Beyond yourself with gratitude

津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

2024県総体 団体戦④準決勝

2024-06-02 07:40:00 | 大会
準決勝の相手は第1シードの四日市工業高校さんです。

勝てばおそらくインターハイ出場ですが、実績ある1年生が多く加入し、個人戦でベスト8をほぼ占める強豪校。
大会3日目に焦点をあて、とにかく胸をお借りさせて頂き、楽しむ気持ちで勝負しました。


本校のオーダーはD森下(3).野村(3)組、S1村田(3)、S2長谷川(2)で挑みました。


まず試合が決したのがS1村田。相手選手は個人戦にてSDと両方優勝を飾ったエース選手。
なんとか少しでも長くコートにいてもらいたかったですが、最初にサービスゲームを2回キープしたものの、その後はほとんどポイントをとらせてもらえず、ゲームカウント2-8で完敗し、ポイント0-1に。



サービス、ストローク、動きの部分等、相手選手のがさすがに一回りも二回りも上でした。



そして次になんとか一泡ふかせようと挑んだD森下.野村組。
相手選手はともに強力なサービスを持っており、なかなかブレイクが厳しいことが予想されました。1個はブレイクしようと意気込み勝負しました。


相手サービスから始まったゲームですが、やはり1stだけでなく、2ndサービスのコースが厳しかったです。
序盤はリターンが浮き、前衛に攻められる展開に。なんとかサービスキープしようものの、リターンも正確でまずしっかり1本が入ってきます。
森下のサービスをいきなりブレイクされてしまい、その後はお互いサービスキープで、ゲームカウント2-5となります。徐々にリターンが安定したので、キープしながらチャンスを伺いたかったのですが、野村のサービスゲームで崩れてしまい、またもやサービスブレイクを許してしまいます。




しかし、相手サービスも少し崩れ、こちらも初のブレイクでゲームカウント3-6に。最後まで諦めずに戦ったものの、ゲームカウント3-8で敗戦し、ポイント0-2となりました。
サービス力、そして前衛の詰めなど、ダブルスでの戦い方など、二人だけでなく、本校の部員にとって刺激ある試合でした。



チームの敗戦が決まった状態でのS2長谷川。相手選手は1年生ですが、小さいころから三重県で活躍している選手。1学年上となる長谷川自ら戦いたいと直訴してくるくらい憧れの選手なのだと思います。

試合は相手選手のプレーにプレッシャーを感じ、どうしてもミスをさせられてしまう苦しい展開になりました。


サービスから自分の流れをもってきたいものの、攻め切ることができず、ゲームカウント0-8で完敗。
対戦して感じたことを、ぜひ今後に繋がてもらいたいと思います。






結果0-3で準決勝敗退です。

3位決定戦にまわります。



保護者をはじめ、関係者の皆様、応援ありがとうございました。たくさんの応援を頂き、選手にとっては力を充分に発揮できたと思います。

そして大会3日目が本当の勝負!
3位決定戦に勝ち、必ず2位決定戦に挑んで、最後の勝負をしたいと思います。


チーム津東の皆さん、応援のほど、よろしくお願いします。

本日9時半より四日市テニスセンターにて試合開始です。


2024県総体 団体戦③準々決勝

2024-06-02 05:02:00 | 大会
大会2日目は準々決勝、準決勝、5〜8位順位決定1回戦が行われました。


本校はベスト4をかけ、第5シードの四日市高校さんと対戦しました。

実は抽選会前のGW中に練習試合でお相手して頂きましたが、その時はポイント2-1で勝利したものの、あくまで練習試合。
しかも相手は四日市高校さん。相手が誰であろうが、常に向かってくる姿勢が脅威でした。

本校のオーダーはD森下(3).村田(3)、S1脇田(1)、S2野村(3)で挑みました。



本校も練習試合に参加できなかった森下を加え、オーダーを変更しましたが、相手校も3年生エースをダブルスへと回してきたために練習試合とは完全に別の対戦となりました。


まず試合が決したのが、S1脇田。対戦相手は2年生ですが、フォアバックともに安定感のあるストロークで高さを打ち分け、プレーに変化をつけてくる選手でした。

対する脇田は自身のサービスから始まりましたがら今日も強力なサービスは健在。大事な場面ではしっかりファーストサービスを入れ、サービスキープをします。お互いサービスキープを続け、先にブレイクしたのが脇田。


リターンをしっかり返した中でなんとかストロークで粘りきり、ゲームカウント4-2とします。続くサービスゲームをキープし、流れが徐々に脇田へ。ゲームカウント7-2とし、相手を追い込みますが、相手選手も決して諦めず、粘り強いプレーで脇田にプレッシャーをかけます。ゲームカウント的にも攻めたい場面ですが、攻めきれず、相手の息を吹き返してしまい、ゲームカウント7-4に。


