創造性の開発 新規商品を企画しよう

新規商品企画の成功学
求むる所第一義
随時随所楽しまざるなし

凄いプロジェクト管理

2018-10-18 04:15:55 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 革新的な大システムの開発に計画祖語が発生します。修正は間違いを呼び、間違いは色々な局所に群発します。システム開発ツールや計算機もありません。紙すら使わず、板のメモがせいぜいでしょう。間違いは間違いを呼んだと思います。

 完成までに何度も不具合が生じ、計画を練り直したと思います。8分の1ずつでも、巨大な鋳物、厚さを一様に作るのは今の技術でも難しい。薄い所は強度が弱く、形状が変わるところに応力集中します。大仏の腕や頭の根本の鋳造は特に難しい。

 システムは大きいほど修正が級数的に増加します。下手をするとポジティブフィードバック、こちらを直せばあちらが壊れます。作り変えた方が簡単なのが大型システムの特性です。コンピュータもないのに良くやりきりました。

 当時、青銅や鋳鉄の精錬技術は初歩段階でした。鋳鉄は強いが内部に欠陥が発生します。青銅を選んだのは正解でした。青銅でも中子の塑像と周囲の型の間に鋳込んだ湯にガスが発生し、内部に欠陥、表面に亀裂ができます。高湯ほどガスで欠陥が発生し、温度が低いと湯が流れず、亀裂ができます。冷却法と湯の温度管理が難しく、湯量と大仏の部分ごとに変わります。複数の炉から同時に流し込んだはず。

 鋳物が大きいため、8段で鋳造したようです。湯流れの悪い所や継ぎ目など、部分的に弱い部分があり、鋳造後に改修したでしょう。修繕量は構想と技術と準備の筋の良さに依存します。大プロジェクトを管理する技術があったから完成しました。

 製造ミス修正の人件費や材料費は全部まとめて人件費としてすでに考慮しています。でも奈良時代、天変地異や地震が多発、雷様も荒れ狂ったと、天神様など祟りの話から想像できます。雷や地震に耐え、修正を繰り返し、完成したのが不思議です。

 奈良の飛鳥寺には大仏様が今も残っています。当時、大仏様は人の2倍程度でした。その5倍ほどの大きさの、人の10倍もの大きい大仏様を造るのは未経験でした。何度も周囲に土を盛り、湯の注ぎ口を決め、修理したはず。完成後も東大寺大仏殿の中に足場を組み、表面を修理したでしょう。

 大仏殿は世界最大の木造建築物ですが、大仏様には狭い室内の空間です。大仏様の修正の都度、大仏殿を工事し、大仏様と大仏殿の工事が大変だったでしょう。修繕費見積もりは造る前には、今もできません。修繕費は大きかったと私は言うだけです。

 今日はここまでにします。

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費用は1兆6千億円以上

2018-10-16 04:01:54 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 奈良大仏様の建立当時、国は若く、災害が頻発、多くの国民に燃える心があったと思えます。貴族の多くも、派遣された村人も生きがいを持って働いたと思います。今のお金で考えたら、専門の先生が言う数字の、6000億円程度をすでに大幅に超え、ここまでの奈良界隈の費用だけで8000億円に達していると私は前回書きました。

 所がまだこの値は一部だと思えます。建立の地は山に囲まれた盆地の奈良です。冬は寒く夏は暑い土地。大仏は三笠山、今の若草山のふもとに建設し始めたら、場所を動かせません。その場に炉を作り、大仏様の鋳型も造くり、少しずつ鋳造したでしょう。

 色々な作り方戦略を考えられますが、今は土台を丁寧に作り、順番に8段で下から鋳こんだという説が有力です。バラバラで作って溶接や接着など技術的に高度すぎます。できたわけがありません。何れにしろ、大仏様は今の地で鋳造されました。

 各種の材料を今の大仏の場所まで各地から、歩留まりも考えて運搬しました。材料の運送費を加えないといけません。この推定が難しい。トラックもブルトーザもなく、ほとんど人力、風任せ水路任せだったはずです。おまけに製造の歩留まりに依存します。

 水路も道路も関も橋も新しく整備したはずです。それらを10年以上整備し維持したはずです。主に木や蔦でしょう。腐ります。奈良は盆地、大きな川が合流しています。台風や大雨で、今年以上の洪水や水害があったはず。運送路のインフラ整備にお金が途方もなくかかったはずです。

