地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

11月8日、雲量やや多いながらも木曾御嶽山頂からは

2010年03月21日 08時33分34秒 | うろつきアーカイヴス
 晴れてはいますが、寒くなる上に今年最強の黄砂が飛来してくるとの
こと。

さっそく気象庁HPから、今朝の地表付近黄砂分布図を拾ってみました。


(迷惑なもンがまたまた大陸から飛んできます)


さて、昨年11月7日に北アルプスの焼岳に登った件、1月2日の記事としており
ますが(11月7日、絶景の焼岳山頂で)、その翌日の木曾御嶽山登攀記事を
アップする件については頭の中からすっ飛ばしてしまっていました。

写真並べて、薄れつつある記憶を改めて呼び起こしつつ、とりあえずお印と
して載せておきます。

11月7日夕刻、焼岳を下りた後、車を御嶽山麓の王滝村にある名古屋市民御
岳休暇村へ向けました。この施設、名古屋市民向けに建造された大規模宿泊
施設なんですが、縁もゆかりも無い久留米市民にも開放されており、大変安
価に泊まることが出来ました。後で調べてみると、老朽化が進み、ここの処、
毎年赤字を計上しているとのこと。確かに、今どき部屋内に洗面台もトイレも
無く、如何にチープな公共の宿とはいっても人気が出ないのも致し方ないのか
と思われます。施設廃止の可能性も再々問われているんだとか。

僕的には、およそリーズナブルな上に飯が美味かったりしたもので、オキニな
宿リストに入れてしまってましたが。

近々、再度利用するつもりです。存続を祈ろう。

で、朝7時半に宿を出、「おんたけスキー場」脇を通り、「田の原」登山口へ。


(標高1800㍍付近からの御嶽山。山容どっしりとしていて、さすがに信仰の山
だけのことはあります)


(この鳥居くぐってスタート。標高2200㍍弱です。ここは既に6合目)

山頂までの標高差は890㍍ぐらいで、まああまり大したことはないのですが、
問題は2800㍍ぐらいから上の空気の薄さ。酸素が足りないと身体が実態
以上に重たく感じられますので。


(最初は登山道というより神社参道の趣き。登山道右側の建物は「田の原
大黒天」。正面の屋根は遥拝所)

この登山道、特に危険な箇所もなく、視界の利く独立峰斜面の岩道を黙々
と登って行きゃ山頂へ出る仕組み。毎々コースロストの危険性を味わうの
も疲れるし、地形図とコンパス睨みつつ方位と現在地定めなくともよい山
歩きも気楽かな、と。


(高曇り、気温およそ5℃、無風の8合目から南東方向の眺望。遠景、やや
右の独立峰は恵那山)


(同じ地点から少し左にパンして中央アルプス)


(中央アルプス木曾駒ヶ岳の稜線をアップすると、その向こう側には中央
アルプスより高い尾根筋を持つ南アルプスの峰々が見えました。10月に
登った北岳や間ノ岳。富士山も少しだけ頭が見えます)


(登り始めて2時間強で王滝山頂神社。とにかくこの山ときたら山岳信仰
色が濃いです。奥に見えるのが山頂)

王滝山頂神社からさらにゆっくり歩いて20分で標高3067㍍の山頂でした。
ここまで上がるとさすがに寒く、登山路は凍りつき軽アイゼンが欲しい状
況でしたが、しっかり忘れてきましたので恐る恐る石段踏み歩きで山頂の
剣ヶ峰へ。


(山頂から北。手前の山が乗鞍岳。その右奥が穂高連峰)


(乗鞍岳の左奥をアップすると笠ヶ岳の優美な姿)


(前日登った焼岳は乗鞍の影に隠れて見えません)


(ズームアップ極大にして右から前穂高岳・奥穂高岳・槍ヶ岳。北アルプス
南部の主峰群)


(東。中景が中央アルプス。もっとも高いピークが木曾駒ヶ岳。遠景は南アル
プス。写真ど真ん中の端正なピークが北岳。南アルプス稜線、左から、甲斐
駒ヶ岳・仙丈ヶ岳・北岳・間ノ岳・農鳥岳と並んでいます)


(木曾駒ヶ岳の向こうに北岳から間ノ岳への日本一高い吊尾根。10月に
往復しました



(東南東。言わずもがなの富士山。一つ手前の南アルプス・塩見岳(3047㍍)
や二つ手前の中央アルプス・空木岳(2864㍍)もかなりの高峰なのですが、
格が違います)


(眼下には田の原登山口からの登山路がずっと見えました。季節選んで
ゆっくり登ればビギナーでも楽に登れる山です)

同友会久留米支部山ビギナー連の「島鉄工所」さんや「鳥越建設」さんに、
楽勝な山なんで次回一緒に登りましょうよ、と山頂からメールしましたが、
3000㍍超の標高がモノを言ってしまったのか、色よい回答を得られず。
ホントに楽なんですが...


(山頂直下の南斜面から噴気。長らく死火山だと思われていたのが30年
ほど前に小規模な水蒸気爆発を起こし、実は活火山であったことが判明
したとのお茶目な経歴を持つ山でもあります)


(山頂火口を縁取る外輪尾根。尾根はるか向こうには9月に登った白山


(火口湖の「一ノ池」は既に結氷・積雪でほぼ見えず)

富士山ならぬ御嶽山のお鉢巡りしようかとも思いましたが、軽アイゼン
どころか12本爪が必要な凍結状況でしたので、無理はせず。


(剣ヶ峰山頂もこんなお社が。山頂の人工構造物は御嶽神社奥社・
社務所・避雷針など)


(噴気の横を通り下山しました。噴音がすさまじい。焼岳といい御嶽といい
北アルプスの活火山たち、かなり活動活発です)


(下り8合目付近から振返り撮り)

5時間ほどで、6合目の田の原登山口から剣ヶ峰山頂までの往復が出来
ました。季節変えてまた来よう。


(登り口の駐車場から)


(さらに下って標高1600㍍付近から)


(岐阜県側からの最後の一瞥)

午後遅くなってから噴気量が多くなった様でした。



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● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
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● マグネシウム合金上へのアークイオンプレーティング成膜が可能です。
    今まで難しかったマグネシウム合金製部品への耐磨耗性付与
    ご利用下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

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