地味ログ東洋硬化.うろつき雑記

寒い時も暑い時も、寒い場所も暑い場所も、処かまわず神出鬼没な東洋硬化の表面処理を、ポップに語ります。

九州国立博物館での「展示見学のハシゴ」を画策しています

2009年04月07日 23時55分53秒 | 毎日がつらつらと過ぎていきます


2月6日の弊ブログコメント欄に、僕のエスニック帽の師匠にあたる
大阪の邁買底里さんから貴重な情報をいただいていました。

太宰府市にある九州国立博物館にて

金子量重氏寄贈品による アジアの民族造形
Ethno-Forms of Asia:Selected pieces from Dr. KANEKO collection」

との展示が、2月24日(火)から5月6日(水)まで開催されるとのこと
でした。

九州国立博物館HPからこの展示の概要をそのままコピーし、以下
に貼り付けます。

「九州国立博物館は、我が国とアジアとの文化交流をそのテーマと
しています。その趣旨にご賛同いただいたアジア民族造形文化研
究所長である金子量重氏より、2回にわたって1100件を越えるア
ジア各地の民族造形品の寄贈を受けました。この金子コレクション
には、アジアに暮らす様々な民族によって作り使われてきた、生活
のあらゆる側面に関係する道具が含まれているといっても過言では
ありません。今回の展覧会では、このコレクションの中から厳選した
およそ200件を展示します。
 展示テーマは大きく二つに分かれます。一つは第3室の「アジア
の生活、アジアの民族造形」です。ここでは、様々な生活用具を衣・
食・住・芸能・祈り・学・遊びという7つに分類し、同様の機能や目的
を持つ道具が、地域・国・民族によって実に様々な形態やデザイン
で表現され、使われていることに注目しています
 続く第2室では、「アジアの顔、アジア人の眼差し」と題し、アジア
各地の仮面や影絵、人形などを通じて、アジアの人々が自分達・
自民族の顔、表情をどのように表現しているのかに焦点を当てます。
顔の表現に注目すると、民族ごとの形質的特徴、価値観、思想、
美的センスなどが凝縮して表現されていることがよく分かるでしょう。
 この展覧会が、簡単に「アジア」という一言にまとめられている
人々の暮らしや考え方が、実は大変多様で、独自性に富むもので
あることを実感していただく機会の一端となれば幸いです。」

そして、HPを覗いた際に気が付いた別途の特別展示があることに
気が付きました。

4月11日(土)から6月14日(日)の期間に「聖地チベット
- ポタラ宮と天空の至宝
」展が開催されることになっていました。

うーむ、この展示会についても全くノーガードでした。情報に疎す
ぎることを恥じました。

この展示についても概要をコピー貼り付け致します。

「 このたび、九州国立博物館では、世界的に大きな注目を浴びて
いるものの、まだわが国ではあまりなじみのないチベット文化を総
合的に紹介する特別展「聖地チベット ポタラ宮と天空の至宝」を
開催いたします。わが国初公開となるチベット自治区および河北省
承徳(しょうとく)にある世界文化遺産に登録された宮殿、寺院や博
物館などからの名品多数が皆様をお迎えします。
 平均標高4000mを越え、ヒマラヤ、クンルン、カラコルムなどの
山脈に囲まれたチベット高原は、世界で最も高いところにある広大
な地域(東西2000km、南北1200km、約250万キロ平方メート
ル、日本の約6倍)です。その厳しい自然条件にもかかわらず、古
くからチベット族は農業(ハダカ大麦など)と牧畜(ヤク、羊や馬など)
に従事しながら、ツァンパ(麦焦がし)、ヤクの肉とチベット茶(バター
入り茶)を常食する生活を送ってきました。こうした生活習慣や言語
を共有し、チベット仏教や土着のボン教を信仰するチベット族が暮ら
すチベット文化圏は、現在のチベット自治区だけではなく、青海省、
四川省、雲南省などにも広がっています。また8世紀後半には、唐・
ウイグル・アラブという強大な帝国に匹敵するほどの国力を示した
こともありました。
 9世紀初め、最澄や空海によって中国から漢訳経典や図像とと
もにわが国に伝えられた密教(インド中期密教にもとづく天台宗や
真言宗など)とは異なり、10〜11世紀頃再び仏教を受け入れた
チベットにはインド後期密教からの強い影響が顕著です。その結果、
多くの学僧たちが密教の体系化をはかり、個々人の理解の程度に
応じて悟りの境地へ向けた修行が行われるようになりました。そし
て必要不可欠な存在となった仏像や仏画において、チベットの仏
達は独特の姿形をした尊格として立ち現れます。わが国の仏教図
像との違いをぜひ自分の目でご覧下さい。」

とあります。展示内容は、

序章  吐蕃王国(とばんおうこく)
第一章 仏教美術の伝来と受容
第二章 チベット密教美術の確立
第三章 歴代王朝との交流
第四章 チベットの民俗

と章立てされ、各テーマごとの展示がなされるとのこと。

つまり、今週土曜日4月11日以降は、僕的には、一度の入場で二
度美味しい展示見学ができるわけで、これは早々に訪れねばなるま
い、と激しく見学意欲が燃え立ってきました。

さっそく、スケジュール帳を開いてみると、都合の良いことに10日
(金)は、福岡市内にて「日本硬質クロム工業会」西日本支部の支部
総会開催日ときています。夜遅めの時刻まで中洲で飲みかぶって
いても、帰ろうと思えば帰れてしまう福岡-久留米間ですが、その晩
はやや強引に福岡市内泊し、翌朝、太宰府の九州国立博物館にて
「展示見学のハシゴ」に勤しむ、との行動予定をついさっき立案致し
ました。

10日晩にご一緒することになる工業会西日本支部メンバーのうち、
防府の中国電化工業A社長に博物館に同行なさるか打診してみま
したが、当日午後に先方の社内会議なんだそうで、残念ながら無理。

ま、自分独りの我儘勝手なペースにて二つの展示を味わってこよう
と思います。

見学後、間違いなく弊ブログ上にて記事にしますので、ご興味お有
りの向きは、乞うご期待。



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● シリンダーロッド・シャフト・ピストン・フロントフォークインナーチューブ
    ・ロール等円筒形状機械部品のクロムめっき再生(クロムメッキと
   全部カタカナ書きするのではなく「クロムめっき」または「クロム鍍金」
   と書くのが日本語的には正解)が得意です。

● 窒化クロム・窒化チタンアルミ・酸化クロム・窒化チタンクロム・
    窒化チタン他、各種高硬質被膜をアークイオンプレーティング
    生成します。
● 無電解ニッケル-リンめっきの軽金属上への析出、他被膜との積層処理
    可能です。被膜の付加価値向上にお役立て下さい。

● ローター・ファン・クランクシャフト等のバランシング(回転体釣合せ)
● ラジアルクラウン研削を始めとした円筒研削加工や、内面研削・
    平面研削も行います。
 フレーム溶射による、短納期での寸法・形状・機能の復元加工開始
    しました。

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