 桁違いに大きい東大寺、太くて長いその大黒柱、何本も。木曽の山から切り出して、どこかに集積し、寸法を揃えたはず。大仏様の鋳型の柱と縄と塑像の原料も運搬。金銀銅の鉱石や砂金をどこかで精錬。水銀も作ったはず。大仏周囲だけの炉で済んだとは思えません。鉱石のまま運んでは、輸送量が多くなり過ぎるからです。

 大木を琵琶湖経由で運送したでしょう。木材は木津川、淀川、佐保川を経由し、筏に組み運んだでしょう。炉に適した粘土や大仏様の型の塑像の粘土など何処から持ってきたのか分かりません。焼き物産地からのように私は思います。炉の土は九州か瀬戸内海のように私は思います。

 東大寺の瓦の大きさと数も桁違いです。多分、各種の土や材料の運送に新運河や橋や船、全部新技術が必要でした。遣唐使の僧侶が指導した弟子達が活躍し、そのトップが行基様だったと私は思います。輸送のための加工仕事を含め、物流関係を全部まとめると8000億円。合計で1兆6000億円です。これだけでは大仏様建立の大事業は完成しません。

 今日はここまでにします。

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国民の500分の1が集合

2018-10-14 04:06:31 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 今の日本の人口は凡そ1億人。奈良市の人口はほぼ35万人。大仏様建立時、日本の総人口は不確かで色々な説があります。いい加減に500万人程度と覚えています。奈良は首都、20万人程度では。奈良には当時の国名が付いた町があります。

 シャープ奈良工場と社宅の住所は美濃庄町です。大仏様建設に美濃の国を代表し若者が派遣され、村を作り、名残が美濃庄の名前です。お金と食料を与えられた片道切符。1万人近く来たでしょう。10年の建立完成でも帰られません。遠すぎます。寿命が今の半分とし、多くが高齢者。万葉仮名の便りすら書けません。島流しか浦島太郎のようなもの。

 当時の工員や監督者には十分な食料や賃金が払われたと歴史資料にありますが、金銀銅の精錬に公害が付き物です。莫大な費用で診療所を作り、公害や事故の被害者を診療したと資料は言いますが、公害はイタイイタイ、直らない。

 仲間を見捨てられず、皆で一生奈良に住んだと、地元の人から聞きました。美濃庄町周辺に各地の国名の町、溜池と水田と神社が各所にありました。生きるためにしたはずです。災害治療の経費など算定不能。原発事故や鉱毒、水銀と同じです。

 大仏様の建築費は今のお金で6000億以上と言う研究結果があります。私は歴史の研究家ではありませんが、直感的にとても小さな見積もりのように思えます。学者様の推定の根拠も算定の範囲も調べていませんが、数字は間違っていると私は言いたいわけです。

 私の常識だけで費用を推定します。SE1人月100万円は新人クラスです。奈良の時代にけた外れに大きい鋳物を作るためなら、卓越した知識とノウハウと創造性と根性を持つ人を集めたはず。今、プロなら2千万円/年以上です。1万人の集団なら1千億円はかかると思います。

 管理組織の最上部層は計算外でした。上ほど費用計算は難しい。多くは、自発的に参加した貴族や帰化人。当時も役人は色々だから、聖徳太子様の十七条憲法がありました。上層部も安く見積もり、低階層と同じく1千億円。人件費は合計で2千億円と推定します。

 以上は奈良に集まり、建立に参加した人の人件費。西国中心に金銀銅の材料を奈良に持ってきたはず。大仏様の鋳物の材料費を人件費と同じとします。莫大な精錬システム設備代が地方と奈良に発生したでしょう。作業は人力中心だったからです。

 まだ地方の金銀銅や鉄の採掘にタッチした人件費は計算外です。採掘は試行錯誤だったでしょう。材料費の2倍ほどの人件費でしょう。材料費を2千億とし、採掘と精錬の地方の人件費を4千億円。以上の総合計を8千億円程度と私は想像しています。

 今日はここまでにします。

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あをによしならのみやこ

2018-10-12 04:23:47 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 私は小さい時から西遊記が好きでした。孫悟空のように乱暴者と言われていました。5歳の時、孫悟空の絵本を貰いました。その絵を良く覚えています。受験では中国文学の勉強になると考え、呉承恩のかなり厚い訳本を読みました。西遊記は中国各地の言い伝えをまとめた奇書のひとつです。

 西遊記の三蔵法師は唐の玄奘三蔵がモデルと言われます。本来、三蔵は仏教の経典をインドから中国に持ち帰るなど、布教に貢献した名僧に与えられた称号です。仏教伝来に貢献した僧はたくさんいたでしょうが、有名なのは西遊記の三蔵法師です。