なんとか最後はネットプレーに繋げ、ゲームカウント8-5で勝利し、ポイント1-0とします。
一つ一つのゲームも簡単にとれるわけでもなく、どちらに勝利が転んでもおかしくなかった内容だとは思いますが、我慢のプレーで、気持ちで負けることもありませんでした。課題は残りましたが、また今後に活かせればと思います。



そしてお互いの3年生対決となったD。
お互いの意地と誇りをかけた熱い戦いでした。雁行でのストローク対決になってもお互い引かず、真っ向勝負。どちらかがストレートを抜けば、相手も抜く。終盤にかけて1ポイントの重みが増してきます。


序盤からお互いサービスブレイクし、ブレイク数で上回る森下.村田組がゲームカウント5-3とリードし、迎えた森下のサービスゲーム。ここが勝負ポイントでした。


4度のブレイクポイントを相手に与えますが、なんとか乗り切り、7度のデュースを迎えたゲームをしっかりキープし、流れをもってくることができ、ゲームカウント8-3で勝利し、ポイント2-0とし、チームの勝利を決定づけました。
最後まで逃げずに、よく頑張りました。昨日よりもサービスの入りも良くなり、リズムも良かったと思います。



そして最後はS2野村。
粘り強いプレーだけでなく、ネットプレーもおり混ぜ、ゲームを進めていきます。


私自身、いつも彼のベンチに座ると、なぜ彼はこんなに楽しそうにプレーできるのだろうか。疑問に思うくらい、団体戦を楽しむ笑顔とプレーで応援も盛り上げてくれました。
途中で少し乱れるも集中し直し、自身のサービスゲームは全てサービスダッシュするという勢いあるプレーでゲームカウント8-2で勝利しました。

結果ポイント3-0で勝利することができ、準決勝へと駒を進めることができました。


試合時間も準々決勝4対戦中、一番長く、お互いの気持ちがぶつかりあった好ゲームでした。
本校の応援も1日目とは違い、大きな声で力となって選手を後押ししてくれました。


目標に向かってさらに一つになっていく本校の良さをベンチに座りながら背中で感じた準々決勝でした。

チームが一つになってくると自然と笑顔も増え、雰囲気がさらに良くなりますね。


チームは一人では作れません。皆に感謝です。





2024県総体 団体戦②3回戦

2024-06-02 03:51:00 | 大会
ベスト8をかけた3回戦は川越高校さんと対戦しました。


本校のオーダーは、D森下(3).村田(3)組、S1脇田(1)、S2長谷川(2)で挑みました。

試合は2面進行で行われ、試合が最初に決したのがS1。

S1脇田の対戦相手は、背丈が高く、サービス、ストロークと伸びのあるボールを打ってくる背丈の高い3年生の選手でした。


1年生脇田にとっては高校初の団体戦。序盤より緊張での硬さが見られましたが、武器であるサービスを頼りにお互いサービスキープで進みます。


脇田が先にサービスゲームをブレイクしゲームカウント3-2とします。少し気持ちが楽になったのか、ゲームカウント3-2とし、ゲームカウント6-2と差を広げます。その後は試合通じてサービスをブレイクさせず、キープし続けた脇田に軍配が上がり、ゲームカウント8-4で勝利し、ポイント1-0としました。

気持ちをしっかり出してくる3年生選手を相手にし、部員数の多い学校同士の対戦だったために団体戦の雰囲気も強く感じられ、ストロークに関してはとにかくコート内に入れるというスイングで本来の脇田のプレーではありませんでしたが、しっかり勝利を収め、スタートとしてはよく頑張りました。少しずつ慣れていって自分のプレーが多くできるようにしてもらえればと思います。




そして次に試合が決したのがD。相手サービスで始まったサービスゲームをブレイクするも、途中で4ゲームでブレイクされてしまい、なかなか苦しいゲーム展開が続くもなんとかゲームカウント4-4と中盤まで進みます。



8ゲームマッチということで、少しずつ力の差を見え始め、ゲームカウント8-4で勝利し、ポイント2-0としました。

森下.村田組は公式試合では初のコンビだったこともあり、少し噛み合わず連続ポイントがとれずに苦しんだところもありましたが、さすが3年生。少しずついつものプレーが戻ってきたと思います。





そして最後に出場したS2長谷川。ダブルスでは何度も団体戦に出場している長谷川ですが、シングルスは初でした。試合前からそわそわと落ち着きのない姿にみえましたが、試合はしっかり落ち着いていました。笑
サービス、ストローク、ボレーともにミスも少なく、相手のミスを引き出し、ゲームカウント8-0と完勝し、強さを見せてくれました。


2年生としてぜひプレーで引っ張っていってほしいです。



大会1日目はまだまだアンフォーストエラーも多く、良い内容ではありませんでしたが、しっかりベスト8に残り、2日目に残ることができたので、大会3日目に向けて、選手、応援ともに上げていってもらえればと思います。




保護者の方をはじめ、関係者の皆様、応援ありがとうございます。また2日目以降もどうぞ応援のほど、よろしくお願いいたします。