Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

2024県総体 団体戦⑥2位決定戦

2024-06-05 07:02:00 | 大会
さぁ泣いても笑っても最後の戦い。
2位決定戦。勝てば東海総体出場です。

抽選会からここだけを目指して、大会が始まれば、この2位決定戦に向けて合わせてきました。
その対戦相手は第2シードの津田学園高校さん。昨年度の新人大会での2位決定戦と同じ顔合わせとなりました。
準決勝では海星高校さんにポイント3-0と危なげなく勝利し、強さが光りました。

本校のオーダーはD村田(3).長谷川(2)組、S1森下(3)、S2野村(3)で挑みました。

2位決定戦は3セットではなく、8ゲームプロセットマッチの3面進行で行われました。


まず最初に試合が決したのがS2野村。相手選手は攻撃的なプレーをしてくる1年生でしたが、変わらずストローク主体で粘り強くプレーします。高いスピンボール、スライスと相手に攻めにくくさせ、ミスを引き出します。


終始、野村ペースで試合が進みゲームカウント8-1で完勝し、ポイント1-0にしました。


そして次に試合が決したのがS2森下。相手校のエースである3年生対決となりました。今回がまさかの初対戦。どんな試合になるのか楽しみでした。最初のゲームをいきなりブレイクするスタートを切れましたが、そこからが苦しかったです。

決して森下が調子悪いわけではありませんが、1ポイントとるのに我慢や仕掛け、精度が必要でした。相手選手は粘り強く、打ち込むときはしっかり打ち込んできて、さらに緩急もつけてきます。ネットプレーや、フォアの切り返しがポイントを奪える展開でしたが、その展開にもっていくことができず、ゲームカウント1-8で完敗し、ポイント1-1になりました。


そしてまたもや勝負のかかったD村田.長谷川組。対戦相手も2.3年生コンビですが、直前の東海中日Jr県予選にて準優勝というダブルス巧者。積極的に前の並行陣でプレーしてきます。
序盤はいきなりどちらのサービスもブレイクされ、ゲームカウント0-4にされてしまいます。そこから少しずつ追い上げ始めます。


相手のボレーやサービスに対してこ ロブとストレートリターンで交わし、ブレイクバック。そして自身のサービスもキープし、ゲームカウント2-4とします。続く相手サービスでポイント0-40と3つのブレイクチャンスの場面にまさかのミスをしてしまい取りきれず、ゲームカウント2-5に。中盤からはほぼ互角の戦いをし、最後はゲームカウント4-8で敗戦。相手の方がボレーで勝負でき、ポイントを取りたい時に取れる引き出しがある分、ひっくり返すことができませんでした。


結果ポイント1-2で惜敗し、本校の3位が決定しました。


そして優秀選手賞に本校の森下.村田組が選ばれました。




目標には届かず、悔しい思いもありますが、本校の生徒たちはよく頑張りました。


保護者の方を始め、ご家族の方、OBの方、津東を目指す中学生などたくさんの関係者に応援され、チーム1つになって目標を目指して戦った試合がここで閉幕です。

本当にありがとうございました。お疲れ様でした。

そして大会を運営して頂いている関係者に感謝申し上げます。


今後ともどうぞ応援のほど、よろしくお願いします。



2024県総体 団体戦⑤3位決定戦

2024-06-05 06:07:00 | 大会
大会3日目は、決勝、3位決定戦、5.6位決定戦、7.8位決定戦が行われました。


本校は準決勝で敗退したため、3位決定戦で第3シードの海星高校さんと対戦しました。

ここ数年は、毎度の対戦相手です。

本校のオーダーはD森下(3).村田(3)組、S1野村(3)、S2長谷川(2)で挑みました。


試合は3セットマッチ、ファイナルセットは10ポイントタイブレーク形式、3面展開で行われました。



まず試合が決したのが、S2長谷川。対戦相手はS2ではありますが、実質相手校のエースでした。1stセットの相手サービスから始まったゲームをブレイクし、いいスタートを切りましたが、相手サービス、ストロークともに強力で、苦しい展開が続きます。ゲームカウント3-6で1stセットを落としました。


2ndセットは勢いにのった相手選手のストローク力に押され、なかなかポイントも思うように取れず、ゲームカウント0-6で、セットカウント0-2で敗戦し、ポイント0-1になりました。



次に試合が決したのがS1野村。
相手選手は昨年の新人大会、今年の県総体個人と2大会連続でベスト8に入賞した勢いのある選手でした。
しかし、野村の粘り強くテンポの遅いテニスがはまりました。相手選手のフォアハンドは強力でネットプレーに出てこられると苦しかったですが、1本でもミスを少なくプレーしようとした野村に軍配。1stセットをゲームカウント6-2で先取。


相手選手の回り込みフォアにも、2ndセットはバックの高いスピンボールで対応し、ゲームカウント6-0で取り、セットカウント2-0で勝利し、ポイント1-1と追いつきました。



さて最後に残ったD森下.村田組。相手選手も同じ3年生で、顔馴染みの選手です。
1stセットはともにサービスキープしゲームカウント3-3で相手選手に先にブレイクされてしまい、ゲームカウント3-5に。その後はしっかりサービスキープし、最後のリターンゲームに賭けるも結局セット通じて1度もブレイクできず、セットカウント4-6で落とします。

2ndセットはリズムを変えようと、相手選手の1stサービスに対してツーバックで対応。すると少しずつ流れが変わり始めました。1stセットと打って変わって相手サービスを2度ブレイクし、ゲームカウント6-1で取り、10ポイントタイブレークへ。

同時にスタートした他の試合が全て終了し、ベスト8校の大勢の観衆が見守る中、タイブレークが始まりました。


初めは相手のリターンミス等を引き出し、ポイント6-0で完全に本校の流れでコートチェンジ。しかし、そこからでした。相手選手も諦めず、怒涛の追い上げ。こちらも決して甘いボールを打っていないのですが、ストローク、ボレーと厳しいコースに入れてきます。ポイント7-5でコートチェンジ。完全にどちらに転んでもおかしくない雰囲気でした。
しかし、最後は緊張感からか相手サービスが崩れ、10-7で取り、セットカウント2-1で勝利しました。


結果ポイント2-1で勝利。

まさかのダブルスに勝負がかかるという思い起こすと監督人生初ではないかという体験をさせて頂きました。
そうなるとダブルスは最後まで本当に何が起こるかわからなすぎる。ダブルスはたった1本、一つの勇気で大きくプレーが変わります。
森下、村田組も最後は完全に勝利を目の前にそして相手校の選手の勇気に追い込まれしたが、よく踏ん張りました。


そして決勝は大方の予想通り、四日市工業高校さんが優勝したので、敗れた津田学園高校さんと2位決定戦を行うことが決定しました。