 高校非常勤の時、情報クラブで西遊記のパロディの紙芝居や絵本の勧誘記を作り、中学生勧誘に貢献しました。筋はパロディ、原作は私でした。中国語訳と編集制作は相棒の鈴木さん。英訳は慈恵バド部員、韓国語訳はバド部顧問でした。

 西遊記や中国への仏教伝来の話を調べました。材料にきりがありません。バーミヤンや敦煌の石仏の大仏様も有名です。仏教と道教の歴史も大事です。日本伝来は聖武天皇や聖徳太子様や斑鳩の法隆寺や知識寺の研究や謂れも面白いと思えます。

 当時、今と同じく、天変地異や大地震が多発。天然痘も大流行し、藤原氏一族のトップ数名が早死。飛鳥斑鳩天平は大変な時代でした。あをによし、平城京への遷都は人心一新。聖武天皇は仏教を国是と国中に知らしめるため、東大寺と大仏様の建立を始めました。

 当時、国が僧や留学生を遣唐使に指名しました。志願者もいました。国を憂う、向学心や好奇心に満ちていた時代です。渡航の成功率は50%以下でしょう。多くが海の藻屑や途中で病死。船乗りやお付も同じ。危険を省みず、よく行きました。彼らが、また無名の弟子たちが建立に貢献しました。名前が伝わる人はごく一部です。

 聖武天皇が大仏建立を思い立った理由や、建設資金や人を集めた手法は、今も色々な学説があります。奈良の人は今も、寄付を募って托鉢した行基様を尊敬しています。ぜひウィキで読んでください。私は歴史研究者、哲学者、思想家ではありません。

 新システム開発と創造性開発が好きな私は工学志向の新規事業が大好き。青銅の大仏様の建立は未曽有の大型システムの開発。奈良に5年住んだ人間として開発過程を想像し、次回から記事にします。学術的には間違いも多いと思いますが、ご容赦下さい。

 今日はここまでにします。

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軽薄短小と再利用

2018-10-10 04:17:59 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 金属材料の歴史の記事で私が言いたかったことを一言で言えば、今日の題名です。コンピュータサロンの記事、金属の歴史の最終部分を校正し、下記に掲載しました。

『鉄は比重7.9と重く、粘り強いのが特長です。戦艦や戦車や大砲の大鑑巨砲主義の時代、技術が飛躍的に進化しました。戦後に自動車産業が急成長し、20世紀は鉄の時代と言えるでしょう。そして今は21世紀です。今の日本を支えている自動車産業の材料は75%近くが鉄で出来ています。日本メーカは優れた高張力鋼板を作れ、軽い車を作るのが得意です。

 鉄以上に軽い材料の近代史を概観します。第二次世界大戦が航空機技術を爆発的に進化させ、アルミ合金圧延技術の進化がジェット機を普及させました。ジャンボジェットが安価な世界旅行やグローバルな物流経済を実現しました。

 鉄万能の時代は過ぎつつあります。車にとって重量低減は燃費効率アップにつながります。このため、車の材料技術が革新し続けていますが、大衆車はコストに厳しく、利用者の使い方もハードです。アルミボディーはまだ普及していませんが、大衆車にも一部使われています。

 エコが緊急課題であるのは車だけではありません。今は地球温暖化やエコロジーが社会全体で課題です。社会の課題と言うだけでなく、世界の人は特に経済発展した国の人はエネルギーをたくさん消費しています。昔のエジプトの王様以上にです。

 日本は高齢化が進み、利用者は軽い商品を求めます。軽くて丈夫な材料を使い、再利用を考えた商品化が課題です。一人一人が環境に優しい利用法を日頃も心がけ、大学で学びましょう。無駄を無くし、再利用を進めないと地球は半世紀持ちません。』

 以上、金属の歴史の最後の段落を校正し、このブログの記事にしました。ここが結論です。アルミ材を除くと、軽い材料の再利用技術は不十分、複合材の各構成材料の再利用は今後の課題です。持続可能な社会のために、軽さと再利用とエコロジーと経済性の並立が必須です。安価でなければ使われません。

 材料工学は現代社会の基本テーマです。文系や理学部の志望者もぜひマテリアル工学や材料学などに興味を持ってください。私は機械工学科でしたが、情報以外、興味がなく、かろうじて可を取ったダメな学生でした。今反省しています。

 情報システム関係の業務を私は長年担当しました。近未来の大事な応用分野、社会システムに役立つ事業が発展すると思います。情報分野にも材料関係の基礎知識も必須です。エネルギーとエコの問題解決のため、各種の講義に挑戦してください。

