ぼんくら放浪記

Blogを綴ることによって、自分のぼんくらさを自己点検しています。

多武峰・談山神社

2008-05-19 05:00:00 | 大阪にて
サクラも満開の4月第1週の日曜日、試合も練習も無かったので、そろそろきれいに咲くでと言われた談山<たんざん>神社に行ってみることにしました。

1ヶ月半も前のことで申し訳ありません。

       

ここは多武峰<とうのみね>と言われる山で、古事記の時代より有名な所ですが、訳有りでここに神社が祀られているのです。

       

サクラを撮るにはちょっと早かったのですが、所々違う種類のサクラが咲いていて、とてもきれいなところもあります。

       

ここは誰も訪れようとしない藤原不比等の塔=お墓です。
不比等が嫌われているのか、こちらの方面に行こうとは思ってないのか、殆ど誰も来ていません。

            

まぁ、本殿の方とは全く違った所にあるし、不比等は直接この多武峰とは関係がありません。
関係があるのは親父の鎌足です。

       

幹は完全にサクラなのですが、花がかなり小さくて赤っぽく、なかなかきれいです。

         

どこかで見たような碑、亀の上に碑文が建てられています。
鎌足公が中大兄皇子を補佐して中国の律令制を導入、日本の今日の基礎を築いたと絶賛しています。
長子・定慧、次子・不比等がこの多武峰の地に墓を改葬、十三重の塔を建立し供養したと刻まれています。

定慧が渡唐していたので、このような中国式の碑を建てたのでしょうね。

       

南北朝動乱が開始された年(1331年)、後醍醐天皇がこの燈篭を寄進したらしい。重要文化財ですが公開されています。

ここまでが境内に入る前でした。

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