「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

COURIER MULE 運び屋  Long Good-bye 2022・10・11

2022-10-11 04:13:00 | Weblog



   今日の「 お気に入り 」は 、一週間ほど前に 、プライムビデオで視聴した 、
  2018年公開のアメリカ映画「 運び屋 」 。クリント・イーストウッド
  ( Clint Eastwood , 1930年5月31日 - )さん主演 。
   インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」掲載の解説記事
  「 運び屋 」から適宜抜粋して引用 、備忘のため 。
  テレビドラマのローハイドに出てらした頃からお馴染みの俳優さんも おんとし 92歳 、現役 。

   引用はじめ 。

   「 『 運び屋 』(はこびや 、原題 : The Mule )は 、2018年の
    アメリカ合衆国の犯罪映画 。監督と主演は クリント・イース
    トウッド が務めている 。

    概 要
     原案は『 ニューヨーク・タイムズ 』のサム・ドルニックの記事
    『 The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule 』であり 、
    脚本はニック・シェンクが執筆した 。80歳代で シナロア・カル
    テルの麻薬の運び屋となった第二次世界大戦の退役軍人 である
    レオ・シャープの実話に基づいている 。
     イーストウッドの映画出演は 2012年の『 人生の特等席 』以来
    のことであり 、自身の監督作品での出演は 2008年の『 グラン・
    トリノ 』以来となる 。ブラッドリー・クーパー 、ローレンス・
    フィッシュバーン 、マイケル・ペーニャ 、ダイアン・ウィースト 、
    アンディ・ガルシア が共演した 。
     アメリカ合衆国では 2018年12月14日に公開された 。全世界での
    興行収入は 1億ドルを超えている 。

    あらすじ
     2017年 。かつては名を馳せた園芸家だった アール・ストーン は 、
    現在では仕事が上手くいかないばかりか 、妻と娘との関係も最悪
    の状態だった 。そんな中 、『 車を走らせるだけで稼げる仕事 』
    を持ち掛けられ 、そうとは知らずに 麻薬の運び屋 を引き受け
    てしまう 。報酬の高額さに驚嘆したアールは 、差し押さえられた
    家を取り戻すためにもう1回 、火事にあった友人を救うためにもう
    1回と仕事を引き受け 、ついに 荷物が麻薬であると気付くことに
    なる 。その頃 、麻薬取締局のコリン・ベイツ捜査官 は手柄を挙げ
    るため 、麻薬カルテルの男を脅して捜査に協力させ始めていた 。
     アールが 5回目の仕事を無事に終えると 、麻薬カルテルのボス
    であるラトンは彼に大口の仕事を任せるように指示し 、次回か
    らは運ぶ麻薬の量が格段に増えていく 。それに伴って監視とし
    て幹部のフリオが付くようになるが 、アールは普段と変わらず
    気ままに仕事をこなし 、ラトンもそれを認めていた 。保安官を
    難なくやり過ごして 9回目の仕事も完遂したアールを ラトンが
    屋敷に招いた頃 、コリン捜査官は成果を求める上層部に急かさ
    れ 、麻薬カルテルの隠れ家を急襲することになる 。
     隠れ家を1つ潰されたことで危機感を覚えた麻薬カルテルの幹部
    グスタボは 、ラトンを殺して新たなボスの座に着くや否や厳格
    なスケジュール管理を指示し 、『 従わない者は殺す 』とアー
    ルに脅しを掛けてきた 。アールは渋々従うことにし 、やがて
    12回目の仕事を始めると 、道中で一泊するモーテルには『 運び
    屋が泊まる 』という情報を得たコリン捜査官が張り込んでいた
    が 、その場は特に疑われず事なきを得る 。迎えた翌朝に モー
    テルから出発すると 、道中で孫のジニーから電話が掛かってきて 、
    妻のメアリーが重病で明日をも知れない命だと知らされる 。アー
    ルは『 外せない予定がある 』と答えるが 、家庭を顧みなかった
    過去を後悔し 家族との関係修復を望んでいたアールは 、メアリー
    のもとへ駆けつけて 彼女の最後を看取り 、家族との確執を解消
    する 。
     一方で 、麻薬を持って姿を消したアールをグスタボの部下は血眼
    になって探していた 。メアリーの葬式を終えたアールは 彼らに
    捕まるが 、事情を話すと痛めつけられるだけで済まされ 、仕事
    へと復帰させられる 。しかし 、道路の先には情報提供と盗聴に
    よって事態を把握したコリン捜査官たちの部隊が待ち構えていた 。