 今日はここまでにします。

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メソポタミア生まれの中国育ち

2018-10-08 04:02:40 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 青銅の技術はメソポタミアで生まれました。長い年月をかけ、シルクロードを経て中国に伝来し、中国の皇帝の色々な装飾品の製造に利用され、大発展しました。そして日本に伝来し、奈良の大仏様が建立されました。

 私の家族は奈良に5年住みました。東大寺も春日大社も家の子の遊び場、大仏様が懐かしく思い出されます。大仏建立は国を挙げての大事業、後日、記事にまとめます。コンピュータサロンの金属の歴史の中段部分を推敲せず、今日は転記しました。

『青銅技術はシルクロード地方を経て、中央アジアからインドへ、そして中国へと伝来しました。中国の殷王朝時代には、精巧な青銅製品が作られました。色々な製品や彫刻が存在しています。文字はこれらの製品に刻印され、今でも台北の故宮博物館にたくさん展示されています。

 その後、BC1500年頃から400年頃にかけて西ヨーロッパに伝来。刀剣や容器や装飾品が作られました。実用的になってゆきました。日本にも中国の 鏡や葬祭器具が輸入され、奈良時代の東大寺大仏など、大きな仏像が全国に多数作られ ました。

 これらの仏像は飛鳥地方のお寺に色々所蔵されています。奈良の大仏様は世界最新技術を駆使しました。青銅技術は誕生から3500年もかかり、完成域に達したわけです。

 鉄も同じように、メソポタミア地方で鍛造製品として誕生しました。BC2800年頃、アッシリアは鉄の剣で近隣諸国の軍隊を打ち破りました。この国は鉄のお陰で、地中海地方の覇権を誇りました。

 鉄の技術は中国へも伝来し、BC800年頃に燐の化合物を混ぜると融点の低い銑鉄が発見されました。技術は地中海地方に逆輸入され、ギリシャ時代にたくさんの巨像が作られました。その一部は今も存在しています。

 それから暫く鉄の技術は停滞します。しかし、14世紀となり、世界は乱れ、戦いが世界中で続きました。銑鉄製品は大砲と砲弾として一大進歩をします。まとめますと、銅と鉄の技術が生まれたのはメソポタミアと中国でした。

 そして、数千年かけて世界中に広がり、兵器を目的とし技術革新し、享受したのはヨーロッパ諸国でした。今、鉄の技術は日本において完成域に近づいています。』

 今日はここまでにします。

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無垢の金属が最初

2018-10-06 04:10:42 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 属材料の歴史の記事は短くまとめたつもりですが1800字。当時、非常勤の高校の工業科は自動車の関連企業や電気工事関係企業に就職希望者がたくさんいました。関係の専門学校に進学する人もいました。皆さん有望な職業を志望していました。

 鉄は広く使われている材料ですが、重い点が欠点です。アルミやマグネシウムが代替の材料として利用され始めました。プラスチックやカーボンファイバーもますます利用されています。軽い材料に興味を持って欲しいと思い、記事をまとめました。

 鉄の長所は粘りがあり、変形も再利用も容易な点です。しかも安価です。鋳鉄の利用分野は減ってきましたが、鉄は電車や電車のレールや建築材料などに欠かせません。高層建築や高速道路なら鉄材料が重いことはあまり欠点になりません。

 コンピュータサロンの記事を要約しようと思いました。しかし、全体が長くて分かり難いだけ、良い解説のように思えます。ブログの記事が1000文字前後になるように、区切りの良い所で分けました。まず先頭から3分の1ほどを下記に転載します。

鋳物の現場技術(東京大学名誉教授 千々岩健児先生)の著作から金属の歴史について紹介します。金属の利用は自然界にある金属を発見し、始まりました。アルプスの水晶探しの話と同じです。まず、金銀銅の貴金属を利用しました。むくの形で発掘できたからです。

 紀元後、鉄鋼や銑鉄が世界の人々が広く使い始めました。それ以来20世紀まで、世界は鉄の時代でもありました。そして今は21世紀、新しい各種材料が様々誕生しています 。使い方は無限です。創造性こそ必要ですが、そのために歴史を知ることが役立ちます。

 金属の製造技術を眺めましょう。金銀の装飾品が金属の最初の製品でした。王様や貴 族の専用物であり、宗教的な行事に多く使われていたのでしょう。その後、銅の武器や 農機具が誕生しました。これらは自然界に存在していた単体をそのまま製品に鍛造し、利用していました。

