思いつくまま感じるまま。

身辺雑記です。
何でもありの記録
HN天道(てんとう)

私鉄の社員の仕事に感動

2022年03月02日 | Weblog

昨日は雨の中、病院で検査。

採血、CT、胃の内視鏡検査、いずれも胃がんのその後の経過、転移の有無をチェックする検査だ。

口腔と喉の一部麻酔があるため、車の運転はできない。

それで電車を利用することになる。

検査は半日ほど時間がかかる。

全て終了し、最後の診察では「すべて問題ありませんでした」と告げられた。

4カ月後のCT検査を予約して帰る。

 

帰りの電車に乗り込んで特急の通過を待っている電車の空いてる椅子で座って発車を待っていた。

その時、駅員が一人の中年の男を連れて、入り口のドア横の握り棒をその男につかませて何事かを告げて降りて行った。

その男は盲目だった。

背中の大きなリュックを自分の前に移し抱えた。

電車の中でのリュックの作法を知っていた。

多分視力は全盲の様子。

彼はそのままの姿勢で二駅過ぎた。

電車が止まった時、その駅の駅員がスッと彼の横に乗り込んできた。

ピンポイントで彼の居場所を把握していた。

そして彼の腕を抱えて電車を降り階段の方向へ連れて行った。

乗車時も降車時も仕事とはいえ駅員の動作は、訓練されているのか見事に美しかった。

訓練された流れるような何事もないような動作にプロの見本を見た思いだった。

感動、感動、感動。

 

 

 

 

 

 

 

 


ステルスオミクロン

2022年01月26日 | Weblog

新型コロナの第7波が来るかもしれない。

オミクロンの進化型が登場、オミクロンの2倍の感染力を持っているらしい。

デンマークですでに52パーセントがステルスオミクロンに置き換わっているとのこと。

ステルス戦闘機はレーダーにとらえられない、その「ステルス」の事だろう。

気づかれずに忍び込んでくる怖さ。

ウイルスも生き延びるために進化を目指す。

昨日80歳の誕生日の私、コロナが蔓延する世界を生き延びることができるだろうか。

傘寿というらしい。

傘の略字が八と十で出来ているからという。

それが何なの。

 

 

 


黒い犬

2022年01月12日 | Weblog

先日、犬の散歩に出会った。

連れていたのは小太りの小さめのおばさんだった。

犬は大きな真っ黒い犬。

首をまっすぐに立てて、目は微動だにせず前を見ている。

首輪からの引き綱は短めにして握っている。

犬も主人も同じ歩調でやったり歩く。

犬の歩きは優雅で力強い。

 

ひとと犬の、美しい光景を久しぶりに見た。

 

 

 

 

 


2022年元旦

2022年01月01日 | Weblog

この1月で満80歳になる。

特に苦労もなしになすが儘に生きてきた。

苦労はあったが「自分で感じた苦労」で、客観的にはそんなものは苦労のうちには入るまい。

わがままで、人に助けられていたことを理解せず、迷惑をかけた人たちに感謝もせず、いい気なもんだ。

懺悔はなし。

これからも我儘に生きていく。

 

以上、新年の抱負です。

New year's resolutions.

新年の初回の英会話サークルで発表する新年の抱負にしよう。


より困難に挑戦する

2021年12月17日 | Weblog

難しい話ではありません。

ダンスレッスンをうけている最近感じたことです。

2か所でレッスンがあり、講師は1人は若い30代の男性、もひとりは老齢のじじいとパートナーらしきおばちゃんです。

どちらも私にとっては初めてのステップばかりで、「こんなステップを習って使うことがあるのかなあ?」「プロを目指すわけでもないし」などと思いながらも乗りかかった船です、勉強します。

特にインターネットで動画を調べまくります。

だんだん分かってきました。

中級・上級者の人たちにとっては普通に競技会などで使用しているステップなんですね。

必死で喰らいついてます。

そして感じています。

「今までなんと安易に甘んじていたことか」、謙虚に高みから眺めることを覚えました。

何事も困難を克服した後には、少し見えるものが違ってくるんですね。

 

 


女房語録

2021年12月03日 | Weblog

己を知ることは大切だ。

女房は何をやっても不器用だ。

昔、一緒に社交ダンスもやっていた。

ダンスパーテイで見知らぬ人に誘われて踊り始めるとどの人からも「えっ?」という態度が伝わってくるそうだ。

彼女は見た目は服装も派手、踊りもベテラン風に見える。

しかしひとたび組んでみると「ああ、まるで駄目」と分かってしまう。

彼女のえらいのは己を知っていることだ。

「私は人の2倍努力してやっと人並み、そうやって生きてきた」

うむ、よし。

目下この10年ほど素人落語にはまり込んでいるが、私は「人並み以上の水準だな」と思っている。

多分人の10倍以上時間と労力を割いている、と思う。

先日も小浜市に1泊2日で行ってた。

例年の全国女流落語コンテストがあり、参加するためだ。

さすがに今年は参加者はいつもの半分の50名程度は、コロナのせい。

今回も最終選考には残れなかった。

しかし北海道から沖縄まで落語友達がたくさん出来てるみたいだ。


桜の木からの枯葉

2021年12月01日 | Weblog

枯葉のなんという美しきグラデーション。

黄色から真紅まで。

歩道の桜の下を通る度に、表現しがたい色彩の美に触れてきた。

公園の10数本の桜も殆ど葉を落としてしまった。

一段高所の根本に散り敷いた葉は無数の色合いをまだ保っている。

全てを拾って持って帰りたい衝動に駆られる。

部屋いっぱいになってしまうな、全部色彩が異なっているから。


古事記

2021年11月24日 | Weblog

古事記については学校で勉強したが中身はまるで知らない。

それで購入した。

  一番よくわかる「古事記」

  イラスト図解で完全解説

  迫力満点のマンガで紹介

  國學院大學教授谷口雅博監修

読み出したら面白い。

断片的に知ってはいるいろんな話が、ようやく頭の中でつながり始めた。

中にはアっと驚き「ええっ!!、うひゃー」と驚くべき記述も出てくる。

原典はすべて漢字。

それは読めないが解説本なら読める。

我が国最古の古典だもんな。

一度は触れておこう、

 

 


文書通信交通滞在費100万円

2021年11月15日 | Weblog

国会議員さんに10月分として100万円「文書通信交通滞在費」として法律に則り支給された。

在籍期間は10月31日の1日のみ。

仕事は1日だけ。

仕事したの?

1か月分満額支給。

新人議員など約100名強。

何に使っても結構、使途自由、領収書不要。

大いなる税金の無駄遣い。

 

「お互いよそで言うたらあかんよ」と言い「ウシシッ」とダンマリ。

と言ってたのに日本維新の会がバラした。

俺もそんな100万円ほし~い。

 


98歳。戦いやまず日は暮れず

2021年11月13日 | Weblog

左藤愛子の近著を買ってきた。

彼女の本は私にとっては「はずれ」がない。

いつも読んでると気分爽快、愉快の極みに達する。

最初の章は「天中殺」の事を書いていた。

おもろいなあ。

 

表紙の見返りにはこう書いてある。

 みなさん、さようなら。

 ご機嫌よう。

 ご挨拶して罷り去ります。

 

もう書かないということか。

100歳過ぎても書き続けてほしい。

気が向いたらでいいから。