地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

ダークマター候補ではあるのですが

2011年05月19日 07時29分32秒 | 大気圏外ネタ


ダークマター(暗黒物質)とは、宇宙にある星間物質のうち自力で光っていないか
光を反射しない為に光学的には観測できないとされる仮説上の物質です。宇宙全
体の物質エネルギーのうち、74%がダークエネルギー、22%がダークマターで、人
類が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウムは、
たった4%ぐらいでしかないことが現在わかっています。

宇宙背景放射を観測するWMAP衛星の観測からも、宇宙の大規模構造のシュミ
レーションから予測されているダークマターの値とほぼ一致していますが、その実
態は未だに一切確認されておらず、そもそも本当に存在するのか、もし存在する
としたらどのような正体なのか、何で出来ているか、不明のままです。

報道の第一報を見た段階では、深く考えもせず、ダークマターの解答が出たかっ!
と、色めきたちました。

ただ、よく考えてみると、解答の極く一部であるかもしれないが、全体を言い表す
処までは到底及んでいないと理解できました。

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浮遊する惑星を確認=「宇宙に数多く存在」―名古屋大

時事通信 5月19日(木)2時5分配信

恒星を持たず宇宙空間を漂っている「浮遊惑星」が数多く存在していることを、名古
屋大の伊藤好孝教授(46)らの研究チームが観測し、19日付の英科学誌ネイチャー
に発表した。

浮遊惑星は恒星の周りを回る惑星系から何らかの原因で弾き飛ばされたと考えら
れ、伊藤教授は惑星形成過程を解明する重要な手掛かりになるとしている。

伊藤教授によると、太陽系の惑星のように恒星を回る一般的な惑星は、恒星が放
つ光や惑星の重力の影響を受ける恒星の動きで見つけることができた。しかし、恒
星を周回していない浮遊惑星は観測が難しかった。

研究チームは、直線で進む光が重力の影響を受け途中で屈折する「重力マイクロ
レンズ現象」に注目。恒星が放つ光量の増減を観測した。

その結果、地球に届くまでの間に屈折していることを突き止め、重力で光に影響を
与える浮遊惑星の存在をつかんだ。

伊藤教授は「観測結果から、浮遊惑星は恒星と同じくらいの数が存在していること
が分かった」と話している。


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<浮遊惑星>太陽系外に多数存在

毎日新聞 5月19日(木)2時31分配信

太陽系の外に恒星の周囲を回らずに浮かぶ「浮遊惑星」が多く存在するとするデー
タ解析を、名古屋大などが参加する国際共同観測研究チームがまとめた。英国で
19日(現地時間)発売予定の科学誌ネイチャーに掲載される。

チームは日本、ニュージーランドなど4カ国39人の研究者らで構成。06~07年の
間、ニュージーランドの天文台の望遠鏡で、銀河系中心にある星約5000万個を
観測した。

恒星の前を別の星が横切ると、重力で恒星の光が望遠鏡に集められ明るくなる
「重力マイクロレンズ現象」を活用。恒星がない場合の増光期間が1~2日程度と
短い特徴から、10件の浮遊惑星を検出、特定した。いずれも地球の317倍の質
量がある木星に相当する規模の天体で、地球から2万6000光年以内に存在す
るという。

チームの住貴宏・阪大大学院理学研究科准教授(宇宙地球科学専攻)は「銀河系
に数千億個の浮遊惑星が存在すると予想される。太陽系に惑星がどのくらい存在
するのかの、全容解明が早まることも期待できる」と話している。


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銀河系に数千億個の浮遊惑星か…名・阪大チーム

読売新聞 5月19日(木)2時3分配信

恒星の周りを回る惑星とは別に、銀河系を広くさまよう「浮遊惑星」が数多く存在す
ることを、名古屋大、大阪大などの研究チームが突き止めた。

惑星の形成過程を解明する手がかりになると期待される。19日付の英科学誌ネ
イチャーに掲載される。

研究チームの伊藤好孝名大教授、住(すみ)貴宏阪大准教授らは、浮遊惑星が恒
星の前を横切る際、重力によって惑星周囲の光が曲げられ、1~2日間だけ恒星
の明るさが増幅される現象に着目した。1日あたり約5000万個の恒星を観測した
2006~07年のデータを調べたところ、木星と同じぐらいの質量を持つ浮遊惑星
が10例確認できた。

検出比率から見積もると、銀河系全体の恒星の数の2倍は存在するとみられ、数
千億個になると予想される。研究チームは、元々は恒星の軌道上にあった惑星が、
他の惑星の重力の影響で、はじき飛ばされて浮遊するようになったとみている。


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浮遊惑星、全恒星の2倍程度の数が見込まれていますが、平均的に恒星の数十分
の一の質量しかない巨大ガス惑星の数量が全恒星の2倍程度あったとして、全宇
宙で我々が見知ることが出来る物質の大半を占めていると思われる水素やヘリウ
ムはたった4%。その中の数十パーセントを占める恒星質量の、さらに数十分の一
の質量となる浮遊惑星の数量はおそらく全恒星数の2倍だよ、ということが今回判
明した様で、ダークマター実態の解答とはならず、でした。



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    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 高温耐酸化性に優れ、高硬度を保持する窒化クロムアルミ膜成膜可能
   です。

● 高硬度・平滑性・滑り性に優れたDLC( Diamond Like Carbon :
    ダイヤモンドライクカーボン)膜
の成膜可能。さらには、本邦初、DLC
   膜の再生加工も開始。

● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
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    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 超厚付電気ニッケルめっきやフレーム溶射による、短納期での寸法・
   形状・機能の復元加工。

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