おはようございます。
30年前の話です。校長教頭の夫婦が早稲田教育学部の息子に家のアパート1室を契約。その暮、彼が真夜中に常識外れの行動。パトカーが来ました。退去を迫ると、僕ちゃんは良い子、もうしないと母親が言いましたが、私の母が契約を破棄しました。
シャープ時代、私の部に転部した人が頑張り屋、でも裏は性的異常者。新人が被害者になりました。前の職場でもあったのに、元の上司が隠して彼を異動。私が人事に文句を言うと、課長が首にすると言いましたが、本部長が臭い物に蓋をしました。
彼の母親も甘い人。彼を僕ちゃんと呼びました。自分の子供を可愛がるだけでは、他人に迷惑をかける大人になり、本人がスポイルされます。もっとも短気な私が我慢できず、本部長に転勤をお願いし、関東勤務ができました。人間万事塞翁が馬です。
虐め事件の元校長と女教師の親は褒めるだけか厳しいだけか、その先代の管理者も同じでしょう。まあ良いかと妥協する中庸の心がないのでは。教育法の前に社会常識です。社会常識を新人教育する校長もいるでしょうが、しないのが学校でしょう。
高校の非常勤の時、面接と志望理由書と小論文の書き方を担当しました。生徒さんが自分のことを自分と言い、私に替えるのは大変でした。言葉使いが子供なのです。自分の父母をお父さんお母さんと言い、父、母に直すのはもっと大変でした。
飽食の時代、子供を大人する教育が必要です。素敵な先輩はたくさんいましたが、4人に絞るのが私流。中村洋四郎様、岩井麟三様、浅田篤様、石山いく夫先生は優れた特徴がたくさんあり、かつ個性的でした。
4人の似ている点はただひとつ。面談をお願いすると、必ず日時を指定し、私の都合が合わないと代わりの日を指定しました。約束ができると約束を守ってくれました。面談約束の厳守が大人の条件、社会で認められる必要条件です。
約束は大事と子供も分かります。当たり前田のクラッカー。でもなかなか守れません。約束を忘れます。そもそも守るつもりもなく口先で約束します。大人でも、子供のように忘れます。
約束を守る人も、破る先生もいました。生徒さんは宿題を忘れ、予習しないガキです。ガキが先生の相手です。期限厳守を上手に新人教育しないと、一部の先生が子供のまま定年です。朱に交われば赤くなる。あな恥ずかしや。南無大師金剛遍照。
今日はここまでにします。