 その後、銅が熱で溶けることが発見され、銅の鋳造技術はBC 4000 年頃と言われています。メソポタミア地方で誕生し、BC 3000年頃、銅と錫と鉛の混合物である青銅が発明されました。青銅は融点の低い便利な材料として製法が確立し、世界中に広まって行きました。』

 今日はここまでにします。

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版数28の技術本

2018-10-04 04:10:17 | コーチング・マネジメント

  おはようございます。

 コンピュータサロンの2010年11月の金属の歴史は、鋳物の現場技術(東京大学名誉教授 千々岩健児先生)の序論を参考にしています。非常勤の高校の工業科を担当していたおよそ10年前、学校の募集活動を支援しました。募集係の先生が中学校の出前授業で使うプレゼン資料作成のため、この原稿を書きました。

 千々岩先生の本の初版は1986年11月。毎年のように増刷。2017年9月に28版が出版されています。凄いことです。私の本はほとんど1、2年で絶版。販売は在庫のみ。先生の本は増刷数が違います。何れかの大学でまだ教科書として使っているでしょう。先生に了承いただき、版権を私が管理しています。

 この本は日本が東南アジアの鉄鋼業支援のため、作成された英文資料が基でした。世界中で資料の評判が良く、日本語に翻訳。鋳物工学の教科書として広く使われました。事業を担当した千々岩先生と数人の鋳物の先生が分担執筆し、出版しました。

 初版のまま毎年のように500冊、増刷されています。鋳物の素人の私ですが、著者経験があり、先生にお願いされ、世のため人のためと、版権管理しています。自慢にはなりませんが、出版元から校正も頼まれますが、校正できず、初版のままです。

 当初、多くの大学が機械工学講座の講義に採用したようです。初版の印刷冊数は多かったようですが、最近は年に500冊前後の増刷です。複数の大学で鋳物学の基礎講座に利用されていると思います。アマゾンで売値を調べたら定価、驚かされました。

 本の特徴は鋳物の実践経験論、現場論。論は少なく、実物の装置の写真をたくさん使用し、解説しています。鋳鉄の温度による相転換についても図が挿入され、鋳物の入門書として世界的に類を見ない本だと思います。28版がその証拠です。

 文字数が増えすぎました。次の記事からコンピュータサロンの記事を紹介します。今日は本の紹介だけ、ここまでにします。

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お耳ない人にする話

2018-10-02 04:19:31 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 前回の記事でコンピュータサロンの宇宙誕生の不思議のリライトは終わりました。リライトし、サロンの宇宙誕生の説明は、複雑な系の誕生からの成長のモデルの例、開成生なら参照例題でしょうが、東大教授の宇宙の掛け合い漫才も通じない学校に所詮無理。要するにどこの先生と生徒さんもすでに破れ鍋に綴蓋なのでしょう。

 御三家レベルなら、はやりの生きる力を育む教育の原理のモデルになり、自分達の将来を考えられる総合課題になりそうです。爆発が起こり、集まりすぎ何度も爆発しました。たまたま太陽の幸運な軌道の地球に生命が生れました。御三家の生徒さんはそんな授業は不要。毎日の学校が生きる力の学び合い。求むる所第一義、随時随所楽しまざる無し。私の知る限り、部活の顧問も受験の神様も先生は全員そうでした。

 昔から時々、新指導要綱を読みました、と言うより眺めました。最近もざっと見ました。数年前の新指導要綱を読んだのは、まだ高校の非常勤の時でした。ボケた頭で、今回も何が変わったか、効果があるのか、新しいのか良く分かりません。前回も前々回も今回も空理空論のオンパレード、曖昧模糊の一般論の要求条件としか思えません。

 宇宙の記事を参考資料に開成生に自分のモデルを書かせたら、面白いモデルだと私は思えます。クラス全員が個性的、お互いの個性を認め合っています。人は何でも物事を理解するために、自己のシステムをモデルに考えています。だから学び合いが大事です。逆も真。独立性の高いモデルが考えさせる教育に役立ちます。しかし底辺層は聞く耳なし。宇宙の大風呂敷より、犬育ての実践論が適しています。

 私の小中高時代、阿保ばかり。私が札付きのアホでした。だからお互いが個性尊重できました。今は高校生も腑抜けが多く、おまけに阿保が多い。他人の足を引っ張るのが好き。先生の鏡に映った姿なのでしょう。そう理解して、身近の実践話だけで総合教育するでしょう。面白い東大教授の授業にキャベツキャベツと言い、目立ち競争するクラスに、犬の話程度が妥当です。逆に、これこそ難しいと私は考えています。

