「今日の小さなお気に入り」 - My favourite little things

古今の書物から、心に適う言葉、文章を読み拾い、手帳代わりに、このページに書き写す。出る本は多いが、再読したいものは少い。

是はうまい  Long Good-bye 2022・10・09

2022-10-09 05:29:00 | Weblog



   今日の「 お気に入り 」は 、インターネットのフリー百科事典「 ウィキペディア 」
  掲載の記事「 ヱスビー食品 」、「 ハウス食品 」 、「 丸美屋食品 」。
  この3社 、いずれも日本人のソウルフードを製造する食品企業 。
   前2者は カレー 、後者は ふりかけ 。昭和30年代 、わが家の食卓にあったのが
  丸美屋のふりかけ「 是はうまい 」。おかずなくとも 、ふりかけあれば 、ごはんがすすむ 。
   適宜取捨して引用します 。

   引用はじめ 。

  ・「 ヱスビー食品
     エスビー食品株式会社( エスビーしょくひん 、登記上の商号:ヱスビー
    食品株式会社 英 : S&B FOODS INC. )は 、カレー・香辛料などを製造・
    販売する日本の大手加工食品メーカーである 。日本で国産カレー粉を初
    めて販売した会社とされているが 、異説もある
( 詳しくはカレー粉参照 )。

    概 要
     登記上の本店は 東京都中央区日本橋兜町 だが、『 スパイスセンター 』
    という 本社事務所 が
東京都板橋区宮本町 にある 。スパイスセンターは
    かつては 板橋工場があった所 で 、敷地内に 国会議事堂を模した建物 が
    あった 。エスビーカレーの缶には国会議事堂の絵がデザインされている 。

     レトルトカレー市場への参入は1970年( 昭和45年 )に『 サンバード
    チキンカレー 』で参入するものの 、販売が振るわなかったことに加え 、
    『 カレーというのは元来調理した肉・野菜を入れてじっくり煮込むもの 。
    3分間で出来るカレーなんてものは邪道だ 』という 創業者・山崎峯次郎
    ( 1903年( 明治36年 ) - 1974年( 昭和49年 ))の意向もあり 一旦撤退 。
    山崎没後の1982年( 昭和57年 )に『 フォン・ド・ボー ディナーカレー
    レトルト 』で再参入を果たし 、現在に至る 。

   ( 中 略 )

    商号・ロゴ
     登記上の商号は冒頭の通り 、『 ヱスビー食品 』であるが 、
    1992年( 平成4年 )7月から 、対外的には『 エスビー食品 』
    の表記を使用している 。『 ヱ 』としているのは 、商標の
    漢字表記が『 恵寿美 』であったため 。

     1930年( 昭和5年 )に 太陽 と 鳥 を図案にした『 ヒドリ印 』
    を商標にし 、翌1931年( 昭和6年 )に『 太陽 = Sun 』と
    『 鳥 = Bird 』の頭文字の『 S&B 』を ヒドリ印 に併記した 。
    この商標を由来として 、1949年に商号を ヱスビー食品株式会社
    に変更した


    2000年に ブランド戦略として 、S&B の文字を含む『 SPICE&HERB 』
    ( スパイスとハーブ )を掲げ 、それを 新たな企業ロゴにも反映
    した


    『 S&B 』の表記は 、イギリスのカレー粉の老舗メーカーであり
    世界ではじめてカレー粉を商品化したといわれる『 クロス・アンド・
    ブラックウェル社 』( C&B社 )の名を意識したものであるとも
    言われている 。 」

  ・「 ハウス食品
    ハウス食品株式会社( ハウスしょくひん 、英語 : House Foods
    Corporation )は 、東京都千代田区に東京本社を 、大阪府東大
    阪市に本店・大阪本社を置く 、カレールーを中心とする日本の
    大手食品メーカー
である 。通称は ハウス 、House 。株式の略
    号は『 ハウス食 』。みどり会の会員企業でもあり 、三和グル
    ープに属している 。」

    概 要
     1963年( 昭和38年 )に発売され 、爆発的なヒットを記録して
    発売され続ける「 バーモントカレー 」に代表されるように 、
    カレーやシチューの素( 主に板チョコ状の固形ルー )やスナッ
    ク菓子類を主力商品としている
。中でもカレールーでは 、同業
    他社のエスビー食品・江崎グリコに対して 大差をつけており 、
    2022年( 令和4年 )現在シェアは第1位である
。また 、菓子類
    では『 とんがりコーン 』を筆頭としたスナック菓子を中心に 、
    ガムや飴なども製造している 。北米では豆腐事業を関係会社
    『 ハウス フーズ アメリカ 』が展開しており 、2000年代にお
    いて業界2位となっている 。これは1980年代前半にロサンゼル
    スの老舗豆腐メーカーから 同社へ技術提携の要請があり 、それ
    を受けて提携関係が開始され 、同社がその豆腐メーカーに出資
    するなど両社の関係が進展し 、1993年( 平成5年 )に提携先か
    ら株式を買い取って現名称に変更し 、本格的に豆腐事業を展開
    したことによる( 北米でのハウス食品の企業としての知名度は
    低い )。なお 、同社の豆腐事業が 北米地域展開に留まる理由
    として 、日本国内では 中小企業が多い産業に 大手企業が参入
    するのを防ぐ法律( 中小企業の事業活動の機会の確保のための
    大企業者の事業活動の調整に関する法律 )が存在するため 、
    日本国内において大手企業は豆腐事業に事実上参入できないと
    いう事情もある 。

