理不尽

　一般質問の原稿を最終チェック・・・そして、市民の方から相談を受けていました問題を解決すべく、あちこちへと出向いて、帰ってくると。。。

　　　　　　　　　ニュースは・・・秋葉原の通り魔事件！

　みなさん、いっぱいいっぱい言いたいこと、感じることがあると思います。ただこうして今日の日記に、あえて書きたいのは・・・「理不尽」ってこと。。。
　
　要は、道理に合わないこと・・・かなり言葉としては古くさい「言葉」ですが、「惻隠の情」って言葉があります。。。これは、どういうことかって言うと、たとえば・・・うーん、そうですね。小さい子どもが「池」に落ちそうになってるとします。

　そしたら・・・人間なら、大人なら、「自分を良く思ってもらおうとして」とか「助けんと、あとで何を言われるかわからんから」とかじゃなくって・・・無条件に、遮二無二この子を、何としてでも助けようと思うでしょ。。。

　こんな心が・・・「惻隠の情」ではないでしょうか。それが、世の中が面白くないからや、鬱憤晴らしのために、「誰でもいいから刺した」これ、どう考えても道理に合ってないやろ。

　昔・・・四十七士の討ち入りそう忠臣蔵を何度も何度も観た。。。毎年年末になると必ずやってた。これなんで人々の心を捉えるかって言うたら、「無差別」じゃなく理不尽な裁きを受けた「主君」の敵をとるために・・・何年も何年も４７人が気持ちを一つにして思いを成し遂げたからでしょ。。。

　今で言う「仕返し」は、決して良くないことだと思うけど・・・そこには必ず「惻隠の情」ってのがありました。。。

　今・・・私たちは、少なくとも「理不尽」という言葉よりも「惻隠の情」って言う意味をもっと広めるべきではないでしょうか。

　一人で座ってご飯を食べれるようになった「優衣」を見ながら・・・こんなことを思う「理不尽」日記でした。。。