思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

吉永小百合さん

2007年08月09日 | Weblog
彼女の朗読ボランティアのことがテレビで放映されていた。
広島・長崎の惨禍を後世に語り継ごうとする態度に心打たれる。
女優として名声を得て財力もある彼女、面白おかしく余生を送ることも出来ようが核爆弾の惨禍を伝え残そうとする努力には彼女の人柄がしのばれる。

広島長崎の原爆の経験は人類史上かつてない大量殺戮兵器が使われた画期的な経験であり、現在では人類を何回も滅ぼすことが出来るほどの核兵器が保有されている。
唯一日本に投下された経験を伝えることは、2度と使用されないためにも絶対必要な事業ともいえる。

彼女は人類の負の経験を風化させまいとして活動を続けている。
彼女のボランティア活動は、単なる1女優の活動と言うより、人類の意思を代弁していこうとするような大きさを感じる。
核兵器をこの後使用することがあれば人類の破滅に結びつくことだと警鐘を鳴らしているような。

反省会

2007年08月09日 | Weblog
大きなイベントが終わると「反省会」なるものがある。
その名の下に飲んで騒ぐ反省会もあるが、劇団の反省会は真面目そのもの。
その中で大道具名とを担当している裏方さんが、夜の部の反省会で苦言を呈している議事録があった。
夜の部は昼に活動できない学生・サラリーマンが中心だ。

その中で
「キャストは我々裏方を見下しているような態度があった」と言っていたと言う。
めまぐるしい2幕の流れの中でそういう態度を取った人も中にはいたかもしれない。
しかし、あたかもキャスト全員がそのようなものの考え方をしているかのように発言されると「ムカッ」とくる。
私も
「そんな言い方をされるとは、誠に心外です」
と思わず激してしまった。

そんなことはさて置いて団員の某ご亭主が我々の演劇をDVDに収めてくれている。
全員に配布してくれたのを昨夜改めてパソコンで見た。
思ったよりも「まあまあ」の出来か、と思ったりまだまだ幼稚だなと思ったり。

ずっと見にくれている観客が「年々皆さん成長していますね」と書いてくれたりしているが「ホンとかな」と思ったりもする。

乞食と役者は3日やったら止められん、と言うからねえ。