     逮捕されたアールは 裁判の最中に有罪となることを受け入れ 、
    刑務所へと収監される 。刑務所の花壇にはアールが育てた美しい
    花が咲いていた 。

    登場人物・キャスト
    アール・ストーン
    演 - クリント・イーストウッド
     園芸家の老人 。2005年には品評会で賞を取るなど名声を得ていた
    が 、現在( 2017年 )は凋落し見る影もない 。仕事最優先で家
    庭を顧みず 、一人娘の結婚式にすら現れなかったため 、妻と娘
    からは忌み嫌われている 。
    ジョークを好むこともあって言葉遣いこそ悪いものの 、すすんで
    人助けを行う善人であり 、友人たちとの関係は良好 。老いてなお
    精力旺盛らしく 、若い女性とも広く交友関係を持っている 。
    ドライバーとしては 長年運転を行いながら 無事故無違反 を守っ
    ており 、麻薬の運び屋だと疑われにくい 。運び屋としての愛称は
    “ タタ ”。
    コリン・ベイツ捜査官
    演 - ブラッドリー・クーパー
    麻薬取引を追う捜査官 。麻薬カルテルの男を利用して取引の情報
    を得る内に 、大量の麻薬を運ぶカルテル一番の運び屋 タタ( ア
    ール )を追うようになる 。

     ( 中 略 )

    製 作
     2014年 、『 ニューヨーク・タイムズ 』にサム・ドルニックの記事
    『 The Sinaloa Cartel's 90-Year-Old Drug Mule 』が掲載された 。
     この記事が伝えるところによると 、園芸家のレオ・シャープは 長期
    にわたって シナロア・カルテルの麻薬の運び屋 を秘密裏に務めてい
    た 。インペラティブ・エンターテイメントは 、この記事の権利を買
    い取り 、映画化に着手した 。当初は ルーベン・フライシャーが監督
    する予定であったが 、最終的には クリント・イーストウッドが監督
    することになった 。ニック・シェンク が脚本を執筆した 。イースト
    ウッド 、ティム・ムーア 、クリスティーナ・リベラ 、ジェシカ・マ
    イヤー 、ダン・フリードキン 、ブラッドリー・トーマス が製作陣に
    名を連ねた 。
     イーストウッドは本作の主演も務めた 。彼の映画出演は 2012年の
    『 人生の特等席 』以来であり 、自身の監督作品での出演は 2008年
    の『 グラン・トリノ』以来である 。共演者にはブラッドリー・クー
    パー 、ローレンス・フィッシュバーン 、マイケル・ペーニャ 、ダイ
    アン・ウィースト 、アンディ・ガルシア が起用された 。撮影を担当
    したイブ・ベランジェと音楽を担当したアルトゥロ・サンドバルは 、
    本作で初めてイーストウッドの監督作品に参加した 。シンガー・ソン
    グライターのトビー・キースは オリジナル楽曲『 Don't Let the Old
    Man In 』を提供した 。
     本作の撮影は ニュー・メキシコ州ラス・クルーセス 、ジョージア州
    アトランタ 、ローム 、オーガスタ などで 行われた 。
     エンド・クレジットにおいて 、本作は ピエール・リシアン と リチャ
    ード・シッケル に捧げられている 。2人は イーストウッドの親友で
    あった 。

    公開
     2018年12月10日 、カリフォルニア州ロサンゼルスの リージェンシー・
    ヴィレッジ・シアター で本作のプレミア上映が行われた 。クリント・
    イーストウッドのほか 、娘のアリソン 、息子のスコットとカイルらが出
    席した 。アメリカ合衆国では 2018年12月14日に全国公開された 。日本
    では 2019年3月8日に全国公開された 。

    評 価
     Rotten Tomatoesでは 、172件の批評家レヴューで支持率は70% 、平均点
    は 6.1/10 となっている 。Metacriticでは 、37件の批評家レヴューで平均点
    は 58/100 となっている 。」

    引用おわり 。

    出来のいい映画 ながら 、邦題 、地味すぎ 。
    原題 ” The Mule ” の mule の意味は 、
    「 ①〔動〕ラバ《雄ロバと雌馬の雑種;荷運び用》②《俗》麻薬の売人 、
    運び屋 ③《略式》頑固者 、愚かな人 、意地っ張り 」。主人公にみな当て
    はまるような ・・・ 。世の中 、全盛期を迎えた 横文字の 運び屋 だらけ 。
    何を運んでいるのやら 。



       
コメント
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