾いていないので前日のものではないと思いますが、早朝から釣っていた人が居たのかも知れません。

             

釣っている場所の後ろには漁船が係留されていますが、何か気になるのでよく見ると・・・

             

操縦室の中でカラスが2羽ビニール袋の中をしきりにつついています。袋の中に何が入っているのが知る由もありませんが、人の目を盗んで悪いことをする奴等です。コッパグレを海に帰してやるのに、手が滑って波止場の上に落ちたグレを何処から見ていたのか・・・瞬時にカラスがやってきて咥えて持ち去ってしまうこともありました。

ところでこの船、使っているのを見たことがありませんが、大裕丸のものかと思いきや、大祐丸と書かれています。

             

この日は後方からの風が強くて、軽い仕掛けでは操り難い日でした。風で白波が立っている状況ではありませんが、海面が相当凸凹しています。

             

12月の釣行に際に使っていたエサの残りを使い、1時半ごろに使い切ったので、そこで釣りは終わり。波止場の先端には釣り道具が置かれていますが、誰も居ません。私が釣りをしている最中に一人釣りを始めたのですが、すぐに止めて車に戻ったようでした。なのでこの道具類はその人のものかと思っていましたが、私が帰る際にはその車も何処かへ行ってしまっていて、いったいあの道具は誰のものなのか、竿まで出したまま(きっとピトンもあるはず)なので、船に乗った人のものでも無さそうですが、私は近くまで見には行っていません。こんなに多くの道具類を忘れて帰る人は居ないでしょうから、海にはまったのか・・・

             

昼を過ぎてから暫らくするとネコがやってきましたが、その頃にはグレが釣れなくなってしまっていたので、ネコに魚をあげることは出来ません。私が道具を片付けると、車までついてくるのですよ。そんなところに座られたら、車を出せませんよね。このネコは去年から居ついていますが、一昨年の白黒の斑のネコは何処へ行ったのでしょう、あのネコの方が大きかったのに・・・この茶白の斑のネコに座を奪われてしまったのでしょうか。

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