 カリキュラムの明確化と具体化、部活の外部専門家への外注化など百害あって小さい利。できる人が少なすぎます。生徒成長のモデルは結局押しつけになります。親方日の丸チームの上意下達の手抜き路線。そうはいかぬイカの何とか。人によってモデルもプロセスも言葉も違います。一般論など畳の上の水練。今の高校の先生にさせたら、負荷が増えるだけでしょう。

 今日はここまでにします。

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宇宙は大きい

2018-09-30 04:09:23 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 2010年の11月、コンピュータサロンに宇宙誕生の不思議の記事を掲載しました。年末までに来年の業務を明確化しようと張り切り、難題に挑戦しました。高校生に難解ですが、先生なら読むだろうとまとめましたが、無駄でした。今回、分かり易くなるように短くし、最近読んだ研究成果から数字を修正しました。

『宇宙の始まりは全エネルギーが一点に集中し、高温高密度状態にありました。その状態の宇宙が爆発し、膨張が始まった瞬間が宇宙の始まり、ビッグバンと言います。

 宇宙の始まりの理論はまだ仮説です。たまたま揺らぎで始まったと言う説が有力です。誕生から138億年経ちました。観測可能な世界は470億光年まで広がりました。

 宇宙は高速に膨張しています。宇宙から来るニュートリノを検出し、宇宙の始まりを研究している研究機構に国は莫大な費用を投下、貧乏国には過度な贅沢でしょう。

 ビッグバンは光も動けない、光だけの世界がまずありました。その小空間は光に満ちていました。光は急激に膨張し、光から様々なものが誕生し、また光に戻り、ものが消滅しました。

 最後に残ったのはたった数種類の物でした。今ある物質の構成要素の電子、陽子、中性子です。宇宙は重たくなり、宇宙の拡大速度は次第に低下しました。

 水素やヘリウムの元素が生まれ、水素だけの星が生まれました。水素が集まり過ぎた星はまた大爆発、水素の星は短命でした。爆発でまた光が生まれました。

 星の内部で炭素、酸素、シリコン、鉄などがの元素が生まれ、星は爆発と成長を繰り返し、重い物質が生まれ、星の爆発周期は遅くなりました。

 物質は次第に原子になり、多種の原子が生まれ、重い原子は中心に集まり、軽い原子は表面に浮き上がりました。

 数学・物理・化学の勉強は理工学系志望者だけでなく、経済学や法学などの文系や医学系の志望者に役立つでしょう。宇宙誕生と成長のモデルから人の成長モデルも発想できると私は考えています。』

 以上です。今日はここまでにします。

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日本に足りないもの

2018-09-28 04:09:37 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 アメリカのハイスクールの生徒さんは、冬と夏、違うクラブに所属し、競技をしています。野球の好きな子はバスケやフットボールやアイスホッケなどをしています。1クラブと複数クラブは大違い。マルチに意味があるのです。マルチ対応の教育なのです。ある成績以下では部活に参加できません。挽回するために、補習です。

 大学の先生や保護者がボランティア、補習します。大学病院の教授すら中学生や高校生を教えます。精神科医や専門家が親の相談も受け付け、生徒さんの家族にアドバイスします。依存症の親に夜、専門医の従弟の奥様が学校で無料相談していました。

 ボランティア希望の保護者はたくさんいます。ほとんどはボーイスカウトやガールスカウトの経験者です。国の資格ではなく、民間のNPOが人を保証します。このNPOもボランティアが参加します。ボランティア活動が神に召され天国に行く近道なのです。

 サッカーはドイツが先進国。強い弱いや戦術ではありません。住民の多くが地区の市民クラブに所属し、若い時はプレイヤー。年寄りはサポーターです。住民参加が積み上がった国であり、国なのです。個人と国のバランスが凄い国です。

 例えば、従妹の旦那様は市街の設計責任者です。彼は若い時、2部のプレイヤーでした。優勝すればブンデスリーガーでした。でもクラブは昇格できず、市の設計者のままでした。ドイツではほとんど全市民が地元のサッカークラブに参加します。

 日本のサッカーも野球も欧米先進国とは大違い。原因は、島国根性故でしょう。レスリング、体操、相撲、柔道、バスケ、ボクシングなど次々競技団体トップが不祥事。貴乃花の悲惨な例。管轄の文科省、スポーツ庁、協会理事会が恥を知りません。

 日本代表の海外遠征の評判を元旅行代理店勤務の犬仲間に聞きました。野球は皆さん紳士、でもサッカー代表は嫌われていたそうです。ビジネスのため会社が引き受け、添乗員や空港の職員が苦労したそうです。