    歴 史
     徳島県出身の創業者 、浦上靖介が 、1913年( 大正2年 )に
    大阪・松屋町にて 、薬種原料問屋『 浦上商店 』を創業する 。
    浦上が出張した際に購入した外国製のカレー粉をヒントに日本人
    の味覚に合わせようと 、さまざまなスパイスを調合して日本人
    向けのカレー粉を試行錯誤の末 、開発・研究する 。そして 、
    1926年( 大正15年 )にはカレー粉の「 ホームカレー 」を販売
    していた「 稲田食品製造所 」を吸収合併し 、現在の大阪本社
    所在地でもある 布施市( 現在の東大阪市 )に工場( 近鉄奈良
    線河内小阪駅近く )を設立し 、生産を開始する 。しかし 、
    『 ホームカレー 』は商標権上の問題が発生したため 、使用
    できなくなる 。すると 浦上の妻の靖代が発した『 日本にホーム
    の概念はあらしまへん 。カレーを売るならハウスだす 』の一言で 、
    1928年( 昭和3年 )、『 ハウスカレー 』と名を変えて発売され
    ることになる 。『 ハウスカレー 』は発売当初 、日本各地の百
    貨店でチンドン屋を従えて 本社社員が店頭でカレーを作る実演
    販売を経て試食を提供する宣伝活動を行った 。この活動は大当
    たりし 、それまで高級な西洋料理の一つで 、日本人には馴染み
    がなかったカレーを日本の食卓に広めていった 。まもなく第二
    次世界大戦の勃発により 、一般向けカレー製造の製造販売は中止
    を余儀なくされるも 、日本海軍用としてカレーの製造を続けると
    共に 、戦後の1949年( 昭和24年 )には社名を『 ハウスカレー
    浦上商店 』に 、そして1960年( 昭和35年 )には『 ハウス食品
    工業 』と変更し 、現社名である『 ハウス食品 』に至る 。

    ( 後 略 )                       」

  ・「 丸美屋食品工業
     丸美屋食品工業株式会社( まるみやしょくひんこうぎょう )は 、
    東京都杉並区に本社を置く食品加工メーカー 。通称 丸美屋 、丸美
    屋食品 。
     ふりかけの最大手企業で 、『 のりたま 』や『 味道楽 』、『 すき
    やき 』などのロングセラーの ふりかけ製品 を製造・販売している
    ことで知られる 。また 総合食品メーカー として 麻婆豆腐の素を
    他社に先がけ製品化し 、現在では 数多くのレトルトの中華料理用
    具材入り合わせ調味料 や レンジ調理食品 、釜めしの素 、プリキ
    ュア 、仮面ライダー 、ポケモン 等 の キャラクター商品 、お茶漬
    けの素 などを発売している

     企業キャッチコピー は『 今日もおいしく 丸美屋 』。
     ミュージカルのアニーは 、丸美屋食品工業が協賛をしている 。
    会社名の『 丸美屋食品工業 』『 丸美屋 』は 登録商標 となっている
    ( 前者は 登録番号第1838160号 、後者は 登録番号第1838160号
    および 同第1869032号 )。
    沿 革
    • 1927年(昭和2年) - 甲斐清一郎が丸美屋食料品研究所を創業
    • 1927年(昭和2年) ‐ ふりかけ是はうまい」を発売
    • 1945年(昭和20年)- 東京大空襲により丸美屋食料品研究所は解散
    • 1951年(昭和26年) - 阿部末吉が丸美屋食品工業株式会社を新設
    • 1954年(昭和29年) - 大阪連絡所を開設
    • 1956年(昭和31年) - 名古屋連絡所を開設
    • 1960年(昭和35年) - ふりかけ「のりたま」を発売
    • 1961年(昭和36年) - 仙台出張所を開設。杉並区大宮前に本社、東京工場を竣工
    • 1963年(昭和38年) - ふりかけ「すきやき」を発売。埼玉工場新設、製造部門を移転
    • 1966年(昭和41年) - 三井物産株式会社が総発売元になる。
                 東京支店を開設。札幌・福岡に出張所を開設。
                 清水・新潟・金沢・広島・高松に連絡所を開設。
    • 1968年(昭和43年)- 「3色パック」を発売
    • 1969年(昭和44年)- ふりかけ「味道楽」を発売
    • 1970年(昭和45年)- 「とり釜めしの素」を発売
    • 1971年(昭和46年) - 「麻婆豆腐の素」を発売
    • 1975年(昭和51年)- 神戸・京都に連絡所を開設

    ( 後 略 )                       」

   引用おわり 。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする