5月22日(日)、6月4日(土)、5日(日)にスポーツの杜鈴鹿にて、東海中日ジュニア県予選が行われました。
【結果】
5/22:16以下D
森下(1).野村(1)組 2回戦負け(ベスト8)
岡本(2).村田(1)組 1回戦負け
6/4:18D.16S
松本(3).中西(3)組 3回戦負け(ベスト8)
森下(1)、野村(1) 2回戦負け(ベスト16)
岡本(2)、村田(1) 1回戦負け
6/5:18S
松本(3)、中西(3) 3回戦負け(ベスト16)
豊田(3) 2回戦負け(ベスト32)
残念ながら東海大会への切符は手に入れることができませんでした。
3年生にとっては全国に繋がる可能性のある最後の大会ですが、結果としては悔しいものとなりました。
しかし、その中での一つの試合がとても印象に残りました。
6月5日(日)に行われた18歳以下シングルスの松本(3)の2回戦の試合です。
相手はある高校のキャプテン。おそらく中学生時にも対戦しているとは思いますが、高校生になってからは3回目の対戦。
1度目は2年時の県総体団体戦での準決勝。軍配は松本からの8-6。
2度目は新人戦団体戦での2位決定戦。軍配は相手からの6-0。
1勝1敗となり、今回がおそらく最後の対戦となる3回目。
お互いカウンターテニスを主にしており、リズム良くラリーを続けて、相手のミスを誘うタイプです。
本当に似たもの同士で、私自身、相手選手と話をしたこともありますが、松本も相手選手もテニスが好きで、そして優しい性格だと勝手に予想しています。
3回目となった最後の対戦は、松本のリードから始まり、ゲームカウント5-2までいきました。しかし、内容はほぼ互角。若干、松本の方がミスの量が少ないだけでした。その後、勝ちびびりをしてしまった松本の隙をつき、相手選手が攻め始め、ゲームカウント5-5と並びます。そしてお互いサービスキープをし、タイブレークへ。
タイブレーク3-4となりますが、4-4.5-4.6-4.6-5となり、最後は松本のバックハンドストレートに相手のフォアがネットにかかり、大熱戦に終止符が打たれました。
お互い出せるものを出し尽くしたのでしょう。そして、対戦した本人同士にしかわからない通じるものがあったのでしょう。
決着がつき、両者はゆっくりとネット近くに歩み、コロナ禍で現在は禁止となっている握手を熱くかわし、そして自然と抱き合って、お互いの頑張りを讃え、感謝を述べていました。
試合後に見られたそのような光景に感動しました。
もちろん本校の選手である松本を応援していますが、どちらが勝っても良いと思わせる試合内容ではありました。
この試合は、お互いの今後の人生において大きな思い出、財産になると思います。
練習した成果を思う存分出せたのも相手がいたからこそ、相手選手の存在があったからこそ、今大会のお互いの全力プレー、好プレーを引き出したと思います。
二人の今後の活躍を応援したいと思います。
これからも 頑張って欲しいです!
そんなA君の引退まで、あと2週間となりました。最後まで頑張らせたいと思います。
わかりました。お伝えさせて頂きます。
今後とも応援よろしくお願いします。