 ドーハの悲劇の帰りの機内、スッチーを口説いたエースストライカーを最近ラモスが暴露。ただの助平、人格破綻。負けるのは当たり前。今、偉そうにテレビに出る。テレビのコメンテーターや協会トップは大同小異。だから私はテレビが嫌いです。

 今は、サッカー選手の遠征スタイルも野球並み。でも、まだ茶髪や髪型が変な比率が高く見えます。要するに悪ガキの高校生のなれの果てが多いのです。惚れる人や、憧れる人がいるから変。大衆なら社会に出て損をする。自業自得ですが。

 移民が多い国なら許されるスタイルでも、応援している人は狭い島国の日本育ち、日本の心に馴染んでいます。桃田選手の変わり様がその例です。心がスタイルや顔に現れ、言葉にバドミントンフアンへの感謝が溢れています。武士の様に見えます。

 点を入れられ、天を仰ぐ選手。負けを体現する選手。長嶋や王にホームランを打たれた金田を見習うべき。彼も武士。韓国籍から日本籍に替わりましたが。サッカーチームが凱旋し、有名選手や監督が会見すると、足りないものが見えます。

 まず監督のネクタイのしめ方がフランスやアメリカの大統領と大違い。監督が足りないものが分からないと言ったのが、まさに足りない人を表しています。サムライブルーに武士道はありません。恥を忘れた日本人が応援しています。もう戻りません。

 今日はここまでにします。

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アジアで自分を磨く

2018-09-26 04:09:00 | コーチング・マネジメント
 おはようございます。
 
 今日は数日続けた、教育に対する私の記事の紹介のまとめです。私立の中高が部活動や海外留学の実績の甘い蜜で誘惑しています。でも、学校は父兄が負担したお金から部活や留学費を支援しています。偏差値60以下や2軍では甘い蜜を吸えず、割り勘負け。悪く言えば、博打に負けたわけ。敗者を自認すれば、道が開けます。
 
 私の言いたい文武両道は上の2つの道の何れでも金メダルを目指さない。勉強もスポーツもコツコツ続けましょう。生徒さんにさせるために、勝者を褒めず、敗者の良い点を褒めましょう。従って敗者の長所が分からない人は教師を辞めるべきです。
 
 教育界は、実はすでに、金メダルを貰っている先生は御三家なみの学校教員など一部のはず。多くの先生がすでに世の敗者なのに、自分の生徒だけを見てきたため、勝者だと誤解し、敗者の長所に目が行かず、大事な心を忘れたカナリヤ、カゴの鳥。
 
 御三家並の高校でないと文武両道の良い教育を受けられないと日本人が悟るべき。先生が悟れば、自分がダメだから、ダメな生徒の心が見えて、指導できます。出来ないのが不思議ですが、世界的な傾向です。何れの国民も二分化が進んでいます。
 
 世界の未来を複雑系の数学モデルで考えれば簡単です。二分化により不確実性の軸の数が2倍です。級数的にシステムが複雑化します。不安定なポジティブフィードバックがあり、どの国も安定な国に戻れない。複雑性の特性が強すぎるからです。
 
 若い人は自分の可能性に期待せず、何でも良いから狭い世界で丁稚奉公して欲しい。石の上にも三年、自分を磨くべき。一人のマレー南下作戦がベスト、東南アジアに留学または東南アジアで仕事し、世界と自分を知り、他国に友を作りましょう。
 
 次の30年、今より遥かに不安定な厳しい世界だと予想して、私は棺桶に入ります。南無大師金剛遍照。今日はここまでにします。
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問題解決の条件

2018-09-24 04:08:10 | コーチング・マネジメント
 おはようございます。
 
 今日も教育に対する私の考えです。ワークホリックの人が出世し、お茶坊主が追従します。でも日本の新卒は大企業に就職し、定年まで勤め、出世はほどほどが良しとしています。人のことは言えません。私も友人の多くもそうでした。
 
 周囲に起業成功者がいない上に、社会に起業支援もありません。やる気だけでは失敗することを知っています。それなら趣味を作り、家族と自分を大切にしましょう。パワーを無駄にする金メダル競争から降りましょう。願わくば高校生になるまでに。
 
 そのために学校はどうすべきか。文武両道は両方共に金メダルを目指させてはいけません。部活や偏差値を偏重せず、スポーツや座学ができる人を学校が育てて欲しいのです。これが少子高齢化対策の良い手段のはずなのに、何故か教育者は競争させたがります。
 
