bikepit saito

自転車屋の日々

アンカー展示会

2010-09-24 12:53:00 | 展示会
アンカー2011モデル、オーダー受付中!

今度のラインナップも“価格だけ”を比較されたら例年以上にキビシイ戦いを強いられそうですが、来年アンカーは新機種(Newフレーム)を投入したりとなかなか意欲的です。

BPSがいつも注目するのは何と言っても“ネオコット”ですね。
私も自家用車として長く愛用しております。


元々クロモリフォークだったモノが時代と共にカーボンフォークとなり、それを正常進化だと受け入れる層と、クロモリの味が良かったのにと否定的な層に別れ、それは賛否あったのですがしばらくはカーボンで落ち着いていました。
しかし一昨年、突然クロモリフォークの限定車が発売され、その売れ行きの良さに気を良くしたのか今年標準仕様としてクロモリフォークが装備されることになりました。

私はネオコットに関してはクロモリフォーク派です。
雰囲気いいですから。ブリヂストンに特注でクロモリフォークを製作してもらったこともあります。

では来年の(今年も)クロモリフォーク仕様ネオコットにもろ手を挙げて賛成かと言うとさにあらず…。

乗り味がどうかはわかりませんが、あのフォークの形が嫌なんです。
特にあの剣先の処理。限定車はきれいだったのに…。
(こんなこと書いてしまっては売れなくなってしまいそうですが、まぁこれは個人的な趣味の問題だと思って下さい…。)

で、案の定今年は売れなかった訳ですが、来年は大丈夫!
なんと、カーボンフォークが選択出来るようになったんです。(+5000円ですが)

雰囲気で乗るならクロモリフォーク、クロモリの乗り味を生かして“走る”ならカーボンフォーク、これぞ正常進化、クロモリが“目新しい”新世代ユーザー様からネオコット本来の性能の良さを買いたいユーザー様まで納得満足ではないでしょうか。


これでお店も売り逃しナシ!?


あとはサラッと…

RFA5シリーズ、ロングライドに快適な走行性を求めて開発された新しいアルミフレームです。
出てくるのが遅すぎてすでに目新しいコンセプトではないですが、これはアルミの生き残る道かとも思います。
カーボンよりも低価格で、金属と言う安心感もあってお勧めです。


RA6シリーズ、金属ならではのシャープな加速を実現する為にマイナーチェンジ。


その他、塗装のクオリティは相変わらず高いですねー。キレイキレイ。


オリジナルタイヤ “エクステンザ” もモデルチェンジ&Newモデルの追加。
タフなコンディション(雨天時?)でもグリップの良いHG、ヒルクライム用に(限定?)SL、がそれぞれ追加されています。


けして割安感のあるメーカーではありませんが、品質を考えればこれが適正価格かと思います。当たり前のようにシマノフルコンプリートですし、カラーも選べてパーツチョイスにも幅がある。

日本にはアンカーがある!と安心してお勧めできるメーカーです。

ランドナー

2010-09-21 16:27:00 | 自転車
ライトウェイプロダクツジャパン “ソノマ” のご紹介。




“これぞ平成のランドナー!”…は言い過ぎかもしれませんが、サイクルツーリスト受難のこの時代、ジロやツールで使われている自転車よりも本当に必要とする人がいるモデルかもしれません。

フェンダーやキャリアーが装着可能なクリアランスや取り付けダボのあるフレーム。
   

輪行に便利なクイック付きブレーキレバーやWシフトレバー。これでハンドルバーが単体で取り外し可能です。
   

ツーリング車としての丈夫さと乗り心地、そして見た目の良さを演出するクロモリフレームと本革風鋲付きサドル。
   

700X32cホイールは昔ながらのランドナー風ではありませんが、砂利道を探す方が難しい現代では入手のしやすさ等から考えても、現実的なチョイスではないでしょうか。