坪内正人Blog

「見る・聞く・言うそして熱き心で動く」
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下された決定

2008-01-15 20:32:45 | 日々感じること・つれづれなるままに
 今日の日記は、北京五輪出場を巡っての話題について・・・みなさんと一緒になって考えてみたいと思います。。。

 昨日なんですが、1通のメール便が届きました。それは、「日本障害者スポーツ指導者協議会」からのお知らせメールでした。私自身・・・障害者スポーツ指導員資格を取得してから丸8年経つんですが、いろんな催しやニュースがあれば、当協会から通知が届きます。。。

    で、今回のメールは・・・ある講演会のお知らせ通知でした。

 それは、「佐藤真海」講演会・北京をめざす義足のロングジャンパーというものです。演題として「パラリンピックがくれた贈り物」と題しての講演会のお知らせです。

 佐藤真海(さとうまみ)さんのプロフィールなんですが、早稲田大学入学とともに入部した応援部チアリーダーズで活躍していた冬、骨肉腫を発病、右足膝下を切断し義足の生活に。治療とリハビリを経て、スポーツを再開し、走り幅跳びでアテネパラリンピックに出場。2006年ワールドカップでは、銅メダルを獲得するなど、実績を積みながら北京パラリンピックをめざしてトレーニングに励んでいる

 というのが・・・彼女のプロフィールであります。。。かなり興味があり、そして応援したくて是非ともこの講演会に行こうと思っています。

   さて・・・一方で、ニュースに流れた、ある意味ショッキングな・・・

                「下された決定」

 北京オリンピック出場を切望する南アフリカ人の義足の男子スプリンター、オスカー・ピストリウス選手が、使用するカーボン繊維製の義足は人工的な推進力を与え、競技規則に抵触するとして健常者のレースでは使用できないとの決定を・・・
国際陸連が下した。。。とのニュース。

 さて、みなさんいかがお考えでしょうか。。。たとえば、ついこの前の「ハンドボール」ジャッジを巡って国際問題へと発展しています。そして今回、義足ランナーは決定を不服としてスポーツ仲裁裁判所へ提訴する構えを見せているとのことです。

 「決定を下す」・・・これは、確かに大変なことであります。苦渋の決断もそこには当然入るでしょう。公平にフラットに、そして誰にも納得できるように・・・計り知れない、ご苦労があることでしょう。。。

 でも・・・元来、スポーツとは一体何ですか。どういうものですか。何を求め何を与えるのですか。そして五輪の主旨、役割とは何ですか。。。

 私は・・・こんな視点にたって、この「下された決定」を考えてみたいと思っています。。。

          皆様のご意見をお聞かせください。