 大変な教育破壊の状況で先生は多くが孤立し生徒さんを指導しています。だからこそ生徒さんに言うべきは、バランス程度の軽い言葉に留めて欲しいのです。四書五経の中庸の教えを紹介しましょう。老子の教えを中心に。でも、それも無理。先生の育った環境が違いすぎます。
  
 校長は、部活動とか何とか甲子園などを先生に強いてはいけません。顧問は競技の素人で良し、インターハイを目標にしないで部活。偏差値上位者が海外留学できる制度も止め、個々に自分で進路を決め、自己申告させ、自己責任を叩き込むべき。
 
 大学や国の制度の試験について良くアドバイスし、生徒さんが自由に試験を受け、国や団体から奨学金を貰おうとするのが国際化時代の社会性の教育です。時代は東南アジアでしょう。部活は下手で良し、バドミントンが最適だと私は思っています。
 
 今日はここまでにします。 
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心は病みやすい

2018-09-22 04:32:03 | コーチング・マネジメント

 おはようございます。

 私は情報関係の色々な業務を担当し、大学と高校の非常勤もそれぞれ10年経験しました。現業部門より、しなかった教育担当が適職かも。バランスの取れた企業人を育てる教育です。でも数年で違う部門に逃げ出したかも。拘らないのが私のバランス感覚です。
 
 他人から見ると我が儘ないい加減な奴と見えます。でも私の中では継続し、個性尊重に進んでいます。定年まで個のニーズの要求定義ができそうと思ったこともありませんが、定年後、高校非常勤で悪戦苦闘し可能だと思い、試したくなりましたが、遅すぎです。
 
 人の心は分からない。相対で良く話し、一緒に苦労し、少し理解できます。人の心を芯から分かるのは無理。自分さえ良く分からない。周囲の要求を考え、無理強いせず、いい加減に何でも自分でしています。気に入らない人は自分でやれば良いと、30年バドの市民クラブを主宰してきました。
 
 バランスタイプの担当者のOJT指導は楽しめました。彼らは元気に仕事し、会社で認められ、私以上に出世しました。指導の成功率は高く、5割以上と思います。でも、違ったタイプの人に不満を抱かせ、一部の人が退職しました。いい加減に、上司も部下も好きにさせた結果です。
 
 バランスタイプの人は社長や執行役員になり難くいかも。少なくとも社長まで出世したバランス型の上司も部下も私は知りません。バランス型で若くして出世した富士通の師匠もその後継者も身体を壊しました。シャープもです。会社がバランスしていないから、取締役では悩みが増えたようです。
 
 だからこそ、心身が病まないように、多忙な時ほど、趣味や私生活を重視すべきです。私はそうしてきました。人の心は病みやすいからです。薬は一時しのぎ。短期間にすべき。次の波はさらに大きくなるからです。素人考えでなく、大博士の教えです。
  
 今日はここまでにします。
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心を育てるのが先かも

2018-09-20 04:10:11 | コーチング・マネジメント
 おはようございます。
 
 コンピュータサロンの社会と学校の視点の記事、バランス型人間を目指そう!!の紹介の続きです。企業内研修は学校と大違い、テーマによらず受講者は静に聞いていました。シャープは大学の先生の講演も度々ありました。当たり前の話でも、田舎の管理職に効果がありました。
 
 有名人の講習会も市ヶ谷でありました。長嶋茂雄監督とQちゃんの小出義雄監督の話は物凄く楽しめました。二人とも面白い人、講演上手と思いました。でも、何の勉強会か分かりませんでした。社員のストレス解消には役立ったかもしれません。
 
 富士通の中堅技術者教育は岩波文庫の創造性の開発を使い、創造性の開発の研修でした。アメリカのGEの研修手法は理解しました。でも、本を読めばわかる話。商品開発への効果は皮肉。信頼と創造が社是なのに、継続型事業だけをさせられました。
 
 シャープでは、課長と部長の前にそれぞれ1週間合宿研修を経験しました。係長の時、八甲田山死の彷徨を使い、リーダーシップ教育。同じ本部の係長と夜に仲良く議論。部長前研修は他本部の課長と投資ボードビジネスゲーム。知らない人と仲良くなる効果がありました。
 
 シャープも富士通も、研修の狙いは会社の考え方。事業に実践できる良い研修と思えますが、もっと実務に近い課題も可能でしょう。実務に完全に一致させると、品質管理活動、TQC。良いチームワークが前提です。下手をするとコロンブスの卵です。まず中庸の教育が必要のように思えます。
 
 今日はここまでにします。
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