地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

「惑星」じゃなくなったって、冥王星は冥王星、ニューホライズンはニューホライズン

2006年09月05日 22時08分17秒 | 大気圏外ネタ
UTC(協定世界時)2006年9月5日12時現在のニューホライズンの位置です。

地球との距離3.91AU(天文単位=太陽⇔地球の平均距離)、
木星までの距離1.93AU、冥王星までの距離28.31AUです。

スピードは23.27㌔/秒とかなり遅くなりました。それでも第3宇宙速度である
16.7㌔/秒より早いですから、いずれ、ニューホライズンは太陽系を離脱してい
くことになります。


(木星まで2AUを切り、冥王星までの距離も29AUを切りました。図をチェック
している限りでは蝸牛のごとき歩みに見えますが、来年早々には、「史上最速の探査
機、木星にたった13箇月で到達!」とマスコミが囃すのは間違いありません)


(冥王星軌道まで入れた太陽系遠景図でも、「ニューホライズン」の軌道がそこそこ
見えてくる様になりました)


いくら、冥王星が「惑星」から「(仮称)矮惑星」に格下げとなったって、未踏の星
を探査する意味は小さくなりません。

ニューホライズンが冥王星に到達する2015年までには、さらにいくつもの巨大で
不可思議なEKBO(エッジワース=カイパーベルト天体)が発見されるでしょうし、
太陽系外縁部を調べる意義は、高まりこそすれ低くなることはありません。

ニューホライズンは冥王星にフライバイした後、さらに遠方に存在するはずのEKBO
に接近し探査することになりますが、今現在、まだ、どのEKBOを目標とするべき
であるか、定まっていません。

2015年までに、冥王星探査後にフライバイ可能な位置に、新たにEKBOが発見
されていればいいのですが。



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