思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

おしくらまんじゅう

2005年10月16日 | Weblog
NHKの番組で「週間子供ニュース」という子供向けのニュース番組がある。
私は大抵見ている。分かっているつもりのことが実はよく分かっていなかったことがよく分かる。
登場人物が家族5人で構成されている。
お母さん役で登場している女性は、アナウンサーなのかよく分からないが、本当に「分かってない」おばさんに見えるのがまたいい。地でいってるのかもしれない。

昨日は、山の紅葉が山頂部から麓の方へと順に降りてくるのは何故か、という解説があった。
気温の低いところから紅葉が始まるのは分かる。
木々は気温を感じて冬支度を始めるから。
何故高い場所は気温が低いのか。
空気が薄いから気温が低い。
空気が薄いと何故気温が下がるのか。

海抜ゼロメートルが一番空気の密度が濃い。空気がギューギューと押し込められて「おしくらまんじゅう」をしている。
おしくらまんじゅうをしていると体が温かくなるでしょう。
つまり、空気の密度と熱が比例しているということか。
分子の密度が高いほど熱を発しやすい。押し込めると熱を発する。
なるほど。

気化熱はその逆、物質の濃度が薄まる時は熱を奪う減少を起こす。
打ち水がそれ。

理解はこれでいいのか。

名言

2005年10月16日 | Weblog
今日の「NHKのど自慢」の参加者のひとり、いい事を言うなあと感心した。

お菓子屋さんだったかケーキ屋さんだったかの3代目という若者が、アナウンサーの問いかけに答えていた。

「私は、日に10個20個あるいは1000個のお菓子を作ります。しかしお客さんが買うのはそのうちの1個です。ですから買う人の気持ちになって作ります」

家訓になっているのか、親に日々言われているのか、あるいは自分が感じている素直な心境を述べたのかは分からないが、いずれにしても物作りを業とする者の真髄を言い当てているように感じた。
この菓子屋さんは繁盛しているに違いない。
プロとしての心構えが出来ている。

農薬と除草剤

2005年10月16日 | Weblog
人口増加に比例して、食物の栽培効率を上げるために農薬とか除草剤とか大量に使用されるようになった。
日本の水田は世界で最も農薬が多く使用されているらしい。
したがって日本の米は世界で一番農薬に汚染されているという。
そして農薬は人間の体内にどんどん蓄積されていっているし、河川を汚し海を汚染して魚にも蓄積されていっている。

ゴルフ場のキャディさんが顔とか手を覆い隠しているのは、日焼け止めもあるが、最大の目的はゴルフ場の除草剤から身を守るためであるらしい。そうしないとたちまち皮膚に湿疹が出来たりして大変らしい。
健康のためにゴルフをしていると思い込んでいるゴルファーも除草剤に汚染されに行くようなものだ。
アメリカがベトナム戦争で大量に使用した枯葉剤を思い出してしまう。
枯葉剤にまみれた兵士や住民の子供には奇形とか障害が異常に発生している事実がある。遺伝子に影響を与えそれが何世代にもわたって影響する。

恐るべし農薬。
しかし、現在の人口は食糧増産をしのぐ勢いで増加している。
農薬を使用しないで現状の収穫量を確保するためには今の何倍もの耕地が必要だそうで、それは最早不可能だ。
従って汚染を知りながら農薬を増産し続け汚染の蓄積を拡大している。
人類の滅びは農薬から始まるかもしれない。
個々人には防ぐ術がない。
全員が無農薬野菜で自給自足できる訳が無い。

粗食って?

2005年10月16日 | Weblog
徳川家康は75歳まで生きたらしいが、当時としては驚異的な長寿だったということになる。
健康マニアで薬草なんかも栽培して自分で調合までするというマニアぶりだったとか。

家康の生活ぶりは、玄米食と粗食を旨とした、各種の武芸を日課とした、狩などで野山を動き回った、夜は妻と大奥の女性を相手にセックスに励んだ、早寝・早起きを守った、などと聞く。
つまり、適当な睡眠、粗食、運動、セックスの習慣が長寿をもたらしたという訳だ。

その中の「粗食」とは何ぞやということになる。
分かったようでよく分からない。
何を食っていたのか。
天下の将軍様だから喰いたいものは何でも手に入ったはずだ。
食事には厳しい自己規制が働いていたことになる。
古今の健康食を調べ上げて、体にいい食事は何かを自ら理解し実践していたことになる。

粗食とは貧しい食事じゃなさそうだし、あまり加工しない状態で食べることかな。
イメージとしては野菜穀物中心の食事、魚肉もたまに少々といった感じかな。
知りたいなあ。