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津東高校男子テニス部の練習の様子や大会結果などを日々更新中…

2024県総体 団体戦③準々決勝

2024-06-02 05:02:00 | 大会
大会2日目は準々決勝、準決勝、5〜8位順位決定1回戦が行われました。


本校はベスト4をかけ、第5シードの四日市高校さんと対戦しました。

実は抽選会前のGW中に練習試合でお相手して頂きましたが、その時はポイント2-1で勝利したものの、あくまで練習試合。
しかも相手は四日市高校さん。相手が誰であろうが、常に向かってくる姿勢が脅威でした。

本校のオーダーはD森下(3).村田(3)、S1脇田(1)、S2野村(3)で挑みました。



本校も練習試合に参加できなかった森下を加え、オーダーを変更しましたが、相手校も3年生エースをダブルスへと回してきたために練習試合とは完全に別の対戦となりました。


まず試合が決したのが、S1脇田。対戦相手は2年生ですが、フォアバックともに安定感のあるストロークで高さを打ち分け、プレーに変化をつけてくる選手でした。

対する脇田は自身のサービスから始まりましたがら今日も強力なサービスは健在。大事な場面ではしっかりファーストサービスを入れ、サービスキープをします。お互いサービスキープを続け、先にブレイクしたのが脇田。


リターンをしっかり返した中でなんとかストロークで粘りきり、ゲームカウント4-2とします。続くサービスゲームをキープし、流れが徐々に脇田へ。ゲームカウント7-2とし、相手を追い込みますが、相手選手も決して諦めず、粘り強いプレーで脇田にプレッシャーをかけます。ゲームカウント的にも攻めたい場面ですが、攻めきれず、相手の息を吹き返してしまい、ゲームカウント7-4に。


なんとか最後はネットプレーに繋げ、ゲームカウント8-5で勝利し、ポイント1-0とします。
一つ一つのゲームも簡単にとれるわけでもなく、どちらに勝利が転んでもおかしくなかった内容だとは思いますが、我慢のプレーで、気持ちで負けることもありませんでした。課題は残りましたが、また今後に活かせればと思います。



そしてお互いの3年生対決となったD。
お互いの意地と誇りをかけた熱い戦いでした。雁行でのストローク対決になってもお互い引かず、真っ向勝負。どちらかがストレートを抜けば、相手も抜く。終盤にかけて1ポイントの重みが増してきます。


序盤からお互いサービスブレイクし、ブレイク数で上回る森下.村田組がゲームカウント5-3とリードし、迎えた森下のサービスゲーム。ここが勝負ポイントでした。


4度のブレイクポイントを相手に与えますが、なんとか乗り切り、7度のデュースを迎えたゲームをしっかりキープし、流れをもってくることができ、ゲームカウント8-3で勝利し、ポイント2-0とし、チームの勝利を決定づけました。
最後まで逃げずに、よく頑張りました。昨日よりもサービスの入りも良くなり、リズムも良かったと思います。



そして最後はS2野村。
粘り強いプレーだけでなく、ネットプレーもおり混ぜ、ゲームを進めていきます。


私自身、いつも彼のベンチに座ると、なぜ彼はこんなに楽しそうにプレーできるのだろうか。疑問に思うくらい、団体戦を楽しむ笑顔とプレーで応援も盛り上げてくれました。
途中で少し乱れるも集中し直し、自身のサービスゲームは全てサービスダッシュするという勢いあるプレーでゲームカウント8-2で勝利しました。

結果ポイント3-0で勝利することができ、準決勝へと駒を進めることができました。


試合時間も準々決勝4対戦中、一番長く、お互いの気持ちがぶつかりあった好ゲームでした。
本校の応援も1日目とは違い、大きな声で力となって選手を後押ししてくれました。


目標に向かってさらに一つになっていく本校の良さをベンチに座りながら背中で感じた準々決勝でした。

チームが一つになってくると自然と笑顔も増え、雰囲気がさらに良くなりますね。


チームは一人では作れません。皆に感謝です。





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